私の家政夫ナギサさん (第6話・2020/8/11) 感想

TBS系・火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(公式)
第6話『おじさんの私生活調査開始! 敵の恋心も急加速!?』の感想。
なお、原作の漫画、四ツ原フリコ「家政夫のナギサさん」(ソルマーレ編集部)は未読。
ナギサ(大森南朋)の前職を知り、驚くメイ(多部未華子)。折から、会社では上司が部下の聞き役に徹する「1on1ミーティング」の実施が決まり、メイはその練習と称してナギサの秘密を暴こうとする。そんな中、美登里(草刈民代)と唯(趣里)がやって来て、ナギサも交え食卓を囲むことに。一方、帰宅するメイの家族と鉢合わせした田所(瀬戸康史)は、‘父’ナギサに不審を抱く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:四ツ原フリコ「家政夫のナギサさん」(漫画)
脚本:徳尾浩司(過去作/警視庁ゼロ係3、おっさんずラブ、ミス・ジコチュー) 第1,2,4,6話
山下すばる(チート~詐欺師の皆さんご注意ください~) 第3,5話
演出:坪井敏雄(過去作/凪のお暇、花のち晴れ~花男~、カルテット) 第1,2,5話
山本剛義(過去作/凪のお暇、グッドワイフ、コウノドリ2) 第3,4話
坂上卓哉(過去作/監獄のお姫さま(演出補)、死にたい夜にかぎって) 第6話
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
主題歌:あいみょん「裸の心」(unBORDE / Warner Music Japan)
相変わらずメイの衣装がドラマとは言え「MR」らしくない
相変わらず、主人公の衣装が奇抜で、いくらフィクションの世界で、アパレルメーカーが多数スポンサーについているとは言え、もう少しファンション雑誌から抜け出した衣裳でないような衣裳には出来ないものだろうか? もう、これを何度も書いているが、もはや改善されるのは無理だろうか…
忙しく家事が苦手だからナギサと契約した設定なのに…
さて、本編の感想。確か、私の記憶では、 メイ(多部未華子)は優秀な「MR」だが、恋愛や婚活より仕事最優先で、料理や片付けなど一切の家事が不器用で、部屋がゴミ屋敷状態だったのを、家事代行サービス会社で働く妹の唯(趣里)が、優秀な家政夫であるナギサ(大森南朋)と家政夫契約を結んだ…と、記憶している。
貴重な時間を割いて、ナギサの秘密を探る余裕はあるのか?
それなのに、今回のメイは、序盤から上司が部下の聞き役に徹する「1on1ミーティング」の実施のリーダーを任されたのに、その練習としてナギサの秘密を暴こうとし始めた。
まあ、ナギサの以前の仕事がメイのライバル製薬会社の同業だから、興味を持つのは自然と言えば自然だが、そもそも「恋愛や家事よりも仕事最優先」のメイが、「重要な仕事を利用して、家政夫の過去を探す余裕がある」…と言う設定で良いのだろうか? まだ、平日は仕事をバリバリこなし、休日に息抜きを兼ねて…と言うなら納得しやすいのに。
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いよいよナギサの人間性を掘り下げ始めたのは良かった!
だ、これまで最も不満だった、ドラマのタイトルが『私の家政夫ナギサさん』なのに、ナギサの出番が少なく、ナギサと言う人間の掘り下げが少なかったことが、かなり解消されたことが一番良かった。
メイに好感を抱いていた多くの視聴者を敵に回したのでは?
もちろん、メイが仮病の嘘の腹痛で倒れそうな芝居をして過剰な心配をさせた上で、日を改めても遅い時間までナギサの身体を心配してくれたれたナギサを、まるで邪魔者扱いにして追い払った上に、翌朝には “パシリ” に使うのは、どうかと思うし、これまでメイに好感を抱いていた多くの視聴者を敵に回すような性格に描いたのは、どうかと思うが…
妄想だが、この展開だとメイがナギサの恋愛対象になるのか?
しかし、TBSテレビ「火曜ドラマ」枠は「全10話」が基本。となると、今回が第6話だから完全に “折り返し地点” を迎えている。
となると、原作は読んではいないが、折り返しを過ぎたところで、突然に「ナギサの人間性」を掘り下げると言うことは、恐らく、ナギサがメイを…なのか、メイがナギサを…なのかは分からないが、想像の域としても、メイとナギサが恋愛関係になる…と言うのが結末と言うか、落としどころになるのだろう。
今後はナギサのメイに対する心情の変化を丁寧に描く方向か
この仮説を立てれば、田所(瀬戸康史)のメイへの気持ちの描写が中途半端なのも頷けるし、今回のナギサへのメイの言動は、メイを “恋愛対象” に見始めたように見えた。
それなら、もう恋バナは描かずに、ナギサの存在を疑い始める人たちと、ナギサの過去を知りたくてしょうがないメイと、徐々にメイを心配する気持ちが、「お母さん」から「守りたい人」となり「恋愛対象」に変化していく過程を、楽しくシリアスにバランス良く丁寧に描いた方が良いと思う。再度書きますが、これはあくまでも私の妄想です…
あとがき
ナギサが前面に出たことで、本作らしい面白味が出て来たように思います。でも、こうなるとメイの仕事と私生活を、もっと巧みにリンクさせないと、仕事パートが無駄になると思います。それにしても、オジサンの私が見ても、メイがとんどんご都合主義で変な人になっているのが一番気になるかも?
ただ、ドラマとしてはナギサに焦点を当てていく方向性は間違っていないと思います。
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