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サザンオールスターズ 無観客ライブ2020配信の感想 ※セットリストと、ほぼ完全ネタバレ再現あり

サザンオールスターズ 無観客ライブ2020配信の感想 ※セットリストと、ほぼ完全ネタバレ再現あり
©サザン特設サイト

【注意】この感想は「完全なネタバレ」をしています。知りたくない方は、直ちに当blogから離れて下さい!


まえがき

もう、この日(6/25)は、昼から落ち着かず、通院予定だった整形外科のリハビリの予約を変更して、準備に取り掛かりました。何せ、往復の車で事故にでも遭ったら大変なことになるからです…

パソコン、ネット、音響環境の整備は準備万端で…

私と妻は、各自で「サザンオールスターズ応援団」の会員なので、会員専用サイトからパソコンで視聴した。仕事用に使っている23型の一体型デスクトップパソコンを仕事場からリビングに移動。宅内Wi-Fiだと不安定だと思ったので、ルーターから久し振りにLAMケーブルで直結。スピーカーは、パソコンからいつも使っているステレオコンポに繋いで視聴環境は準備万端。

そうそう、いつでも桑田さんとツインギターを出来るように、エレキギターとギターアンプもスタンバイ。あとは、19時までに夕食とお酒の準備をし、昨年の40周年ライブのTシャツを着て、スリッパを「灼熱のマンピービーチサンダル」に履き替えて、今日も仕事を頑張って働いてくれた妻が、病院から帰宅するのを待つだけ。

「公演に先立ちまして…」の女性の影アナが鳥肌モノ

妻の勤務する病棟は月曜日と木曜日と金曜日に患者さんが多く、準備態勢に入る予定の午後7時過ぎに、何とか帰宅。

しかし、いつも通り、サザンのライブはオンタイムでは始まらず。しかし、タイトル画面から映像が切り替わると、映し出されたのは何とも異様な客席に誰もいない横浜アリーナ。「公演に先立ちまして…」で始まった女性の影アナウンスが、既に鳥肌モノ。と同時に、ついつい、いつもの癖で夫婦で起立してしまった。

無観客ライブならではの、女性の影アナを全文掲載

幾つかの注意事項のあとの、この影アナ↓が、期待感を気持ちよく煽ってくれた。

公演中、立ち上がったり、大声で歌う、団扇、扇子を頭の上に上げるなどの行為は、今回のライブに限っては、他のお客様のご迷惑にはなりません! もちろん、ご飯を食べながら、お酒を飲みながら見て頂いても構いません。それぞれの楽しみ方で、是非盛り上がって、ライブに参加して頂ければと思います。(拍手)

それでは、皆さん、準備はよろしいでしょうか? (拍手)あれっ? 聞こえませんねぇ(拍手)もう一度、行きますよ。準備はよろしいでしょうか? (拍手と歓声)おっ、皆さんの声が聞えてきた気がします。ありがとうございます。それでは、間もなく開演致します。最後まで、ごゆっくり、お楽しみ下さい。

オープニンググは、厳かな儀式が始まるような緊張感と期待感…

そして、影アナ終わりで会場が暗転。それと共に、我が家の照明も暗転。どんなオープニングになるのかと期待をしたら…

無観客のはずなのに、聞き慣れたファンの歓声が合成され、濃紺の上からのサーチライトと、ステージサイドからのW(生=カラーフィルターを入れていない)柔らかな色のエスエス(サイドスポットライト「Side Spot Light」の略称)を浴びて、大きく手を振りながらステージに姿を見せたサザンオールスターズとサポートメンバーたち。

まるで、厳かな儀式が始まるような緊張感と期待感だ。それは、そのはずだ。42年サザンのファンをやっているが、幾度か映画館でのライブビューイングでサザンのライブを見た経験はあるが、自宅で、しかもサザン初の無観客ライブを、大声で歌って踊って、一緒にギターを弾いて楽しんでも良いと言う、何とも懐の深いライブはお初だからだ。

桑田さんが、カメラを指差して「YOU!」とやる度に…

注目の1曲目は「YOU」。バラードでもなく、雄たけびをあげるような元気いっぱいの楽曲でなく、程良く緊張を解してくれるような優しいイントロが、私の方の力をス~ッと抜いてくれた。

