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連続テレビ小説「エール」 (第12週/土曜日版・2020/6/20) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『エール』公式サイト
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』の 『土曜日版』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


オムニバス形式の5話。

音(二階堂ふみ)の亡き父・安隆(光石 研)があの世から10年ぶりに地上に戻ってくる。安隆は与えられた2日間で東京の古山家と豊橋の関内家を訪れる(56回、57回)。
古山家の近所の喫茶「バンブー」の店主・梶取 保(野間口 徹)と妻・恵(仲 里依紗)のなれ初めは…(58回)。
音の憧れの存在・双浦 環(柴咲コウ)の若き日の夢と恋の物語。環はオペラ歌手になることを目指してパリに留学。そこで運命的な出会いが…(59回、60回)。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---

三本立てをどのように調理し更に美味しく見せてくれるか?

どうやら、世間の評価が真っ二つのようになった第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』の「土曜日版」だ。当blogの常連さんなら、私が今週を高評価していることはご承知だと思うが。

やはり、「オムニバス形式の5話」と言っても、現実は『サザエさん』のように各話の登場人物は共通でエピソードが異なる…と言う形態でなく、『父、帰る(前後編)』と『古本屋の恋』と『環のパリの物語(前後編)』の独立三本立て(いやぁ、それなりの世代の読者さんなら、昭和の頃の三番館の映画館を思い出すのでは?)。

だから、「土曜日版」が三本立てをどのように調理して更に美味しく見せてくれるのか楽しみだった。

プロローグでのナビゲーターの台詞に工夫が見られた

すると、プロローグは、こんな “朝ドラおじさん” ことナビゲーターのバナナマン日村さんのこんなナビゲーションで始まった。

NV「今週はですね
  裕一と音を取り巻く人たちに
  スポットライトが当たった一週間でしたよね。
  振り幅がハンパない展開なんですが 面白いですよ!
  皆さん ついてきて下さい!(原文ママ)」

ナビゲーションが工夫されているのがお分かりだろうか。中盤では「一週間でしたよね」と既視聴者向けに共感を求め、最後で「面白いですよ! 皆さん ついてきて下さい!」と未視聴者向けに宣伝と勧誘をしているのだ。

まあ、それだけ作り手たちが、「ファンサービス」と「主演の二人を休ませる」と言う目的を達成するのに苦労した一週間だった…と言うことだと思う。

音と安隆の分かれのシーンと「♪晩秋の頃」の組合せは最強

さて、当blogでは、一押しの『父、帰る(前後編)』。閻魔様は丸々カットで、幽霊の安隆(光石研)が下界へ降りて来た。そして、本放送時よりもタイトに編集され、劇伴も差し替えられて、より感動的に描かれたのが、安隆が音(二階堂ふみ)に「安隆スペシャル」を買って来るように頼むシーン。

本放送時は、ゆったりとしたピアノの劇伴がずっと張り付いていたのだが、「土曜日版」ではお金を渡して手を握り締めるカットと回想シーン(5カットから4カットに短くなっていた)の序盤には劇伴無し。回想の中盤から全く別のストリングス系の劇伴が流れて、父と娘が抱き合って、劇伴終わりで安隆が「安隆スペシャル」にかぶりつくカットへ。

これ、いいね。録画(NHKプラスなら見逃し配信あり)と比べたら、こっちの方が泣けてくるから。それにしても、『父、帰る(前編)』の分かれのラストシーンと音が歌った「♪晩秋の頃」の組合せは最強だ。

『父、帰る(後編)』はタイトな編集で違った感動作に!

