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素敵な選TAXI 特別編【今だけ!竹野内豊×バカリズムのネタバレ対談第2夜】(第7話・2020/5/26) 感想

素敵な選TAXI[再放送]

関西テレビ制作・フジテレビ・「素敵な選TAXI 特別編」[再放送]公式
第7話『嘘と真の選択肢』、ラテ欄『美人OLに隠された過去!玉の輿直前の選択肢』の感想。



元レディースの真理(貫地谷しほり)は、過去を隠して青年実業家の彰(葛山信吾)と婚約したが、彰が両親にあいさつに行きたいと言い出し慌てる。警察沙汰を起こした揚げ句、家出して以来、実家に帰っていない真理は、何とか思いとどまらせようとするが失敗。本当のことが言えないまま、彰を両親に引き合わせるが、真実を知った彰は出ていってしまう。真理は、枝分(竹野内豊)の運転する「選TAXI」で、実家に入る前に戻る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:バカリズム(過去作/住住、架空OL日記) 第1,2,3,4,5,6,7
   オークラ(過去作/0号室の客、サラリーマンNEOシリーズ) 第6,7
演出:筧昌也(過去作/死神くん) 第1,3,6
   星野和成(過去作/ハゲタカ、僕らは奇跡でできている) 第2,4,7
   今井和久(過去作/チーム・バチスタ、ディ・ダ・ヴィンチの診断) 第5
音楽:本間勇輔(過去作/古畑任三郎シリーズ、ソムリエ、僕の歩く道)
主題歌:aiko「あたしの向こう」(ポニーキャニオン)

前回から竹野内豊さんとバカリズムさんのネタバレが追加!

先週の感想は書かなかったのだが、ご存知の方もいると思うが、先週から番組の冒頭で竹野内豊さんとバカリズムさんが、その回のネタバレをするコーナーが追加になった。そして、今回の放送で語られたのは、2つ。

1つは「タイムスリップ感」について。実は、当初は脚本上ではバカリズムさんは「タイムスリップ感」はあまり意識していなかったと。しかし、放送が進んで行くと、演出班があれこれ工夫して面白くなって来て、「“タイムスリップ感大喜利” みたいになった」と。

もう1つは、この第7話では、「cafe choice」で働くカンナ役の清野菜名さん自らアクションシーンを増やして欲しいとのお願いがあって、レディース「元苦露悪惨(くろわっさん)」の六代目総長としての現役レディースたちをシメるアクションが炸裂するシーンは確かに見所だ。

今回の「タイムスリップ感」は、映画『バブルへGO!!』へのオマージュ…

さて、第7話の「タイムスリップ感」は2つ登場する。1つは、DVDによる利用方法や注意喚起のビデオ鑑賞。そして、面白いのは2つ目の、ガソリンスタンドで洗車機の中に乗ったまま洗車すると言う演出。

泡で「タイムスリップ感」を表現するのは、2007年に公開された阿部寛さんと広末涼子さんが出演した映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』へのオマージュを感じる楽しい演出だ。

今回の一番の見所は、凝りまくった脚本だ!

さて。今回は、貫地谷しほりさんのレディースの初代総長役で、現役レディースたちをガンつけてシメる迫力ある演技も多いな見所だが、第7話の一番の見所は、バカリズム氏とオークラ氏のコンビによる、凝りまくった脚本だ。

因みに、前回の第6話では、は枝分(竹野内豊)の勧めで4回も選択をやり直して終了…と言う形だったのだが、今回は、一捻り、二捻りがある。

元レディースの真理(貫地谷しほり)が、「選TAXI」の力を借りて、婚約者である青年実業家の彰(葛山信吾)に、時間を巻き戻して「元レディースの総長であった」と言う “過去を隠す” のに成功して、そのまま故郷をあとにしようとする。

その時に、“過去を隠したまま” 結婚してその後の人生を生きることへの罪悪感を抱いて、また「選TAXI」に乗って、枝分にレディースに加入する前、不良になって両親を苦しませることのないように、スタート地点に戻って、本当のことを婚約者に伝えて、婚約者の判断で両親に会いに行くか(行けるか)決めると言う。

「選TAXI」を使わずに「選TAXI」の存在感を際立たせる!

ここで、枝分は「これ 戻る必要あります?」と意外なことを言い出す。真理は嘘をつかない自分になるために1時間前に戻って欲しいのに。

枝分「戻らずに今から全部 話せばいいじゃないですか」
真理「いや でも それだと もう みんなに
   迷惑かけちゃってるから…」
枝分「ええ。だったら それも含めて謝ればいいじゃないですか
   確かに今回の件 正直に話すのなら
   最初から そうすれば良かった話です
   ただ だからって最初に戻るのは何か違う気がするんですよ
   本当に彼と両親に申し訳ない思いと
   全てを正直に話して謝る覚悟があるんだったら
   この状態のまま 彼と両親に全てを話して
   そこから 謝るべきだと思うんですよ」

ホント、この台詞って何度聞いても鳥肌が立つ。そもそも、本作に於ける「選TAXI」の役割は、一度失敗した人が失敗を取り戻すために利用する道具だが、「選TAXI」を利用する殆ど全ての乗客は、幾度かリトライする度に新しいトラブルに見舞われてしまい、結局スタート地点に戻ると言う過程を歩んで来た。

しかし、この第7話のラストでは、枝分が「選TAXI」の “機能と存在を乗客に使わせない選択肢” を選ぶことで、「物事を解決するにはシンプルにスタート地点に立って考え改める」と言う、本作の “教え” や “戒め” が、より強調されると言う見事な構成なのだ。本当に良く出来たファンタジーだと思う。

あとがき

「選TAXI」が、最後は「ただの送迎タクシー」で終わるのも、隠し事が無くなった新しいカップルが結婚へ進む爽やかで幸せたっぷりのエンディングも良いですし、最後の最後で、カラオケ店で楽しそうにカンナの “パシリ” をしている枝分さんの滑稽なラストカットも面白かったです。
因みに、今回は第7話でしたが、次週(6/2)は第8話でなく第9話『乗客は強盗? ツイてない日の選択肢』です。



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【再放送の、これまでの感想】
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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