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連続テレビ小説「エール」 (第54回・2020/6/11) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『エール』公式サイト
第11週『家族のうた』の 『第54回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


皆の前では元気にふるまう三郎(唐沢寿明)だったが、往診に来た医師がまさ(菊池桃子)や裕一(窪田正孝)に伝える三郎の病状は深刻なものだった。裕一に食べたいものを聞かれて、久々に裕一のハーモニカを聴きたいと答える三郎。一方、役場に勤める浩二(佐久本宝)は養蚕農家の畠山(マキタスポーツ)をたずねて、桑畑をリンゴを育てる果樹園にしないかと資料を片手に説得するが、冷たくあしらわれてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「赤い椿の花」が目に留まった…

・原案:林宏司 ・作:嶋田うれ葉 ・演出:松園武大(敬称略)

前回のラストシーンの時は、私にとって大して印象的に映らなかったのだが、今回のアバンタイトルって、前々回と前回の三郎(唐沢寿明)に関する部分のダイジェスト版になっており、今回のアバンのラストカットに映り込んでいる「赤い椿の花」が目に留まった。画面の手前と奥に一輪ずつ目立って配置されている。

花言葉を調べてみると、「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」とある。正直、私の中では、どの花言葉も本作の主要な登場人物には合致しない。ただ、西洋の英語圏の花言葉に、「You’re a flame in my heart(あなたは私の胸の中で炎のように輝く)」と言うのがあるらしい。

これは、裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の相互に当て嵌まるし、古山の実家で唯一の理解者であり応援団だった父・三郎は、裕一の心の中では「赤い椿」だったように思う。

久し振りに冬の季節感の描写があった。もっと増やすべき!

季節感の表現が誠に乏しいのが本作。直近の季節感の描写が何かと調べてみたら、第46回(2020/6/1)で、おでん屋にいる 鉄男(中村蒼)の背景に雪が降ったのが、印象的な季節感の描写の最後だった。あれから、1週間半の今日、やっと季節感「冬」の描写が見られた。

まずは、アバンの「椿の花」、次は古山家の居間のテーブルの上の「柑橘類」、そして三郎の部屋の、ヤカンから上る湯気、窓から差し込む角度の浅い陽の光。やはり、この位の季節感は毎回意識して欲しいものだ。

養蚕農家の苦労について、ナレーションの補強が欲しかった

さあて、何か唐突に出て来た、役場に勤める浩二(佐久本宝)が養蚕農家の畠山(マキタスポーツ)を訪ねて、桑畑をリンゴを育てる果樹園にしないかと資料を片手に説得するが、冷たくあしらわれてしまうくだり。

養蚕は、春蚕が4月から6月、夏蚕(初秋蚕)が7月から11月で、冬の時期は仕事がない。これが、日本から次々と養蚕農家が減った原因だが、逆に冬に酒造りをしたり、果物や野菜を生産して1年間収入を得ている養蚕農家もたくさんある。

そんな実情を知ると、今回の畠山夫婦が冬だから、これと言った作業がなく、だからそこへ浩二がやって来たのは辻褄が合う。本当は、この程度のことはナレーションで補強すべきだと思うが。

養蚕家・畠山が浩二に言った場面は、とても良かったと思う

浩二が、養蚕からリンゴ生産に切り替えると、上手いことばかりであるように畠山に語る。まるで、覚えてきたお経をスラスラと読むかのように。そんな浩二に畠山がこういった。

畠山「あんた… なして そげな賭けみてえなことやりてえんだ?
   うまくいかなかったら責任取れんのか?」
浩二「それは…」
畠山「そだ覚悟のねえやつに
   先祖代々受け継いてきた土地を
   使うわけにはいかねえ」

農家は、どんなに頑張っても天候一つでそれまでの苦労が水の泡になる「博打な商売」と言う人がいる。それを痛い程に分かっている畠山にとって、浩二の営業トークは、「講釈師見て来たような嘘を言う」の諺のように聞こえたに違いない。

更に畠山の言葉で、浩二に残酷な現実のシビアな展開へ…

畠山の言葉に、「それは…」としか答えらえず、資料を置いて退散して行く浩二に、兄のレコードを持って来いと、捨て台詞を吐く畠山。ここのシーンは奥深いものがある。

寵愛された兄への反発心と自分の存在感を自身で認めたくて、「喜多一」を兄の代わりに継いだのに、結局、店は閉店して、きっと浩二のプライドはズタズタに傷ついたはずだ。それを、今の仕事でもう一度やり直そうと奮闘しているのに、やっていることは久し振りに帰省した兄への怒りや嫉妬など複雑な心境。

そこへ、畠山が浩二を「有名作曲家の弟」と言うレッテルでしか見ていないと言う残酷な現実。こう言うシビアなシーンもあって良いと思う。

菊池桃子さんの手が "まさの手" に見えた!

前回で、母・まさ(菊池桃子)が音に対して、 「(結婚前の)あなたは正しかったのよ」と “まさの改心の理由” を描いたことで、やっと、まさのシーンを落ち着いて見ることが出来た。そして、夫の死が近いことを知っているが、その恐怖と辛さと悲しみを誰にも共感してもらえなかったまさが、嫁の音に語り出すシーンも良かった。

特に、ウィッグやメイクで老けられるのは当然だが、突然泣き出した自分の口を押える菊池桃子さんの両手は「まさの手」に見えた。やはり、もやもやをきちんと回収してくれれば、演技にも見入ることが出来ると言うことだ。

あとがき

裕一と三郎の二人だけのラストシーンも雰囲気がとても良かったです。三郎が「裕一に承諾してもらいたいこと」って何なんでしょう? これまで浩二が古山家と「喜多一」に対して貢献して来たことを認めて、長男の裕一でなく、浩二を三郎亡きあとの「古山家の家長」にしたいと言う願いでしょうか?

この位はやらないと、こじれまくっている浩二も納得できないでしょうし、祐一も認めると思いますし、何より三郎が父親として浩二にしてやれる唯一のことですもんね。

さて、今日の養蚕農家のシーンですが、「養蚕指導 東 宣江」とクレジットに記載がありました。ネット検索したら、東 宣江さんのブログに、この度の撮影秘話が書いてありました。あのシーンの撮影が、2日間も掛かったそうです。

テレビ小説『エール』見てください! | 蚕糸日記 上州安中座繰製糸所・蚕絲館ブログ
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第1週『初めてのエール』
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