『父、帰る(後編)』も編集がタイトになったために、より描きたかったことが際立った印象だ。シングルマザーで小説家を目指す壁にぶちあたっている梅(森七菜)の子育てに手を焼いて困っている光子(薬師丸ひろ子)のもとへ、頼りがいのある夫が舞い降りたって感じのほのぼのムード仕立てで始まった。

そして、本放送では少し距離を感じた「小説家への壁に悩むこと」と「馬具職人・岩城(吉原光夫)とお母さんの再婚に悩んでいること」が、「土曜日版」では梅の心の中では同じくらいに大きな悩みになっているように描かれた。なんか、こっちの編集もいいなぁって思う。

ただ、安隆の「頑張りん」のあとの、梅の「うん! お父さん あったかい」がカットされたのは、ちょっぴり残念…。でも、安隆と光子の別れの切なさはしっかりと残っていたので満足だ。

『古本屋の恋』の「土曜日版」は少々物足らず…

『古本屋の恋』は、かなりコント風の編集に寄っていた印象。しかし、 古本屋の常連客・木下(井上順)と、木下が連れて来た親戚の子が、実は幼い頃の久志(山口太幹)の二人が、ファンタジー部分を上手く演じて、まとめって感じ。『父、帰る(前後編)』が6分間あったのに、『古本屋の恋』が2分20秒なのはしょうがないか…

『環のパリの物語』は、「双浦環の青春時代に迫る!」か…

『環のパリの物語(前後編)』は、ナビゲーションが「双浦環の青春時代に迫る!」と言っていたように、 双浦環(柴咲コウ)と今村嗣人(金子ノブアキ)の悲恋物語と言うよりも、「環の成功の陰に、若い頃に嗣人と言う画家志望の男がいた」と言う感じに仕上がっていた。

私は前後編よりも、「土曜日版」のテーマの方が、よりスピンオフ、脇役を掘り下げる物語として良かったような気がした。

日村さんが「三本立て」をお願いした設定でも良かったかな?

さて、最後にバナナマン日村さんが「登場人物全員を掘り下げてほしいんですけれども どうですかね~?」と言っていた。これは、ナビゲーションではなく、朝ドラおじさんとしての “本音” だ。本作の感想で「タレレバ」を書くのは出来るだけ避けるようにしているのだが…

せめて「土曜日版」だけは、冒頭に、日村さんに「実は 安隆さんをもう一度見たい。 喫茶バンブーの保と恵の馴れ初めを見たい。双浦環の青春時代を見たい。ってスタッフさんにお願いしたら つくってくれたんですよ」まで言わせちゃっても良かったかなぁって。

そうすれば、「土曜日版」を見た人だけ、「そうだったんだ!」と独立三本立ての違和感を払拭できたから。まあ、「タレレバ」を言ってもしょうがないし、とにかく『父、帰る』が感動的だったから良しとしよう…

あとがき

予告編を見ると、来週もスピンオフ的な感じなんですね。メインは久志(山﨑育三郎)で、相方が “ミュージック ティーチャー” こと御手洗(古川雄大)で、裕一と音はちょっと絡む。また、娘の華が4、5歳に成長したので、その程度の時間経過後のお話になりそうです。

と言うことは、来週で本放送は一時中断するので、実質的な裕一と音の物語は、だいぶ先にお預け…ってことになりますね。

ただ、今週の『父、帰る』のような高い完成度の一週間になれば「続きが見たい」と視聴者を引き付けておけるし、再開後の一週間が「待ってました!」と言う完成度になっているか、そこがスタッフの腕の見せ所かも知れませんね。とにかく、久志と御手洗、山﨑育三郎さんと古川雄大さんに期待します。

『環のパリの物語』で、私の感想の中に「花言葉」を多用している理由を、読者さんから聞かれたので、お答えをしました。気になる方は、下記をリンクのコメントに対しての私の返信を読んで頂ければ分かります…
https://director.blog.shinobi.jp/Entry/14320/#comment1



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【これまでの感想】

第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 
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第5週『愛の協奏曲』
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第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
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エール スピンオフ週「アナザーストーリー」

今週1週間は、スピンオフ週…「父、帰る」とのことで、光石研、演じる、音のパパが、幽霊として、家族のもとに戻ってきたり、「古本屋の恋」として、「バンブー」の店主・保(野間口徹)と恵(仲里依紗)のなれそめが語られたり「環のパリの物語」と題され、環(柴咲コウ)がパリに渡ってすぐに経験した、悲恋が描かれたり…最初の2編は、ファンタジー仕立てだったり、コミカルだったり、でも、ラストは重厚で、美形を配し...

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