[再]連続テレビ小説「エール」 (第31回・2020/8/3) 感想

NHK総合・[再放送]連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第7週『夢の新婚生活』の
第31回:梶取保(野間口徹)の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
【告知】個人的なことですが、8月以降も元のように仕事が動き出しそうにないので、毎朝起きると辛いです。従いまして、『エール』の再放送の感想は、出来るだけ前向きな内容に書くことにします。もちろん、「ここをこうした方が良かった」と言うのは書くつもりですが、済んだことに、あれこれ言っても、虚しさが募るだけですので… ※暫く“テンプレ”です。
福島の家族に反対されながらも東京に出てきた裕一(窪田正孝)は、家探しの折にたまたま入った喫茶店「バンブー」で紹介してもらった家で、音(二階堂ふみ)との新婚生活をスタートさせる。また、裕一のコロンブスレコードの専属作曲家としての仕事もはじまる。ディレクターの廿日市誉(古田新太)に、同期の作曲家・木枯正人(野田洋次郎)と一緒に職場を案内された裕一は、さっそく作曲を依頼される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●原作:林宏司 ●脚本:清水友佳子 ●演出:橋爪紳一朗(敬称略)
妻の顔や声が浮かんでくるような保の解説が良かった今週は、野間口徹さんによる “喫茶バンブーのマスター” こと「梶取保」になり切った副音声による解説。先日の感想に、出来たら、保の妻・恵(仲里依紗)も一緒に解説したら楽しいだろうに…と書いたが、今朝の『あさイチ』のゲストが、仲里依紗さんだった。まあ、スケジュール調整の都合もあっただろうから、済んだことはしょうがない。
ただ、こんな解説が入ると、いいなと思ったのが、中盤で音(二階堂ふみ)の姉・吟(松井玲奈)が来た時、掃除の話になった際に保が言った、この解説…
保「うちは、三角の所を正五角形に掃くタイプ」
こう言うのが良いと思う。今週で「6人目」の解説者になるわけだが、藤堂先生(森山直太朗)も既婚者ではあるものの、裕一と音の親族以外でドラマの当初から「夫婦」が強調されているのは、喫茶バンブーの梶取夫妻だから…
解説だけで「既婚者」と分かるのは良いことだし、「うちは、三角の所を正五角形に掃くタイプ」と言ってくれれば、「ああ、あの恵さんなら正五角形に掃くかも?」なんて、ちゃんと奥さんの顔や声が浮かんで来る。こう言う工夫は解説ならでは良いと思う。
裕一と音の新婚生活を、羨ましそうに解説するのも保らしい
また、アバンタイトルで、新婚生活が始まり、台所で最初の朝食を作る音を裕一(窪田正孝)が見つめるシーンに入った、この解説もなかなか良かった。
保「裕一君、見つめすぎ…」
この解説なんて、「既婚者」の保だからこそ、新婚時代の裕一と音のイチャイチャを、ちょっと羨ましく思っている感じや、自分たちの新婚時代を思い出している感じさえ漂って来たし、裕一と音の会話のやり取りの中に、良い間合いでサッと入って来て、単純な解説に終わらずに、ドラマを盛り上げる道具として、きちんと機能している点も褒めたいところだ。
「俳優・野間口徹」を消し、「梶取保」になり切った解説
そして、これまでの解説者は、週を重ねる毎に、解説に登場人物のキャラクターの個性がしっかりと乗せた「解説用の脚本」に仕上がって来た。
でも、私が思うに、これまでの5人は、どちらかと言えば、声だけで聞いていると言う点も大きいが、登場人物のキャラクターらしさの背後に、少しだけ “演者の影” が見えた(聴こえた…と言うべきか)。まあ、そこが面白いところでもあったのだが。
でも、今週の野間口徹さんは、皆さんも知る名バイプレーヤーだ。どんな演技も自由自在。俳優としての経験値も違う。だから、恐らく「解説用の脚本」も、野間口さんが語ることを前提に、かなり「梶取保」らしさをふんだんに盛り込んだと思う。
そして、それに応えるように、野間口さんが「俳優・野間口徹」を消して、「梶取保」をグィッと前面に押し出した演技になっていたのではないだろうか。だから、出番は少ない登場人物でも、「らしさ」の演出に成功したのではないだろうか。
来週の解説は、裕一の母・まさ(菊池桃子)
最後に、月曜日から次週のことを言うのは早いと思うが、来週の解説は、裕一の母・まさ(菊池桃子)。
まさって、裕一の幼少期、結婚前、結婚後と、良い意味でも悪い意味でも、少しキャラクターと言うか立場や考え方が違う人。だから、新婚当時の息子夫婦をどう語るのか楽しみだし、来週は第8週『紺碧(こんぺき)の空』だから、ドタバタもたくさんあるから、そこをどう解説してくれるのか、私は楽しみだ。
あとがき
「レコード会社の中、僕も初めて見るなぁ」なんて解説も、保らしくて良かったですね。主人公の新婚生活時代を既婚者の保が、羨ましそうに解説するのは、思ったより楽しかったです。どうやら、今週は、かなり解説で再放送を楽しめそうで良かったです。
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【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 土
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 土
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 土
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 土
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 土
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 土
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 土
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 土
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 土
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 土
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58 59 60 土
第13週『スター発掘オーディション』
61 62 63 64 65 土
[再]第1週『初めてのエール』佐藤久志(山崎育三郎)
1 2 3 4 5
[再]第2週『運命のかぐや姫』佐藤久志(山崎育三郎)
6
[再]第2週『運命のかぐや姫』関内吟(松井玲奈)
7 8 9 10
[再]第3週『いばらの道』関内吟(松井玲奈)
11 12
[再]第3週『いばらの道』藤堂清晴(森山直太朗)
13 14 15
[再]第4週『君はるか』藤堂清晴(森山直太朗)
16 17 18
[再]第4週『君はるか』御手洗清太郎(古川雄大)
19 20
[再]第5週愛の狂騒曲』御手洗清太郎(古川雄大)
21 22 23 24
[再]第5週『愛の狂騒曲』村野鉄男(中村蒼)
24
[再]第6週『ふたりの決意』村野鉄男(中村蒼)
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第7週『夢の新婚生活』梶取保(野間口徹)
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