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探偵・由利麟太郎 (第1話/初回15分拡大 [全5話]・2020/6/16) 感想

探偵・由利麟太郎

関西テレビ制作・フジテレビ系・火9ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』公式
第1話/初回15分拡大 [全5話]『花髑髏』、ラテ欄『名探偵への挑戦状!花髑髏の秘密とは』、原作『花髑髏』の感想。
なお、原作の小説、横溝正史「由利麟太郎シリーズ」(角川文庫、柏書房)は未読。



元警視庁捜査一課長の探偵・由利(吉川晃司)の元に「花髑髏」なる人物から殺人予告のメッセージが届く。助手の俊助(志尊淳)と共に指定の場所へ向かった由利は、血が滴る冷凍庫を発見。中に遺伝子研究者・日下(中村育二)の養女・瑠璃子(新川優愛)が閉じ込められていた。その後、日下の屋敷では日下の遺体が見つかる。由利は遺体のそばの血染めの頭蓋骨が気になる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」(角川文庫、柏書房)
脚本:小林弘利(過去作/ウルトラマンオーブ、ウルトラマンタイガ)
演出:木村弥寿彦(過去作/後妻業2019)
音楽:
メインテーマ:「Brave Arrow」吉川晃司(ワーナーミュージック・ジャパン)
エンディングテーマ:「焚き火」吉川晃司(ワーナーミュージック・ジャパン)

かなり期待し過ぎたのが、いけなかったのか…

横溝正史氏が、本人の代表作である『金田一耕助シリーズ』よりも前に生み出していた探偵・由利麟太郎が活躍するシリーズ作品の初めての連続ドラマ化で、更に、最近は数々のドラマで存在感を表していた吉川晃司さんの 地上波連続ドラマ初主演と言うことで、更にコロナ禍の中での新作連ドラとの、3つの期待をし過ぎたせいかもしれないが、正直大きく事前の期待を裏切った仕上がりだった。

「昭和の戦前」を「現代」に変更したのが失敗の最大の原因

ストーリーがややこしいのは横溝正史作品だから、そんなに気にはならないが、ドラマとして視聴者に分かり易く伝えようと言う工夫が見られなかった。ただただ続く俳優の朗読劇に、映像がくっついているような感じで、イマイチ世界観に没入することは出来なかった。

とは言え、良く見れば、事件自体はそれなりに複雑だが、横溝正史らしさがあって悪くはないが、やはりドラマ化の際に、原作の時代設定が「昭和の戦前」なのを、「現代」の設定に変更した際に発生した数々の違和感を払拭出来なかったのは失敗したと言わざるを得ない…

主人公に華がないし、これと言った個性もない…

そして何より、先端恐怖症なのに弓道をやる主人公って? 一体、どうやって弓に矢をセットするんだろう。いいや、その前に、主人公に華がないし、これと言った個性もない。吉川晃司さんのキャラクターにおんぶにだっこ過ぎやしないだろうか。本当、期待していただけに残念…

あとがき

本作は、2020年3月末にクランクアップしていますから、恐らく全5話の編集も終わっているはず。その上、脚本家と演出家が1人ずつと決まっているから、第2話以降で作風が変わる可能性は相当低い。と言うことで、残念ですが、感想を書くのは第1話で終了します。



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憑かれた女 (角川文庫)
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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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