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連続テレビ小説「エール」 (第62回・2020/6/23) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『エール』公式サイト
第13週『スター発掘オーディション!』の 第62回の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


久志(山崎育三郎)がなぜ音楽の道に進むことになったのか、そのきっかけについての物語。学校ではクールにふるまっている10歳の久志(山口太幹)だったが、家では父の再婚で新しくやってきた母・玲子(黒川芽以)になじむことができず、葛藤をかかえていた。担任の藤堂先生(森山直太朗)は、ある日クラスの皆で歌っている時に久志の歌の才能に気づいて、学芸会でその歌声を披露することをすすめる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

今週の「劇中の年表(場所も)」に対する演出は良いと思う

●原案:林宏司 ●作:嶋田うれ葉 ●演出:野口雄大(敬称略)

今回のアバンタイトルも、冒頭で「大正八年・福島」のテロップが入った。前回の感想に書いた通り、こう言うのが大事なのだ。

史実や事実がどうであれ、ドラマの中にはドラマの中だけの年表がある訳で、そこを定期的に視聴者に提示するのはドラマとしてやるべきだし、たまたま今回が初見だと言う視聴者もいるのだから、今週の「劇中の年表(場所も)」に対する演出は良いと思う。

今回のアバンタイトルも、なかなか良かった

そして、前回同様に、ナレーションが不得手だと思っていた嶋田うれ葉氏の脚本も、このナレーションを聞けば最適化されているのが分かる。

N「これは 久志が まだ 祐一と出会っていない頃のお話です」

まあ、前回の終盤で、なぜ久志(山崎育三郎)が音楽の道に進むことになったのか…を、今回で描くことは分かっていたが、裕一(窪田正孝)と出会う前の物語を描くとは思わなかった。これぞ、先週と同様の『アナザーストーリー』だ。

実は、鉄男(中村蒼)の幼少期の生活状況については若干の描写があったが、久志について具体的な家族構成等の描写があったと言う記憶がない(あっただろうか?) なんとなく、10歳の久志(山口太幹)の身なりや言動から “人物像” の想像は出来たが物足りなかった。そこを掘り下げるのは面白いし興味が湧く。

もちろん、「今、やる必要ある?」と言う意見もあろうが、私はやれる時にやっておくべき…と思う。さらに、主題歌明けから、お話が始まるのに、10歳の久志が玄関の戸を閉めると言うもの、何となく “訳あり気” でいいじゃないか。

私の明治生まれの祖母は「はんぺん」をおやつに出してくれた

主題歌明け、ドラマとしてでなく、気になったのが、女中(池津祥子)が「奥様が おやつで はんぺんを作っていらっしゃいます」と言ったこと。久志宛の封筒の住所が「東京府東京市麹町」になっていたが、大正8年頃は東京で「はんぺん」を「おやつ」に「作る」と言う習慣があったのだろうか?

ちょっと調べてみたが見当たらなかった。ただ、関内家では「竹輪」を「おやつ」に食べていたから、そう言う家もある… との解釈で良いのか、それとも何かの伏線なのか、少し気になった。

でも、我が人生を振り返ると、私が子どもの頃(東京)の「おやつ」として、甘いものが得意でない私に明治生まれの祖母が「はんぺん」を網焼きにして出してくれたのを思い出した。そう考えると明治時代の女性にとっては、普通だったかも知れない… おぼろげな記憶だから間違っているかも知れないが。

生みの母を探して見掛けるまでの、映像が良かった

3年前に家を出て行った生みの母・麻友(深澤しほ)に会いに福島の住所のところに行ったが、そこもだいぶ前に引っ越したと聞いて、神社の鳥居にもたれて途方に暮れている久志の前を偶然に麻友が通る。

「お母さん」と声を掛けるも、麻友の目線の先には、今の夫(佐藤誠)と子どもがいて、幸せそうな母の新しい家族を見てしまう。大事に、大事にして来た手紙を破り捨てて、その場を走り去る久志。破り捨てられた手紙の上に大粒の雨が降って来る。

この、最初の家で、家主の男を門戸の隙間越しに見え隠れさせるカットや、麻友も朱色の鳥居で見え隠れするカットも、スローモーションの使い方も、久志の心の中のもやもやを、霧が晴れない感じが表現されており、いいなと思う。

