BG~身辺警護人~(第2章) (第7話・最終回/20分拡大・2020/7/30) 感想
![BG~身辺警護人~[2]](https://blog-imgs-140.fc2.com/d/m/e/dmesen/bg2_dra.jpg)
テレビ朝日系・木曜ドラマ『BG~身辺警護人~(第2章)』(公式)
第7話・最終回/20分拡大・ラテ欄『命がけの最終任務! 絶対に守る!!東京?静岡?海外へ…120キロの逃亡劇!』の感想。
「KICKSガード」にもたらされた情報にまゆ(菜々緒)や沢口(間宮祥太朗)が動揺する中、章(木村拓哉)に予期せぬ人物から警護依頼が。それを受けるかどうかで高梨(斎藤工)と決裂した章は単身、依頼人から指定された廃倉庫へ向かう。不穏なものを感じ取った息子の瞬(田中奏生)は高梨を訪ね、「非常に危険な依頼」だと聞かされた。不安に駆られた瞬は多佳子(市川実日子)に現況を伝える。一方、高梨はKICKSガードに出向き、協力を申し出る。その頃、警護しながら目的地を目指す章の前に、加藤(中村織央)が姿を現す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:井上由美子(過去作/ハラスメントゲーム、緊急取調室、遺産争族、BG~身辺警護人~)
演出:常廣丈太(過去作/BG~身辺警護人~、緊急取調室1,2,3) 第1,2,5,最終話
七髙剛(過去作/BG~身辺警護人~、スペシャリストシリーズ) 第3,4,6話
音楽:高見優(過去作/BG~身辺警護人~、義母と娘のブルース)
警護・SP監修:古谷謙一(過去作/BG~身辺警護人~、モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-)
因縁の劉の逃亡を島崎たちが完了させる単純な物語だが…
恐らく、コロナ禍の撮影自粛等の影響があって、恐らく全9話くらいの予定だったのが全7話になってしまったと思われる『BG~身辺警護人~(第2章)』の最終回。
と言うわけで、一気に、ある意味で因縁の敵である劉(仲村トオル)の逃亡を島崎(木村拓哉)が最終的に高梨(斎藤工)とコンビを組み、更に元同僚の「KISCSガード」のまゆ(菜々緒)や沢口(間宮祥太朗)の協力を得て、任務を完了させる…と言う単純な物語だ。
"縦軸"を活かした今作らしさと、回想シーンの使い方も秀逸
しかし、これまで “縦軸” としてきた劉の思惑や、章を狙う謎の男・加藤(中村織央)の正体、そして、陰で暗躍する桑田議員(小木茂光)へのお仕置きなど、諸々の結末を20分拡大で、連ドラの最終回として、ドラマとしても身辺警護人としての矜持など “本作らしさ” を見事に描いた。
また、「第1章」との “繋がり” は、回想シーンの秀逸な使い方で、きちんと描いた上で「第2章」ならではの物語になっており、私としては満足度が高い。
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息子の瞬と多佳子医師の存在も、緊張感の中で光っていた
また、脇役に少し触れると。まず、島崎の息子・瞬(田中奏生)も、きちんとドラマのキーパーソンとして存在意義が最終回には見所にもなっており良かった。
それに、整形外科医の笠松多佳子(市川実日子)と島崎の恋バナ風エピソードの結末も、予想以上にあっさりと描かれたが、多佳子でしか出来ない役割で島崎を助けると言う役割は見事だし、恋バナの結末としてもスッキリしており、全体の雰囲気を壊すことなく、緊張感満載の本作の一服の清涼剤として、二人が効果的に機能したと思う。
惜しむらくは、島崎が事務所を構えている雑居ビルの1階にあるカフェ「ジャンクション」で働いている中島(道枝駿佑)が殆ど存在意義がなかったこと。そこが唯一悔やまれる。
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オジサンっぽさを隠さず、目立つばかりでない俳優・木村拓哉
更に、「キムタクドラマ」と言う括り方には異論はあるが、ただ、これまでの木村拓哉さんが演じる主人公は、カッコ良くて、目立って、あちこちに見せ場が散りばめられて…と言う印象が強かったが(それが、キムタクドラマの魅力でもあるのだが)…
「第1章」よりも更に「第2章」の木村拓哉さんは、オジサンっぽさを隠さずに、逆にそれを魅力に変えて、ただ単純に前面に出続けずに脇役に譲る場面もたくさんあり、このような木村拓哉さんのドラマも新鮮で良かった。
53分頃の四人揃っての「誤差なし」もキレイに決まった
最後に、前述した通りに話数が減ったために、連ドラとしての流れは崩壊しそうな不安も無きにしも非ず…だったが、そんな苦境の中でも、「第1章」との違い、「島崎警備」らしさを描くのを貫き最後まで魅せたのは、連ドラとして有終の美を飾ったと思う。特に、53分頃の四人揃っての「誤差なし」もキレイに決まったと思う。
あとがき
「第3章」も作れそうな終わり方も良かったです。ただ、劉と桑田議員がいないので、普通に一話完結の身辺警護のドラマとして再出発しても面白いと思います。やはり、島崎と高梨のバディが活躍するドラマは、まだ観たいので。コロナ禍で撮影も大変だったと思いますが、最終回は大満足です。是非とも「第3章」に期待します。
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