セットリストを見れば、いやライブを見た人なら分かるともうが、最初の、MCまでの3曲は、 桑田佳祐さん(Vo, G)が楽曲中に何度も「YOU!」と歌いながら、客席を指さすパートが多い曲ばかりが選曲されている。

桑田さんが、カメラを指差して「YOU!」とやる度に、桑田さんがレンズも向こう側、外面越しのファンに「行くよ!」と訴え掛けて来るように見えた。

客席空間を活用したスケール感を活かした照明演出が光った

「YOU」で心地良く落ち着かせたと思ったら、濃紺の照明が一瞬で赤く染められて、2曲目「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」へ。この楽曲では、いつもはセンター席の観客で埋まっている部分に、照明器具を配置して、無観客だからこそ可能な、客席空間を活用したスケール感を活かしたライティング演出が光った。

また、この日は40台設置されたとされるカメラも、無観客だからこその位置に配置され、いつものステージ上、ステージ真下、客席後方、天井の4方向からとは違ったアクティブでダイナミックなカメラワークが印象的だった。

「希望の轍」のCメロの変更された歌詞がライブへと誘う…

“原坊” こと原由子さん(Key, Vo)の一度聞いたら耳から離れないイントロで始まる「希望の轍」になると、Cメロの「情熱の重さは夜の凪 さまよう夏の日は陽炎」の歌詞を、「大変な毎日をご苦労様 今日は楽しく行きましょう」と変え、コロナ禍で日々戦っている全ての人たちを労い、“この2時間だけはコロナを忘れて” とサザンのライブへと誘った…

MCでの桑田さんの一言ひとことが、心に突き刺さる!

MCでは、桑田さんが、「スタンドぉ! アリーナぁ! センターぁ! そして、画面越しの皆様立ち見の皆様ぁ!」と大きく手を振って、カメラに向かって投げキッス。

ホント、お疲れ様でございます、皆さん。ストレスも溜まっていらっしゃるんじゃないかと思いますけれども。お陰さまで、え~ナントね。サザンオールスターズね、あの~、みんなのお陰でね、それからスタッフの皆さんのお陰で、ホントにありがとうございます。お陰様で、サザン長いことやってまして、この度、今日、デビュー42周年を迎えましたぁぁぁぁぁぁ!

と、サザンを代表して報告をしつつ、メンバー1人1人に「おめでとう」と声をかけた。そして、新型コロナについては…

本日はね。あの、新型コロナの第2波、3波…と言うように言われてますけれども、治療とか感染拡大の防止に向けて日々戦ってらっしゃる医療関係の方、行政の方々に対してね、我々サザン、サザンオールスターズ、感謝と、そして敬意を深く表しまして、ここで、大きく出ました。横浜アリーナよりライブをやらせて頂きま~す! ノッてますかぁ?

と、新型コロナ感染拡大防止に努めて下さっている関係者に敬意を表した。

桑田サンの緊張感が伝わり、私の魂が横アリに居る気がした瞬間

また、サザン初の無観客ライブについては…

ホント、初めてのね、経験なので、え~、でも大丈夫。みんながいるから。メンバー、スタッフ、そして、みんながいるから。本当ありがとう。今日は最後まで、初めてではございますけれども、こう言う形態、無観客様でございますけれども。え~、姿は見えないけど、皆さんの魂がここにあります

と桑田さん自身の緊張感がひしひしと伝わったし、私の魂が横アリに居る気がした瞬間だった。

「夕陽に別れを告げて」では、一緒にギターを弾いちゃった

MC明けは、ここまで抑え気味だったサポートメンバーのブラスサウンドが力強く加わって、「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」と「フリフリ '65」でサザンも観客も、どんどんテンションが上がっていく。

その後は、「朝方ムーンライト」、「タバコ・ロードにセクシーばあちゃん」、「海」、そして、昨年の40周年ライブでは1曲もセットリストに入らなかった「夕方」をモチーフにした曲「夕陽に別れを告げて」が、メンバーの背景のスクリーンに夕景の街並みの映像と共に演奏された。で、私もこの曲はギターを一緒に弾いてしまった…

