ドラマ24特別編「40万キロかなたの恋」 (第3話/全4回・2020/8/7) 感想

テレビ東京系・ドラマ24特別編『40万キロかなたの恋』(公式)
第3話(全4回)の感想。
宇宙からの動画配信プロジェクトの評判が良く、宗一(千葉雄大)は時の人となっていた。そんな中、咲子(門脇麦)が婚約したと知らされた宗一は、ささいなことで咲子と言い合いになってしまう。一方、ショックを隠せない宗一の姿を見た人工知能(AI)のユリ(声・吉岡里帆)は、彼が咲子との再会で徐々に変わっていることを感知。不安が積み重なったユリは驚きの行動を起こす。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
原作:なし
脚本:玉田真也(過去作/JOKER×FACE、伝説のお母さん)
演出:椿本慶次郎(過去作/ねぇ先生、知らないの?)
音楽:indigo la End
オープニング・テーマ:indigo la End「夜漁り」
エンディング・テーマ:SHE'S「Tragicomedy」
唐突に「起承転結」の「転」になって、少々戸惑った…
全4回だから、明らかに「起承転結」の「転」なのだが、残念なのは、「起承」である第1,2話で描かれて来た部分、特に宗一(千葉雄大)が、「わずらわしい人間関係を嫌い、今の生活に満足している」と言う部分が描かれずに、いきなり人工知能(AI)のユリ(声・吉岡里帆)が暴走を始めてしまったこと。
放送時間尺の問題はあると思うが、ここは、もう少し丁寧に、咲子(門脇麦)が婚約したと知らされた宗一の心理描写をやって欲しかった。
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暴走したユリが咲子の一言で冷静になったのは頭の良さか?
でも、AIのユリが暴走をし始めて、ユリが宗一を地球が見えない、地球に帰れない軌道に宇宙船を動かすと言う心理描写はなかなか良かった。
また、そのユリの暴走を “宗一への嫉妬” であると明言した咲子に、意外とあっさり従って軌道修正するあたりは、ある意味で、ユリの頭の良さが見えたし、暴走する前にユリが “アップデート” されていたから、そのために、第2話までのユリとは違った反応をするようになったのかも…
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「実際に人と人が直接会うこと」の価値を教えてくれるのか
最終的に、人間嫌いで地球に戻らなくらも良いと言っていた宗一が、ユリの暴走によって、自分の本当の気持ちに気付いた第3話。
どうやら、最終回は、やはり我々人間は、いくらAIと親密になっても、いくらリモートで会っていても、「実際に人と人が直接会うこと」とは違うこと、「実際に人と人が直接会うこと」には何にも代えがたい価値があることを教えてくれるような気がする。でも、AIが人類にもたらす価値もぞんざいには出来ない。
予告編では「ユリの抹消が決まった」とあったが、ユリを生み出したのは人間。何としてでもユリが生き残れる選択をして欲しい…
あとがき
リモートドラマとして見ないようにしようと思っていますが、今回はユリの感情をAIロボットの動きや宇宙線の異常を使って、上手く感情表現していたと思います。さて、一体最終回はどうなるのか? ユリの消滅が決まってもユリはきちんと宗一を地球に届ける任務を終えられるのか? どこまで描くのか楽しみです。
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