[再]連続テレビ小説「エール」 (第48回・2020/8/22) 感想

NHK総合・[再放送]連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第10週『響きあう夢』の
第48回:音の妹・関内 梅(森七菜)の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
【告知】個人的なことですが、9月以降も元のように仕事が動き出しそうにないので、毎朝起きると辛いです。従いまして、『エール』の再放送の感想は、出来るだけ前向きな内容に書くことにします。もちろん、「ここをこうした方が良かった」と言うのは書くつもりですが、済んだことに、あれこれ言っても、虚しさが募るだけですので… ※暫く“テンプレ”です。
高梨(ノゾエ征爾)の詞に作曲した「船頭可愛いや」はレコードになって売り出されるがまったく売れず、裕一(窪田正孝)は契約解除の危機を迎える。音(二階堂ふみ)にお願いされて曲を聞いた環(柴咲コウ)は、いい曲なので世間の人達に広く知ってもらうため、自分に歌わせてもらえないかと提案する。レコード化に向けて、コロンブスレコードでは廿日市(古田新太)は大賛成だったが、小山田(志村けん)は…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●原作:林宏司 ●作:清水友佳子 ●演出:吉田照幸(敬称略)
強引でも解説で音のイメージを印象操作するのは良いことだな~んだ、今回もアバンタイトルには解説が入らないのかと落胆したのも束の間、ナレーションの直後に、森七菜さんによる “音の妹” の梅「関内 梅」になり切った副音声による解説が入った。
梅「さっ、お姉ちゃん、今日も練習、頑張りんね」
ナレーションの最後の部分に食い気味に入った、この解説、かなり良いと思う。それは「練習」と言うキーワードが入ったから。何せ、大して練習をせずに、恋愛の機微の勉強だとかやってるだけなのに、環(柴咲コウ)の “依怙贔屓(えこひいき)” で主役の座を手にしたようにしか見えていないから。
こうやって、妹の梅(森七菜)の目にも音(二階堂ふみ)が「練習をもっとすべき」とはっぱをかけている感じの印象操作をするのは、とても良いことだ。
環の音への"依怙贔屓"の印象が、だいぶ払拭された
とにかく、二階堂ふみさんの演技の問題なのか、演技指導の問題なのか分からぬが、音がまともに、且つ真剣に歌の練習をしているように全く見えないのが致命的。だから、環の “依怙贔屓” にしか見えないのだが。それでも、音が歌の練習に悩んでいる時に、環がやって来て教えるくだりでも、いい感じの梅の解説が入った。
梅「優しいな、環先生」
これ、「双浦環先生=なぜか音だけ贔屓する先生」と言う本放送時のダークな印象を、「双浦先生=優しい先生」へ、巧みに “すり替え” ている。
そう、すり替えて良いのだ。いや、本放送時の雑さをすり替えることが出来、放送再開した際の各登場人物の印象操作も出来ちゃうのが、今回の再放送に於ける副音声による解説の存在意義だし、一度見た視聴者への工夫でありサービスなのだから、こう言う “印象操作” や “イメージのすり替え” は大いにやるべき。
世界的な歌手が、裕一の作曲の能力を評価した意味は大きい
また、環が高梨(ノゾエ征爾)の詞に裕一(窪田正孝)が作曲した「船頭可愛いや」のレコードを聴いた際の評価についても、いい感じの解説が入った。
梅「聞く人が聞けば、分かるのよ」
それこそ、先日に描かれたコロンブスレコードのディレクター・廿日市(古田新太)や秘書の杉山あかね(加弥乃)の高評価よりも、この前段の「優しいな、環先生」で既に環が「贔屓しない人」と言う印象操作がされているから、ここで、世界的なオペラ歌手である環が、裕一の作曲の能力を評価したことの意味は大きい。
環の装飾に「プロ」と言う単語を盛り込んだ意味も大きい
それに、終盤で環が録音ブースにいて、「船頭可愛いや」のイントロを聞いている時には、こんな解説が入った。
梅「これが、プロと言うことなのか!?」
この「プロ」と言う単語を盛り込んだ意味も大きい。まあ、本来は最初の本放送当時に、双浦環は “世界的なプロのオペラ歌手” であることを、もっと強調して描くべきだったのだが。それでも、今回の幾つかの環に対する梅の解説で、かなり補正されて良かった。
この再放送を見た(聞いた)人と、そうでない人では、放送再開後の環はもちろん、第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』の 第59、60回『環のパリの物語(前後編)』での環の見方が変わると思う。
あとがき
梅ちゃんの解説は、時に冷静で、時に姉を応援し、とても良い感じでした。
この第48回は、本放送当時は「水曜日」。次回から音の運命が掛かる話が始まるのですから、解説は関内家の母・光子(薬師丸ひろ子)、姉の吟(松井玲奈)、妹の梅の方が良かったとは思います。
でも、来週の解説は、“菊池昌子”ではなく、結婚後の “藤堂昌子” です。「菊池昌子」なら面白おかしくやれますが、「藤堂昌子」はあまり印象のない人。でも、結婚、 妊娠中で母になる予定で設定は止まっている。そのことを、妊娠した音に重ねて、強引にでも印象操作をやって、音に共感できるようにしってしまえば良いと思います。
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【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 土
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 土
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 土
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 土
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 土
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 土
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 土
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 土
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 土
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 土
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58 59 60 土
第13週『スター発掘オーディション』
61 62 63 64 65 土
[再]第1週『初めてのエール』佐藤久志(山崎育三郎)
1 2 3 4 5
[再]第2週『運命のかぐや姫』佐藤久志(山崎育三郎)
6
[再]第2週『運命のかぐや姫』関内吟(松井玲奈)
7 8 9 10
[再]第3週『いばらの道』関内吟(松井玲奈)
11 12
[再]第3週『いばらの道』藤堂清晴(森山直太朗)
13 14 15
[再]第4週『君はるか』藤堂清晴(森山直太朗)
16 17 18
[再]第4週『君はるか』御手洗清太郎(古川雄大)
19 20
[再]第5週愛の狂騒曲』御手洗清太郎(古川雄大)
21 22 23 24
[再]第5週『愛の狂騒曲』村野鉄男(中村蒼)
24
[再]第6週『ふたりの決意』村野鉄男(中村蒼)
25 26 27 28 29 30
第7週『夢の新婚生活』梶取保(野間口徹)
31 32 33 34 35
第8週『紺碧(ぺき)の空』梶取保(野間口徹)
36
第8週『紺碧(ぺき)の空』古山まさ(菊池桃子)
37 38 39 40
第9週『東京恋物語』古山まさ(菊池桃子)
41 42
第9週『東京恋物語』音の妹・関内 梅(森七菜)
43 44 45
第10週『響きあう夢』音の妹・関内 梅(森七菜)
46 47
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