桑田さんと原坊のデュエットが聴ける「シャ・ラ・ラ」

季節は梅雨なのに、 クリスマスの楽曲で馴染み深い「スレイベル」の音色から始まったのは、桑田さんと原坊のデュエットが聴ける「シャ・ラ・ラ」。曲の中盤からは、メンバー後方の大型ビジョンに、サザンファンの映像がスローモーションで、曲のアウトロでは「早くまた 皆さんと お逢いできますように!!」のメッセージが投影された。

「天井棧敷の怪人」から、いよいよダンサーたちが加わった

サザンファンでもあるが、サザンのライブには欠かせないダンサー・佐藤郁美さんの出番はまだかいな? と思っていたら、メンバー紹介を挟んで次の「天井棧敷の怪人」からステージ上方に大きなシャンデリアが登場し、赤と黄色と青色の淫靡な世界の照明の中で、ダンサーたちも加わって来た。

個々の客席に設置された「光るリストバンド」がほんのりと灯って

次の「愛と欲望の日々」では、炎の演出が加わって、いつものライブのような妖艶な世界観を魅せた。「Bye Bye My Love(U are the one)」のアウトロに、小さく波の音が先行して被り、海辺に寄せては引く波音が次第に大きくなる少しの間を空けて始まったのが「真夏の果実」。

イントロで天井からのカメラに切り替わると、客席の1つ1つに設置された「光るリストバンド」がほんのりと明かりを灯しているのが分かる。きっと、あの1つ1つの灯りが私たちなのだ…

「東京VICTORY」では、客席の中央に炎が揺れる聖火台が出現

15曲目の「東京VICTORY」では、センター席の中央に炎が揺れる聖火台が出現。ライブ映像は聖火台越しのステージから始まって、握った拳を揚げてシンガロング(観客とアーティストが一体となって歌うこと)のパートでは、カメラは天井から会場全体、後方のカメラは働くスタッフたちの後姿を映し出し、正に “会場の一体感” を見事に創出し、それは、確かに画面向こう側にも伝って来た。

セクシーな女性ダンサー4人が登場し、どんどんヴォルテージが上がる!

レーザー光線を飛び交わせた「匂艶THE NIGHT CLUB」のあとは、更にレーザー光線とムービングライトを追加した「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」では、赤い目隠しとマント姿のセクシーな女性ダンサー4人が登場。ステージと画面のこっち側も、どんどんヴォルテージが上がっていく。

「疫病退散!」を連呼し、紙吹雪を撒いて感染終息を願った…

そして、曲間を入れずに「マンピーのG★SPOT」の “マコっちゃん” こと斎藤誠さん(G.Cho)のギターリフのイントロがスタート。同時に、疫病退散を祈念したアマビエ付きのカツラを被った桑田さんと、ピンク色バニースタイルに、黒のマスク着用とビキニ姿のセクシーな女性ダンサーたちも登場。

しかし、いつものような濃厚接触はなく、バックダンサーズに徹した。桑田さんは、「疫病退散!」を連呼しながら、紙吹雪を大量に撒いて感染終息を願っているようだった。

本編の最後の「勝手にシンドバッド」には仕掛けがいっぱい

本編の最後の曲は、桑田さんの「画面越しの皆様ぁ、スタッフの皆さぁん、そして医療関係、市中で、市中で様々なご苦労をされている皆様、それでは謹んで、我々の42年前のデビュー曲を、お聴き下さ~い!」と言う雄叫びを合図に、センター席に大勢のサンバダンサーズと半被姿の祭り衆たちが、正にお祭り騒ぎだ。

「勝手にシンドバッド」のマコっちゃんのギターソロの時の大型ビジョンには、「皆様に感謝です!! 明日からまた、頑張って参りましょう!!」の文字。

そして、2番の歌詞「いつになれば湘南 恋人に逢えるの おたがいに身を寄せて いっちまうような瞳からませて」の部分を「いつになればコロナが 終息するのかな!? お互いにそれまでは グッと我慢の暮らし続けましょう!!」と歌詞を変えて、自粛の大切さを強く訴えた。

アンコール前の静寂にも、光での粋な演出があった

メンバーがステージ袖に下がると、普段なら観客のウェーブが行われるタイミングだが、今回は無観客のため、カメラは無人の観客席を映し出す。すると、座席にセットされていた「光るリストバンド」が「Smillin'」の文字に光り、全ての客席が様々な色に光って、まるでウェーブが見えて来るような粋な演出。

「太陽は罪な奴」は、デビュー20周年記念ライブの1曲目!

