真夏の少年～19452020 （第1話・2020/7/31） 感想

テレビ朝日系・金曜ナイトドラマ『真夏の少年～19452020』（公式）
第1話『ヤンキーと昭和の軍人!? 奇跡の青春物語』の感想。

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‘見掛け倒しトリオ’こと高校2年生の竜二（岩崎大昇）、悟（佐藤龍我）、篤（浮所飛貴）のクラスの生徒が飛び降り自殺を図り、悟の‘カツアゲ’が原因とされて無期停学の処分が下った。3人が真犯人探しをしようと集まる中、雷鳴がとどろき、薄汚れた軍服姿の男（博多華丸）が出現。三平と名乗るその男が、終戦間際の大宮島（現・グアム島）からタイムスリップしてきたと分かる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

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原作：なし
脚本：樋口卓治（過去作/離婚なふたり）
演出：及川拓郎（過去作/刑事7人ｼﾘｰｽﾞ､刑事ｾﾞﾛ､ｹｲｼﾞとｹﾝｼﾞ） 第1話
　　　竹園元（過去作/明日の君がもっと好き､私のおじさん､ｾﾐｵﾄｺ）
　　　小野浩司（過去作/ﾘﾃｲｸ、ﾎﾘﾃﾞｲﾗﾌﾞ､健康で文化的な…､よつば銀行）
メインテーマプロデュース：S.E.N.S. Company
メインテーマ：有木竜郎
主題歌：Kis-My-Ft2「ENDLESS SUMMER」（avex trax）

ジャニーズ事務所の若手の深夜ドラマは、基本的に好きだ

『家政夫のミタゾノ』の後番組で、ジャニーズJr.の「美 少年」が出演すると言うことで、私は、ジャニーズ事務所の若手の深夜ドラマは、日テレ放送だが『BAD BOYS J』、『仮面ティーチャー』、『SHARK』、『お兄ちゃん、ガチャ』など、知る人ぞ知る名作があるから、今作も期待をして見始めた。

ドラマの内容は、こんな感じ…

内容は、こんな感じだ。外見はヤンキーでも中身がダサいから、クラスでは「見掛け倒しトリオ」と呼ばれている男子高校生3人と、同じクラスの生徒が自殺を図り、トリオの内の1人の “カツアゲ” が自殺の原因とされ無期停学となってしまう。

そこで3人は自殺の原因を探ろうと動き出すと、雷鳴が轟いて、薄汚れた軍服の男が現れる。その男は、終戦間際の大宮島（現・グアム島）からタイムスリップして来た軍人だった。

脇役に個性派俳優を揃え、映像的には中々頑張っている

まあ、ヤンキー風の高校2年生の男子生徒と、タイムスリップして来た軍人さんが織り成す、ひと夏の物語…と言った感じだ。

軍人役に博多華丸さん、その他の脇役には神保悟志さん、片桐仁さん、水野美紀さん、長谷川京子さんを揃え、話題づくりと経費削減だか局アナの弘中綾香さんまで揃えている。従って、メインの「美 少年」の演技はともかく、映像的には中々頑張っているのは間違いない。

"本作らしさ"が微塵も感じられない脚本が致命的…

しかし、何せ、脚本以前に物語がつまらない。『アシガール』と『今日から俺は!!』と『テセウスの船』を足して、3で割って、更に水で薄めた感じ。似たようなドラマが作られることは良くあることだが、致命的なのは「本作にしかない設定」がないこと。

そして、1時間を見終えても “本作らしさ” を感じなかったのが残念。オリジナル脚本なのだから、もっと斬新な展開を盛り込めたはずなのに。そこを工夫して、少しでも、“本作らしさ” があったら印象は違ったと思う。

あとがき

前述の通り、日テレの深夜ドラマのような若手ジャニーズが魅せる青春ドラマを期待したのですが。でも、出演者のファンは楽しめるドラマには仕上がっていると思いますので、ファンの方にはお勧めします。でも、出来れば、出演者のファンになってしまうようなドラマを期待したので、初回で離脱します。

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