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ハケンの品格[2020] (第1話・2020/6/17) 感想

ハケンの品格[2020]

日本テレビ系・新水曜ドラマ『ハケンの品格[2020]』公式
第1話・ラテ欄『スーパー派遣の春子が13年ぶりカムバック お時給泥棒&セクハラ社員に喝!』の感想。



食品商社の営業企画課長・里中(小泉孝太郎)は業績が下降する中で、かつて共に働いた‘スーパーハケン’と呼ばれる派遣社員・春子(篠原涼子)の復帰を熱望する。現れた春子は、残業はしないなどの条件を突き付け、部長の宇野(塚地武雅)らはあぜん。復帰を聞きつけてやって来た里中の同期で旭川支社長補佐の東海林(大泉洋)は、春子との再会に感激するが無視される。そんな中、里中らはロシアの会社との重要な商談に臨むことになり、春子も同行。一方、里中の部下の派遣社員・亜紀(吉谷彩子)はセクハラに悩み…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/ハケンの品格2007、ドクターX 1~4,6) 1
   山口雅俊(過去作/ハケンの品格2007の企画協力)
   川邊優子(過去作/ゼロ 一獲千金ゲーム)
演出:佐藤東弥(過去作/地味にスゴイ! 校閲ガール、サバイバル・ウエディング) 1
   丸谷俊平(過去作/ゼロ一獲千金ゲーム、もみ消して冬、俺の話は長い)
音楽:不明
主題歌:鈴木雅之「Motivation」(エピックレコードジャパン)
ナレーション:田口トモロヲ

2007年盤の前作の再放送を見て、本作の醍醐味は伝わった!

感想は書かなかったが、2007年版の『ハケンの品格』の再放送を全7話(本放送時は全10話)見た。確かに、2007年と言う時代だからこその、「派遣社員」の描き方であり、今ではあり得ないコンプラのない「企業体制」が舞台だから描けたドラマだと思った。

正直、2007年当時には見ていなかったから、予想以上にぶっ飛んだエピソードもあったし、痛快さもあったから、当時は高視聴率だったのも頷けた。

前作に未公開シーンを加えた特別編かと見間違ってしまった

そして、13年ぶりに帰って来た『ハケンの品格』。前作に対して思い入れの私にとっては、前作に未公開シーンを加えた特別編程度にしか映らなかった。

また、私自身がフリーランスで大企業の中で仕事をさせて頂いている立場だから、特別に感じてしまうのだと思うが、今どき、非正規労働者がこんなに増えているのに、敢えて、彼ら彼女らのプライドや苦労を「品格」と題して描く意味が、果たしてあるのだろうか?

こんなに露骨に派遣を見下す会社や社員が令和に存在いる?

いや、非正規労働者がプライドを持って働いていないと言っているのではない。少なくとも私は、「私の会社」ではないが、私を(間接的に…も含めて)契約してくれる社員さんたちと一緒に仕事をしていればプライドもあるし、毎年毎回ご指名を頂ける企業もあるから、一緒に頑張ろうと言う気持ちもある。

もう、19年こうして、フリーランスで正社員さんたちとずっと仕事をして来ているが、私自身は “下” に見られた経験はないし、正社員ではないから無理難題を押し付けられた記憶もない。

令和に"派遣と正社員の対峙構造を主軸する"のは無理がある

だから、あくまでも私の知る「小さな社会」に於いて。今の時代に、派遣社員と正社員の対峙構造を主軸にドラマを構成するのは無理があるし、違和感だらけに見えてしまった。

また、前作以上に春子(篠原涼子)の “スーパーハケン” っぷりを際立たせる要員の、仕事の出来ない派遣二人の設定も流石にやり過ぎ。前作のような痛快さも強引に作り過ぎて、ちょっと引いてしまった。

あとがき

ドラマの企画は1年近く前から始まっていたであろうから無理はありませんが、新型コロナの影響で、派遣と正社員の格差は拡大し、派遣切りも加速し、業績不振で解雇・雇止めも増えていると言うのに、なんか時代遅れと言うか、放送時期が悪かったような。

「全く変わらない」と言う世界観を楽しめる人なら期待通りだとも思いますが、劇中の食品商社が令和どころか、平成以前の昭和のような設定では流石に…。お仕事ドラマだからこそ、時代感覚や現実味が必要だと思います。

最後に、なぜ、スマホを使わない!? これだけで昭和から時代が動いていないと思います。と言うわけで、感想は第1話で離脱します。



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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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