未満警察 ミッドナイトランナー (第3話・2020/7/11) 感想

日本テレビ系・土10ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(公式)
第3話『誘拐された家出少女・亜未の行方を追い、 監禁場所を突き止めた本間快と一ノ瀬次郎。』、ラテ欄『家出少女たちをいたぶる闇の組織を叩け! 救出作戦SOS痛快反撃編!』の感想。
なお、2017年に公開されたパク・ソジュンとカン・ハヌル主演の韓国映画『ミッドナイト・ランナー』のリメイク作品だが、そちらは未鑑賞。
誘拐された家出少女の亜未(上白石萌音)らを救おうとして袋だたきに遭い拘束された本間(中島健人)と一ノ瀬(平野紫耀)は必死の逃走劇を展開。事態を察知した片野坂(伊勢谷友介)は柳田(原田泰造)らと共に現場に急行するが、犯人はさらった女性達を連れて姿を消し、本間らは学校に戻るよう命じられる。一方、誘拐犯の柴本(加藤雅也)は亜未らの‘海外出荷’計画を進めていた。
---上記のあらすじは[[Yahoo!テレビ]より引用---
韓国映画『ミッドナイト・ランナー』のリメイク版
脚本:渡辺雄介(過去作/進撃の巨人、dele/ディーリー)
演出:南雲聖一(過去作/学校のカイダン、東京タラレバ娘、偽装不倫) 第1,2,3話
長沼誠(過去作/THE LAST COP2、ヤスコとケンジ、奥様は取り扱い注意)
大谷太郎(過去作/ヤスコとケンジ、お兄ちゃんガチャ、ボイス110緊急指令室)
音楽:木村秀彬(過去作/小さな巨人、ブラックペアン、TWO WEEKS、グランメゾン東京)
主題歌:Sexy Zone「RUN」(Top J Records / ユニバーサルJ)
:King & Prince「Mazy Night」(Johnnys'Universe / ユニバーサルJ)
「男の友情」をメインに描いた『ビーチボーイズ』
ドラマ大好きな私が、未だに愛してやまない、1997年7月期のフジテレビ系「月9」枠で放送された『ビーチボーイズ』。「男の友情」をメインに描いた作品だ。
だが、同作の演出家は女性で、『101回目のプロポーズ』で武田鉄矢さんの名シーン「僕は死にましゃ~ん!」の演出を担当したほか、今も監察医ドラマの最高峰と言っても過言でない『きらきらひかる』や、『最後から二番目の恋シリーズ』など、数々のヒット作品の演出を手がけた石坂理江子氏が担当した。
「ビーチボーイズ」の女性演出家は、8割が男の裸のドラマを目指した
2017年に放送された『フジテレビ開局50周年 名作ドラマ&映画全て見せます!』に出演した石坂Dがインタビューに答えて、こんなことを言っていた。「撮影前の会議でドラマの “8割が男の裸” をテーマに作品を作り、女性が楽しめる演出を散りばめたい」と語った。
実際に、反町隆史さん演じる主人公の広海は、劇中の至る場面で “上半身裸” の出演だった。しかし、現実はご存知の通り、女性視聴者だけでなく(私を含め)多くの男性も本作に魅了された。秀作ドラマとは、そう言う作品だと思う。
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序盤から"イケメン2人の上半身裸"が悪いとは言わないが…
さて、本作。まあ、今回も序盤から、イケメン2人が “上半身裸” で登場したが、「なんだかなぁ~」と言う感じだ。
いや、私は第1話の感想から書き続けているように、 中島健人さんは『黒服物語』(2014)、平野紫耀さんは『SHARK』(2014)の時から、俳優として注目してきたお二人なので、恋愛ドラマでない作品で、ダブル主演されると言うので期待をしているのだ。でも、やはり、これ見よがしに見えてしまったのが残念でならない…
2人が活かすのが、警察学校で鍛えた「体力」だけでは…
う~ん、せめて本間(中島健人)と一ノ瀬(平野紫耀)が警察学校で学んだ「捜査方法」や「逮捕術」を、事件解決に活かすような展開があれば良いのに、活かすのは警察学校で鍛えた「体力」だけ…とは、流石に警察学校を舞台にしたドラマとしてお粗末なのでは?
"警察"が"警察未満"で、"未満警察"が"警察もどき"で活躍?
本間と一ノ瀬の出番を増やすがために、本来ならとっくに動くべき「警察」を「警察未満」の存在にして、「未満警察」が「警察もどき」で大活躍すると言う、本末転倒なストーリーの骨格が、そもそも間違っているような。
せめて、正義感や熱意が言動の原動力であることを描くべき!
「未満警察」の2人が、警察学校の生徒としての “正義感” から、何としても自分たちも捜査に協力したい…とか、単純に女の子たちを助けたいと言う青年たちの “熱意” が、校則を破っても救出したいと思わせた…とか、そう言う部分をもっと強調してくれたら良かったと思う。
あとがき
本作って、主人公の「未満警察」の2人が、毎回、犯罪紛いのことをきっかけに騒動を起こして、事件に関わり、校則を破るが、正義感なのか、やる気なのか知らないですが、何だか先生たちに褒められて、退学を逃れる…の繰り返しなのでしょうか?
出演者のファンは楽しめるとは思いますが、私のような中島健人さんと平野紫耀さんの演技をイライラしないで見られて、楽しめるドラマを期待している立場としては、脚本が残念過ぎます…
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