教室の中に漏れて来る「雨音」の音量が絶妙だった

シーンが、福島から東京の佐藤家に切り替わると、雨は一段と強くなり、雷まで鳴り出した。ずぶ濡れの久志は家には帰らず、学校の教室に一人いた。そこへ担任の藤堂先生(森山直太朗)がやって来て、久志の濡れた上着を脱がせて、自分のスーツの上着を着せる。

このあたりから、直前まで流れていた悲しげで重苦しい劇伴がフェードアウト。でも、実際なら大きめに聞こえて来るはずの雨音は、ごく小音量にしてノイズっぽくして、これも久志の心の中のもやもや、霧が晴れない感じを表現しているに違いない。だって、このシーンの背景音が無音だと雨を降らせた意味、そのものが無くなるからだ。

「♪故郷」が途中からオルガンの伴奏付きになったのは…

藤堂先生と久志が「♪故郷」を歌うシーンは見応え十分だった。歌い出しの久志は椅子に腰かけていて、藤堂先生に「よし! こっち来て。もう一回 大きな声で」と言われて立ち上がって、再び歌い始める時はオルガンの伴奏無し。しかし、学校からシーンが鈴木家の玄関前に移ると、オルガンの伴奏が入った「♪故郷」にクロスフェードする。

と言うことは、久志は “何度も” 藤堂先生のオルガンで『♪故郷』を歌って、自分の歌を褒めて貰ったことで、「何かあるって思ったのに… 何もなかった」と感じたのは、生みの母に会えば “心にポッカリ空いたままの隙間” が埋まると思ったが、自分の “心の隙間” を埋めてくれるのは、今の母を大切にすることであり、麻友が書いた「心優しい あなたのままでいて下さい」と言う願いを裏切らないこと、そして、そう言う気持ちにさせてくれたのが、「歌」であること。

それらを藤堂先生と歌ったことで学んだのだ。だから、新しい母・玲子に優しくなれた…と思う。

久志にとって藤堂先生に褒めて貰ったことが嬉しかったのか

シーンが、昭和11年のおでん屋に戻ってから、1シーンだけ藤堂先生と久志が歌い終わった場面がインサートされた。藤堂先生が「いいじゃないか!」と褒めたシーンだ。これ、褒められたから音楽室に移動してオルガンで歌った…と言う解釈で良いのだろうか?

藤堂先生がオルガンの前に座って褒めるシーンの方が良かったような気もするが、久志にとっては藤堂先生に「いいじゃないか!」と褒めて貰ったことが大きな自信に繋がったと解釈することにした。

久志が「♪故郷」を歌う場面には、ジ~ンとしてしまった…

そして、裕一が久志に「♪故郷」を歌って貰いたいと言ったら、鉄男がおでん鍋から三角に切った「はんぺん」を2枚、久志に出した。前回の鉄男(中村蒼)のおでん屋の鍋に「はんぺん」らしきものは映っていなかったし、久志も裕一も食べていなかった。

東京のおでん屋なら必ずあるはずの「はんぺん」が映っていなかったからなぜだろう? と思っていたが、こう言うネタのために強調しなかったと言うことか。なるほど。それにしても、最後の大人になった久志が「♪故郷」を歌う場面には、ジ~ンとしてしまった…

あとがき

先週の『古本屋の恋』で、東京・神田の古本屋に、子ども時代の久志が登場しましたが、あの時は、まだ久志は東京・麹町在住だったと言うことなんですね。麻友からの手紙の消印が「大正5年1月10日」だったので、大正5年は東京在住で、冒頭で久志の父親・弥一(日向丈)が「新しい学校はどうだ? 慣れたか?」と聞いていましたから、大正8年に福島に引っ越した。

と言うことは、まだ転校したての頃に、藤堂先生に救ってもらったと言うことになりますね。それは、久志にとって、感謝すべき先生になるはずです。そして、藤堂先生は、3人の個性を見事に見抜いて育てる理想的な先生。そして、作曲、作詞、歌唱の才能の持ち主が偶然に1つの小学校にいたと言う偶然も、とてもドラマチックで良かったです。



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【これまでの感想】

第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58 59 60 
第13週『スター発掘オーディション』
61

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