アンコールの1曲目はツアーTシャツに着替えたメンバーたちによる「太陽は罪な奴」。サザンオールスターズのデビュー20周年を記念して行われた『1998 スーパーライブ in 渚園』の本編1曲目の曲だ。個人的には、この曲を聴くと、どうしても、あの真夏の屋外ステージを思い出すから、更に解放感が満ち溢れた。

「ロックンロール・スーパーマン」ではスタッフの働く姿が

アンコール2曲目の「ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~」では、会場のスタッフたちが、ファンのように両手を振って、メンバーたちを応援。

また、大型ビジョンには、このライブのために仕事に励むスタッフたちの姿の映像が映し出され、ライブはメンバーとスタッフとお客さんが創るものだ…と言う桑田さんの思いがひしひしと伝わって来た。そして、この曲の、ボトルネック奏法を使った桑田さんとマコっちゃんのツインギターソロが、実に良かった。

「みんなのうた」のオーバーチュアの歌詞が素晴らしかった

曲終わりのMCでは、桑田さんが「健康を大事にして」を繰り返し、最後の曲のイントロ前のオーバーチュア(序章)では、原坊のピアノをバックに…

デビューして何度目の夏が来ただろう いろいろと皆さまのお陰です 世の中は予期しない事があるけど これからも頑張って参りましょう あなたに守られながら 私はここにおります 笑顔を見せてください また逢う日まで待っています 人生は世の中を憂うことより 素晴らしい明日の日を夢見ることさ 愛する人よ(字幕ママ)

と、42周年を迎えられた感謝の気持ちを熱唱し、本日最後の曲、「みんなのうた」が始まった。「みんなのうた」では、屋外ライブではお約束の「聖水」の大量の放水は当然なかったが、おもちゃの水鉄砲でピュッピュッと聖水を撒く桑田さんが愛しかった。

「やっぱり、ファンの皆さんがいないと寂しいで~す!」に涙涙…

そして、演奏終了後、普段はメンバー全員が整列して手を繋いで大きく一礼して終わるのだが、今回はソーシャルディスタンスのため自粛。でも、最後の最後に、桑田さんが、こう言っていた…

また帰って来ま~す。みんな待ってるよ。やっぱり、横浜アリーナ、ファンの皆さんがいないと寂しいで~す! 待ってるからな! 元気でな~!

と締め括ったのには感動した。そして、次のライブは絶対に行くぞ! と心に誓った…

全22曲のセットリスト

<1>YOU
<2>ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
<3>希望の轍
<4>Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)
<5>フリフリ'65
<6>朝方ムーンライト
<7>タバコ・ロードにセクシーばあちゃん
<8>海
<9>夕陽に別れを告げて
<10>シャ・ラ・ラ
<11>天井桟敷の怪人
<12>愛と欲望の日々
<13>Bye Bye My Love(U are the one)
<14>真夏の果実
<15>東京VICTORY
<16>匂艶THE NIGHT CLUB
<17>エロティカ・セブン EROTICA SEVEN
<18>マンピーのG★SPOT
<19>勝手にシンドバッド
<20>太陽は罪な奴
<21>ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~
<22>みんなのうた
※<20>以降はアンコール

あとがき

いやぁ、超感動でした。ディレクターの端くれとして、無観客でもここまでの演出を考え実行するのには、相当な苦労があったことは想像できます。そして、無観客だから小さな会場で開催せずに、約400名のスタッフに仕事を与えたサザンオールスターズや関係者の皆さんの努力と熱意にも感動しました。

明日(6/28)の23:59まで見逃し配信が見られますので、チケット購入済みで、まだ見ていない方は忘れずに見て下さい。私も、見られる限り見ようと思います。

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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