ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

BG~身辺警護人~(第2章) (第3話・2020/7/3) 感想

BG~身辺警護人~[2]

テレビ朝日系・木曜ドラマ『BG~身辺警護人~(第2章)』公式
第3話・ラテ欄『狙われた女医!手術までの24時間警護!!』の感想。



章(木村拓哉)と高梨(斎藤工)に旧知の整形外科医・多佳子(市川実日子)から、極秘入院中の実業家・道岡(豊原功補)の警備依頼が入る。投資詐欺で大勢の被害者を出した道岡だが、不起訴となり釈放された直後、詐欺被害者ともみ合い負傷。危険人物ゆえに大手は警備を敬遠したという。道岡は早速、章らを挑発し、担当の理学療法士・湯川(木村了)にも尊大な態度を取る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:井上由美子(過去作/ハラスメントゲーム、緊急取調室、遺産争族、BG~身辺警護人~)
演出:常廣丈太(過去作/BG~身辺警護人~、緊急取調室1,2,3) 第1,2
   七髙剛(過去作/BG~身辺警護人~、スペシャリストシリーズ) 3
音楽:高見優(過去作/BG~身辺警護人~、義母と娘のブルース)
警護・SP監修:古谷謙一(過去作/BG~身辺警護人~、モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-)

まえがき

私がドラマを褒めると、ネット検索で訪れた通りすがりの読者さんが、SNSで「提灯記事だ」と揶揄するのを、最近見掛けて(常連の読者さんから教えてもらって)、褒めるのを躊躇う自分がいるのが分かるのが嫌なのだが、それでも良いと思うものは良いと言うべきだから、今回もそのスタンスで書いてみる。

「島崎警備」に大物の警備の仕事が来る経緯の創り方の絶妙

この「第2章」になって、原作のない本作の脚本に驚くのは、個人事業のような探偵事務所「島崎警備」に、それも「KICKS」をさり気なく絡めて、それなりの大物の警備の仕事が舞い込んで来る経緯の創り方の絶妙さ。

普通、「こんな案件が飛び込んで来るはずないじゃん!?」となりそうなのに、前回も今回も実に自然なきっかけで物語が動き出した。こう言うのこそ、脚本家のアイデア力の賜物だなぁと思う。

新しい撮影様式を活かした撮影場所の工夫が不自然でない

さて、前回は屋外ロケが中心だったのにたいして、今回はホールを病院に見立て、院内にあるリハビリ施設はリハビリ専門学校内を使い、実際の病院のロケ撮影の部分を少なめに使いつつ、スタジオセットや病院でないビルの内部や屋上を上手に組み合わせて、3密を防ぎやすい環境で撮影が行われていた。

何かのネット記事で読んだのだが、コロナ禍で “新しい撮影様式” を行うために、今まで以上の撮影を円滑に行う警備員が必要で、その警備員の確保が難しく、なかなか屋外ロケが難しい状態のようだから、このような脚本家や演出家の工夫が施されたのかも知れない。

それにしても、他のドラマの “新しい撮影様式” による撮影現場の映像を見たことがあるが、本当にご苦労されているのをひしひしと感じる。そうやって、私が本作を見られるのだから、感謝しかない(ドラマの感想とは少しずれたが)。

前回より、更にバディものの面白さが増した

それにしても、前回に増して、凸凹コンビと言う表現が正しいか分からないが、バディの個性の違いと、2人だけの身辺警護と言う特徴を前面に押し出したドラマづくりが成功したと思う。バディものとしても面白いし、ボディーガードのドラマとしてアクション含めて見応えもあるし、ヒューマンドラマの要素には感動も出来る。

劉の"縦軸"の部分が動き出せば、地味さは払拭できると思う

ただ、少し残念なのは、話のスケールが小さいのは良いのだが、少し地味な感じがすること。ただ、そこを補うために、主演の木村拓哉さんを前面に押し出すのは得策でない。今の木村拓哉さんだから出来る “地味で熱血漢でおちゃめなシングルパパ” は残して欲しいからだ。

でも、今回は、終盤で章(木村拓哉)が劉光明(仲村トオル)に、こう言っていた。

章「ボディガードの命をもてあそぶような事はやめろ!」

これが、今後の伏線になるのか? とにかく、劉の “縦軸” の部分が、もっと動き出せば、更にドラマとしての地味さは払拭できるだろうから、そこに期待したい。

あとがき

ドラマ『アンナチュラル』(2018年)の際の「東海林夕子」役の市川実日子さんの演技と存在感も素晴らしかったですが、今作の彰の旧知の整形外科医・多佳子 役の “ナチュラル” な演技も素敵ですね。

章と多佳子のラブストーリーも盛り込んだら、華やかさが加わって良いかも知れませんし、「第2章」になって章の息子・瞬(田中奏生)の活躍する場面が少なめになっているので、未来の新しいママ的な存在で絡んでも面白いかも知れません。次回にも期待します。

「BG~身辺警護人~(第2章)」面白くなってきたのに7月で終了 全7話に!?
http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-11460.html

管理人・みっきー お薦めするの商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
BG ~身辺警護人~ DVD-BOX



【お願い】読者の皆さんも大変な状況とは思いますが、仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazon楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆さんのおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになりますので、引き続き、ご協力の程、よろしくお願いいたします(謝) ※暫く“テンプレ”です。

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


「楽天市場」からのおすすめ商品


「Amazon」からの最新のお知らせ


★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/14361/


【これまでの感想】
第1話 第2話

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

BG~身辺警護人~ 第2章 第3話 「狙われた女医!手術までの24時間警護!!」

今期。偶然ながら、人気集中した、バディもので、人気脚本家の井上由美子が、さすが、人気俳優さん達の扱いにノウハウ。その采配をシェイプアップさせた効果か、頭ひとつ抜けた印象ですね。個人的に、孤高の、整形外科医・笠松多佳子(市川実日子)の存在感が、印象に残りました。「アンナチュラル」でも、良い存在感でしたが、またひとつ、独特の役者力をパワーアップさせた感ですね。また、主人公・章(木村拓哉)が退社し...

BG~身辺警護人~2 第3話

章(木村拓哉)の元に、かかりつけの整形外科医・多佳子(市川実日子)から仕事の依頼が入ります。 警護対象者は、投資詐欺で甘い汁を吸い尽くして来た実業家・道岡(豊原功補)です。 逮捕されたものの不起訴で釈放された道岡は、直後、恨みを持つ男に襲われてアキレス腱断裂の重傷を負い、多佳子の勤務する病院に極秘入院していました。 入院中に再び道岡が襲われたら、病院のイメージに傷がつくと尻込みする上層...

木曜ドラマ『BG~身辺警護人~(2)』第3話

内容外科医・笠松多佳子(市川実日子)から、警護依頼が舞い込む。入院中の道岡三郎(豊原功補)だという。島崎(木村拓哉)高梨(斎藤工)は、困惑する。本来なら大手警備会社に依頼するはずの大物だったが、詐欺の疑いで逮捕されるという投資家で、多くの人の恨みを買うだけでなく、その人を挑発し、襲われることがあった。仕事がやりづらいだけで無く、道義的にも、納得出来るモノでは無かった。菅沼まゆ(菜々緒)からも...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: