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連続テレビ小説「エール」 (第52回・2020/6/9) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『エール』公式サイト
第11週『家族のうた』の 『第52回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


藤堂先生(森山直太朗)から校歌完成披露会の誘いを受けて、裕一(窪田正孝)は音(二階堂ふみ)と華を連れて、久しぶりに福島に帰ってくる。子どもたちが元気に校歌を歌う姿を見て、裕一は作曲のお願いを引き受けてよかったと喜び、藤堂先生に得意なものを教えてもらったからこそ今の自分があるとあらためて感謝する。披露会の後、裕一は久しぶりに実家を訪れ、父三郎(唐沢寿明)や、母のまさ(菊池桃子)と再会を果たす。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

脚本・嶋田うれ葉氏らしい、アバンの構成の妙…

・原案:林宏司 ・作:嶋田うれ葉 ・演出:松園武大(敬称略)

へえ、てっきり、アバンタイトルは「完成披露会」の会場に入った所から始まると勝手に予想していたから、「帰ろうか」と決断する地点まで時間軸を戻して描くのは新鮮だった。やはり、前回の感想で書いた通り、多くのドラマで「共同脚本」や「シリーズ構成」を手掛けた嶋田うれ葉氏が脚本だからこそのアバンの構成だと思った。

こう言うのも新鮮で良いと思う。そして、福島吾妻尋常小学校の校歌も、なかなか良かった。ネット検索しても実際の校歌では無さそうだから、「音楽制作協力」の池田貴博氏の作品だろうか…

校歌の話は、いつも感心ばかり…

この恩師の学校の校歌を作曲すると言うエピソードは史実にもあるが(詳細は省略)、先日も書いた通り、裕一のモデルである古関裕而さんは生涯で300校の校歌を作曲した人。

第1回の放送でも「福島信夫小学校校歌 作詞 野村鉄男 作曲 古山裕一」と言う校歌の額が飾られている教室が登場した。やはり、古関裕而さんをモデルにしている以上、校歌作曲のくだりは避けられない。

完成祝賀会での裕一の挨拶が、とても良かった

そんな中で、 藤堂先生(森山直太朗)が裕一(窪田正孝)に一言を求める場面での、裕一の挨拶がとても良かった。

裕一「この度は こ… 校歌を作曲するという
   大変名誉な申し出を下さり 皆様 まことに
   あ… ありがとうございました。
   『人より ほんの少し努力すんのが つらくなくて
   ほんの少し簡単にできること
   それがお前の得意なもんだ』って
   あの時 先生が そう教えて下さらなかったら
   今の僕はありません。
   その時のことや ふるさとの風景を
   思い出しながら作曲しました。
   この校歌が 皆様の大切なふるさとの思い出となることを
   心から 願っています」

ここも、復習と言うか、藤堂先生と裕一の出会いの頃に時間軸を戻している感じになっている。そのことで、前回では、やや唐突な感じの藤堂先生の登場だったのが、その唐突さが少し和らいだ。

やはり、こうして裕一の台詞の中で「ふるさと」や「思い出」への拘りをしっかり描いたからこそ、裕一が音(二階堂ふみ)に華を連れて「帰ろうか」と言った気持ちが伝わって来る。

どうやら、今週の脚本は、こんな感じで、1回15分で完結させず、数回(もしかすると5回分)で、「裕一がふるさとに奏でる愛」を描くと言う手法を選択しているのかも? これはこれで、新しい試みとして注目したい。そして、母校の校歌は、その当時や学校を思い出すより「ふるさと」を思い出すための曲と言うのに強く共感した。

久し振りの昌子の登場も程良い塩梅でコントを抑え気味に…

さて、大成功に終わった「完成披露会」のあとは、驚いた。クレジットに、川俣銀行の事務員・昌子(堀内敬子)の名前があったが、藤堂先生と結婚したと言う設定で久し振りに登場。その上、4度目の結婚で妊娠中と言う設定。

まあ、ここは、川俣銀行カルテットが休日ならともかく真っ昼間に集まるのも不自然だし、突然コントが始まるのも、折角作り上げて来た、この先に待ち構えているであろう弟の浩二(佐久本宝)の確執の問題も描かれるだろうから、この位にコミカルな表現に留めたのも良き選択だと思う。

また、このシーンで、川俣銀行カルテットが登場しない理由が、のちの宴会のシーンで説明される。やはり、今週は、回収をしてくれるからありがたい。

母・まさが、裕一と音に好意的になった理由も描いて欲しい

「喜多一」の仕舞ってあった。呉服屋が土日を休日にするはずはないから、平日の定休日なのか、わざわざ休店日にしたのか。いずれにしても、何となく何かが起こりそうな予感が漂う(まあ、今週は一大事が起こるフラグだと思うが)。

それにしても、裕一の母・まさ(菊池桃子)、ここまで裕一と音に好意的に接するようになった経緯は描かれただろうか? 私の拙い記憶では、仲直りをしたような印象は全くなく、手紙を横志多だけでは、むしろ「売れた」から気持ちが変わったように見えてしまった。ここで、出来れば後出しでも構わないから、フラグが回収されるまでに描いて欲しい。

三郎が、藤丸盤の「船頭可愛いや」のレコードをかけた!

久し振りに裕一の父・三郎(唐沢寿明)が登場。三郎もまさも髪に白いものが増えたものの、三郎のコント風はちょっと和む。でも、あの年齢で慣れ親しんだ店の出入り口に幾度も躓くのは少々心配だ。足が躓くのは老化現象の始まりだから。と、思ったら、暖簾が仕舞ってあった理由が、早速描かれた。

浩二にも迷惑ばかりかけるから、半年前に閉店したと言う。そして、早速、その夜は実家で凱旋祝いの宴が開かれた。そして、三郎が掛けたレコードは、藤丸(井上希美)が歌う「船頭可愛いや」。このことで、三郎は、双浦環(柴咲コウ)バージョンが出る前に、「船頭可愛いや」を手にしていたことが分かる。やはり、三郎は裕一の味方だったんだ。

あとがき

先日の放送で、裕一たちは「悠々自適の暮らし」が出来ている…と、ナレーションが言っていましたが、その間、祐一は実家に仕送りもせず、連絡もせず…と言うことのようですね。父と息子の関係があるのですから、その一点で実家と繋がっているような描写があっても良かったと思います。

ただ、今週の脚本家で、それを盛り込むのは無理なので、やはり少し前、「船頭可愛いや」がヒットした直後くらいに仕送りするくらいはあっても良かったかも。

それにしても、30秒間の予告編のうち、火曜日で22秒分を描きました。あと予告編で分かっているのは、 弟の浩二が登場し、三郎が誰かに「承諾してもら居たことがある」と言うだけ。さて、水曜日からどんな展開になるのか気になります。

ここからは、次週のネタバレ、と言いましても「福島民友新聞社」が正式に報道している記事です。細かいネタバレを読みたくない人は、リンクをクリックしないで下さい。文字も、色を反転しておきます。

↓↓↓ここから、文字色が反転↓↓↓
「朝ドラ・エール」追加出演者!井上順、橋本じゅんさんら3人 朝ドラ・エール 福島民友新聞社 みんゆうNet
https://www.minyu-net.com/serial/koseki/FM20200606-505005.php
どうやら、来週の15日(月)と16日(火)は、 亡くなった音の父(光石研さん)が1泊2日で現世に帰るスピンオフのようです。
↑↑↑ここまで、文字色が反転↑↑↑



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★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/14277/


【これまでの感想】

第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 
第11週『家族のうた』
51

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福島は今>『エール』第52話

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内容藤堂(森山直太朗)に誘われ、裕一(窪田正孝)は、作曲した小学校の校歌のお披露目会へ出席するため、音(二階堂ふみ)と娘を連れて、福島へと帰ってきた。藤堂だけで無く、思わず昌子(堀内敬子)と再会した裕一は、お披露目会の後、実家へと向かうのだった。父・三郎(唐沢寿明)母・まさ(菊池桃子)と再会。半年ほど前に、店を閉めたと聞かされる。敬称略作、嶋田うれ葉さん原案、林宏司さんえっ!アバンで。。。戻...
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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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