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[再]連続テレビ小説「エール」 (第11回・2020/7/10) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・[再放送]連続テレビ小説『エール』公式サイト
第3週『いばらの道』の 第11回:関内 吟(松井玲奈)の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。

 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
【告知】個人的なことですが、7月以降も元のように仕事が動き出しそうにないので、毎朝起きると辛いです。従いまして、『エール』の再放送の感想は、出来るだけ前向きな内容に書くことにします。もちろん、「ここをこうした方が良かった」と言うのは書くつもりですが、済んだことに、あれこれ言っても、虚しさが募るだけですので… ※暫く“テンプレ”です。


裕一(窪田正孝)は、福島の商業学校の4年生。当時大流行したハーモニカの倶楽部入って、授業そっちのけで音楽に夢中の毎日を送っていたせいで留年し、2度目の4年生だった。長男でありながら家業のことを気にせず自分の好きなことばかりやる自由な裕一の姿勢に、弟の浩二(佐久本宝)は反発するが…。一方、商売を立て直そうとする三郎(唐沢寿明)に吉野(田口浩正)という京都の業者がもうけ話を持ち掛ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

●原作:林宏司 ●作:吉田照幸 ●演出:吉田照幸(敬称略)

本放送当時の感想の評価は高くなかった第10回

実は、この第10回は、本放送当時には、あまり高評価をしていない。

低評価と言う部類ではないが、 先週(前回まで)が相当シリアスな展開の1週間だったのに対して、いよいよ裕一が夢を掴むまでの長くて遠い道のりのスタート地点が描かれた月曜日だから、物語は大きく動かないし、ほぼ15分間が新しい状況説明ばかりだから、評価しようにも…と言う感じだったのだ。

評価は高くなかったが、良かった部分もあった

それでも、当時の感想を読み返してみても、「15分をきっちり使って状況説明をしたと評価したいです」と書いたし…

ハーモニカ倶楽部の会長・館林信雄(川口覚)の(この頃は、まだ…)『エール』には珍しい悪役タイプの存在と、見るからにいい人な裕一(窪田正孝)の対比が、大人版になって、新たな『エール』の始まりを感じさせてくれたのも面白かったと思う。

前回の感想は、語りと吟の副音声に傾聴して書いてみる

そして、前回の感想は、敢えて、こうやっていたならば…と「タラレバ」ばかりを書いたので、今回は、再放送の感想らしく、松井玲奈さんが「関内 吟」になり切って演じている副音声と、津田健次郎さんの語り、ナレーションについて、注目、いや、傾聴して書いてみる。

第3週から第6週の語りは演技が過剰。でもバンブー夫妻が…

さて、この第3週から少しの間、津田健次郎さんのナレーションの演技が過剰になって行く。この傾向は、第4週で初めて、「作」の表記が無かったのが、「作  吉田照幸」と表記される第4週から第6週まで続く。そして、第7週から現在(第13週)までは、意外と抑揚のない演技になる。

過剰な演技から平坦になるきっかけが、「喫茶バンブー」の梶取保(野間口徹)と梶取恵(仲里依紗)保と言う “喋って歌う夫婦キャラ” が登場したことだと思っている。バンブー夫妻が喋っている時に、ナレーションも演技をし過ぎると、とてもクドく感じるから、抑え気味になったと考えている。まっ、分析はこのくらいにして…

語りと副音声が"掛け合い漫才"のようになっているのが新鮮

そして、いつも通りに、副音声は、方言と標準語を上手く切り替えて、吟の主観と視覚障害者のための映像の補強をやって、このまま今回は終わるのかと思ったら、いつもと違う演出があった。そこに傾聴してみようと思う。

14分過ぎに、福島商業学校のシーンで、授業中に居眠りをしている裕一が、先生に叱られて廊下に立たされる時の、ナレーションと副音声のやり取りだ。書き起こしてみると、こんな感じ…

N「夜遅くまで頑張っても 全く 曲が書けませんでした」
  ここで、教室のドアがピシャッと閉まる音がして…
吟「はい、廊下」

まず、前段のナレーションが、さっき書いた通りに「全く 書けませんでした」と過剰な演技で喋る。そこへ、ドアがピシャッと閉まる音をきっかけにして、吟が「はい、廊下」と言っている。これ、微妙だけれどナレーションに副音声が反応して(タイミングを計って)、相槌を打っているように聞こえなかっただろうか?

これまでの副音声は、台詞とナレーションの隙間に入っていたのに対して、会話をしている…とまではいかないが、互いに呼応しているように感じた。これ、面白いアイデアだと思う。再始動後の語りも「裕一寄り」と「音寄り」の二人体制にして、掛け合いするなんて斬新なテコ入れをやったら面白いかも…

あとがき

今回は、新発見がありました。14分過ぎの語りと副音声の部分、何度聞いても、吟の「はい」が “間” を取ってますもんね。ちょっと落語のオチを言うような雰囲気で楽しかったです。



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【これまでの感想】

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[再]第1週『初めてのエール』
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[再]第2週『運命のかぐや姫』
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[再]第3週『いばらの道』関内吟(松井玲奈)

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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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