【納得!】制作担当が「エール」スピンオフは「ファンサービス」と発言
©NHK
今週は、「週5回」全てがスピンオフ・ドラマ!
今週の連続テレビ小説『エール』は、「週5回」全てがスピンオフ・ドラマで、下記の構成になっています。
●第56・57回(月・火)「父、帰る」…帰ってきた! 音の亡き父・安隆
●第58回(水)「古本屋の恋」…「バンブー」の店主・恵と保のなれ初め
●第59・60回(木・金)「環のパリの物語」…夢と恋に心が揺れた、若き日の双浦環
本放送終了後のスピンオフ・ドラマが"有り"なら…
私は、この企画を知った当初から、(意外と?)好意的に受け止めております。やはり、朝ドラも今期から「週5放送」になったり、「4K放送化」が始まったりと、変化&進化していくのは良いことだと思います。
ですから、本編の放送が終わってからスピンオフ・ドラマを放送するのが “有り” で、本放送内に入るのが “無し” なのに、あまり共感する根拠を見出せません。
「本放送で完結すべき」と考える私は、今週に大賛成!
ただ、本放送時にどうしても入れられなかったエピソードや、人気が出た脇役を主役にすると言う、所謂「王道路線のスピンオフ」は、意外と私は見ずに来ました。それは、やはり「本放送で完結すべき」と言う思いがあったからです。
なので、今作がスピンオフを本放送内に入れる、それも脇役を中心にした「もう一つの物語」や、脇役への解釈を深める15分ドラマなら、大いに “有り” と判断したわけです。
月と火曜日の「父、帰る」は、感動の大人のファンタジー!
そして、月曜日と火曜日の「父、帰る」の、何とも味わい深い大人のファンタジーに驚きました。ツッコミどころは確かにあります。
ただ、そんなツッコミどころを突っ込むことよりも、物語で描こうした。不慮の事故で亡くなったヒロイン音の父・安隆が、初孫に会って遊ぶ姿や、娘や妻に再開して伝えたかったことを伝えたり、雇っていた職人と心を通わせたりと、安隆と言う登場人物に今まで以上に愛情が湧きましたし、関内家と言う家族、関内馬具店への思い入れが深くなりました。
水曜日の「古本屋の恋」も、あちこちに工夫が施されて…
「喫茶バンブー」の店主・恵と保のなれ初めを描いた、水曜日の「古本屋の恋」も、「父、帰る」の翌日と言うことで、私の評価は少々下げることになってしまいましたが…
『エール』の世界観をそのままに、時間を10年間タイムスリップさせて、本作にゆかりのある『竹取物語』や、「父、帰る」に登場した夏目漱石の名作『こゝろ(心)』が登場したのも、連ドラの連続性が担保されており良かったです。
更に、主人公・裕一のモデルとされる古関裕而さんと現実で面識があったであろう井上順さんが出演され、ミュージシャンでコメディアンで俳優もこなすと言う点では、志村けんさんの存在を思い出させてくれたりと、なかなか濃い内容でした。
「エール」スピンオフは「ファンサービス」と制作担当
このような放送をNHKがどんな企画意図で創ったのか、知りたいと思っていたら、今日、下記の記事を見つけました。
「エール」スピンオフは「ファンサービス」と制作担当/芸能/デイリースポーツ online
https://www.daily.co.jp/
「主役を演じる役者への働き方改革か?」という質問に、「あまりそういうことは考えていませんでしたが、確かにヒロインは出ずっぱりになるので大変なんですよね。副次的な意味でヒロインを休ませるような効果はあると思う」と回答。
「脇(役)の人たちについて、『この人ってどういう話があったんだろうな』と気になるだろうと思いますので、視聴者の皆さんにファンサービス的な意味を込めてやってみた、という感じです」と説明した。
働き方改革の一面より、作品への興味関心を惹かせる作戦!
やはり、俳優を休ませると言う、NHKの働き方改革の対策の一面もあったようですね。でも、この記者の質問に答えた制作担当者によれば、「脇役のアナザーストーリー」を描くことで、作品への興味関心を増して貰う…と言う効果の方が大きかったようですね。これを聞いて安心しました。
あとがき
やはり、今のところ、今週は面白いし、月曜日と火曜日については本当に感動させて貰いました。こう言うチャレンジはどんどんやって欲しいです。また、明日の感想から、今週のサブタイトルを『アナザーストーリー』から『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』に変更します。この方が雰囲気に合うと思います。
また、こんな記事もありました。
NHK 朝ドラ「エール」収録再開で苦心 コロナ前より「時間も掛かる」/芸能/デイリースポーツ online
NHKが定めている「感染防止のための制作マニュアル」に沿っての撮影が、かなり時間が掛かるようです。無理せず、安全第一で全話放送して頂くだけで、視聴者としてはうれしいです…
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【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 土
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 土
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 土
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 土
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 土
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 土
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 土
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 土
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 土
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 土
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58
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