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連続テレビ小説「エール」 (第38回・2020/5/20) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『エール』公式サイト
第8週『紺碧(ぺき)の空』の 『第38回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


自分の才能を証明したい一心で、仕事も早稲田の応援歌づくりもそっちのけで、三日三晩徹夜で書き上げた交響曲「反逆の詩」を、裕一(窪田正孝)は自分の最高傑作かもしれないと思いながら小山田(志村けん)に見せるが、その反応は冷たいものだった…。自信をなくしショックを受ける裕一。一方、早慶戦までいよいよ3日となり、「紺碧の空」の作曲をお願いしている早稲田の応援団員たちが、裕一の家に押しかけてくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「他者承認」と「自己承認」の2つを欲求する裕一を応援したい!

原案:林宏司氏 作:吉田照幸氏 演出:野口雄大氏

今回も、アバンタイトルが良かった。本作の感想を書く前に、『逃げるは恥だが役に立つムズキュン!特別編 [再放送] (第1話・2020/5/19) 感想』で書いたことを引用すると…

今の主人公・裕一(窪田正孝)は、あるがままの自分を認めて貰えて満たされる「他者承認欲求」と、自分で自分を認めたいと言う「自己承認欲求」の両方を同時に得ようと孤軍奮闘している…とも言える。

自分の作曲の才能を、日本作曲界の重鎮・小山田耕三(志村けん)に認めさせることで、「自己肯定感」を得ようとしてしまっている。本来は、まず他人に認められて、自分で自分を認めて、それで自分の存在感を得ると言う過程を得た方が良いのに。

こんなアバンと見ると単純にドラマっていいなと嬉しくなる

そして、今週の月曜日と火曜日で、無謀と思える心の壁の乗り越え方、ぶち壊し方で立ち向かおうと奮闘しているところに、本業のレコード会社から1曲でも流行歌を作れと言う命令と、早稲田大学応援部からの応援歌づくりの二つを抱えてしまい、結局、 応援歌づくりもそっちのけで、三日三晩徹夜で書き上げた交響曲「反逆の詩」の完成に漕ぎ着けた。

自信満々で小山田に見せるが、小山田の反応は、失笑と「…で?」の一言で、譜面を床に叩き捨てられてしまった。志村けんさんの言葉少ない傲慢なのか愛情なのか分かり難い複雑な演技、窪田正孝さんのキョトンとした失望の演技の見事な掛け合い。こう言うアバンと見ると単純にドラマっていいなと嬉しくなる。

1台の手持ちカメラの"揺れ"が、内容と演技に"シンクロ"していない!

帰って来ない裕一を心配して、裕一の部屋に入っている音(二階堂ふみ)。そこへ裕一が帰宅する。「君の家だよ」とボソッと答える裕一も雰囲気も良いのだが、ちょっとだけ気になったのが、手持ちカメラの “揺れ” の不自然さ。

これまでも、本作では度々手持ちカメラが多用されて来たが、このシーンでの “揺れ” は内容、もっと厳密に言えば、俳優の演技と “シンクロ” していない。

ここまでシンクロしていないカットは、恐らく初めてだと思う。特に、窓辺に音が座り、裕一が片づけをしている引きの手持ちカメラ。これが、裕一と音の心の動揺と明らかに “シンクロ” していない。

このシーンでは、合計3台のカメラの全てが手持ちカメラで撮影されているが、引きのカメラだけシンクロしていない。だから、粗として目立ってしまう。自己否定されて傷心し切っている夫を妻が抱擁して慰める大切なシーンだけに、もう少し演出に細心の注意を払って欲しかった。

三日月が互いの心に鍵を掛けた夫婦を象徴しているような…

新月のあと、3日目位に見える最初に出る月だから「三日月」と言うようだが。三日月は英語では”crescent”(クレセント)と言い、この「クレセント」は、家庭や教室の窓についている「回転錠」のことも表すと言う。確かに、サッシの「回転錠」は三日月のようなカタチをしている。

そんなことを考えると、僅か数秒の「三日月」のシーンだが、互いに自分の心に鍵を掛けてしまったまま一夜を過ごした、裕一と音の関係を象徴しているようにも見えた。まあ、ここまで意図的に考えたかどうかは別にして、私は妙に納得してしまった…

単純に美しい歌声を聴くと気分がいい

翌朝、日曜日なのに音楽学校に来た(行かざるを得なかった心情だったのだろう)音が、世界的オペラ歌手・双浦環(柴咲コウ)が教室で歌う姿を目撃する、ちょっとしたシーンがあった。どんな意味があるのか全く分からないが、単純に美しい歌声を聴くと気分がいい。

また、個人的には、『今だから、新作ドラマ作ってみました「転・コウ・生」 (第3夜・2020/5/8) 感想』で見たばかりのコミカルな柴咲コウさんとのギャップに萌えてしまった…

内容は無いが、今回の喫茶バンブーのシーンは悪くない

いやあ、7分も経過しているのに、依然と話が進まないのは困ったものだが。まさか、「喫茶バンブー」で恵(仲里依紗)が「ミルクセーキの作り方」の説明を、あそこまで凝って挿入するとは思わなかった。偶然だろうが「おうちカフェ」が人気のご時世だけに、今回はちょっと許してしまった。

また、恵が登場すると、必ず喫茶店内がミュージカル調になるのが、少々意味不明だったが、今回のミュージカル調は良かったと思う。何せ、内容が無いから…

裕一は応援歌を、団長は応援の意味を考え直すのは見応えアリ

13分頃、このまま水曜日だから何もないまま、残りの2日で何やるの? と思っていたところで、応援団部員たちが、裕一のもとにやって来て、作曲するように催促する場面があった。そこで、プライドを粉々に砕かれた無心の裕一が、団長にこう言った。

裕一「応援歌って勝ち負けに関係ありますか?
   早稲田が負けんのは ただ弱いからです。
   実力不足です」

この台詞は良いと思う。きっと、渾身の思いで描き上げた交響曲「反逆の詩」こそ、裕一自身のための応援歌だったのだ。その自分を奮起させるための交響曲「反逆の詩」が小山田に全否定されたのだから、応援歌そのものへの意味を裕一自身が問い直した…と解釈した。

そして、きっと、やがて気付くのだ。裕一の作曲の才能は、自分自身のためでなく、誰かのために書いてこそ発揮されると言うことに、裕一か、音か、どちらが先に気付くのか? そこが、木曜日と金曜日の見所になると信じたい。

あとがき

14分過ぎの団長・田中(三浦貴大)が言った「応援って わしらの自己満足やなかろうか? 応援って… 勝敗に関係あるとやろか?」の台詞が胸にグサッと来ました。

確かに勝負には勝ち負けがあって勝った方が良いに決まっています。ただ、応援は勝負に勝つために運を味方に付けようと言うだけの存在ではなく、応援することで感動を貰えたり、自分を元気づけたりする効果もあると思います。

応援とは何か? それこそが、本作のタイトルである『エール』に繋がるエピソードになっていくと奥行きのあるドラマになって行くと思います。



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【これまでの感想】

第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37

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