連続テレビ小説「エール」 (第7週/土曜日版・2020/5/16) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第7週『夢の新婚生活』の
『土曜日版』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
家族に反対されながらも上京した裕一(窪田正孝)は音(二階堂ふみ)との新婚生活をスタートさせる。同時にレコード会社の専属作曲家としての仕事も始まるが、一向に曲が採用されない。そんな中、同期入社の木枯正人(野田洋次郎)の曲が先にレコードになり、焦りは募るばかり。一方、音は歌手を目指して音楽学校に入学。そして上級生の佐藤久志(山崎育三郎)と急接近!久志は裕一の幼なじみで二人は思いがけず運命の再会を果たす。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
今週は「夢の新婚生活」でなく「波乱万丈の新婚生活」の方が…
今週は、『夢の新婚生活』と言うサブタイトルが内容に合っていなかった…と、土曜日版を観て感じてしまった。敢えて付けるなら、むしろ『波乱万丈の新婚生活』くらいの方が、困難に立ち向かう裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の夫婦が頑張る姿を描いた一週間として納得いったかなと。
土曜日版のナビゲーション位に本編のナレーションも効果的に使うべき!
また、「憧れの小山田先生から推薦されたことを知った裕一」とのナビゲーションがあったが、本放送時にはあまり強調されていなかった。本編でもナレーションで補強しておけば、小山田(志村けん)との対面のシーンも、もっと感動的になったと思う。
そう、ナビゲーションが「つらい… 切ないですね~」と加える必要も無かったとも思う。まあ、これが、土曜日版の良さであり面白さでもあるのだが。バナナマン日村さんのナビゲーションには好みが分かれると思うが…
「週5放送」と「土曜日版」を見てこそ本作の本質が見えて来る!
そして、裕一の作曲シーンは残ったものの、やはり気になっていた選考会での音の歌唱部分はカット。土曜日版に使えるような映像にはなっていなかったと言うことだ。やはり、脚本家交代等で相当に撮影現場が混乱しているのだろう。
その部分は引き算をしないといけないとは思うし、逆にそこを埋め合わせるのが土曜日版で、私は、「週5放送」と「土曜日版」を両方見てこそ、本作の本質、本来描きたい部分が見えて来ると思っているし、事実そうなっていると思う。
「波乱万丈の新婚生活」にも、"応援団"がいる事が強調された!
結局、最後まで見終えれば、コミカルな部分はほぼ削除して、『波乱万丈の新婚生活』だったと思う。小山田と廿日市(古田新太)からの強いプレッシャーに苦悩しながら作曲活動を続ける裕一は描かれたものの、音楽学校の記念公演「椿姫」の主役選考会にチャレンジする音の描写はかなり控えめ。
ただ、久志(山崎育三郎)の存在が、裕一と音が夫婦であることを強調する役目にはなっていたのが救いだ。今回は、喫茶バンブーの梶取夫妻が全削除だったが、1カットくらいはあっても良かったかなと。その方が『波乱万丈の新婚生活』にも、きちんと “応援団” が存在することが強調出来たから。
あとがき
サブタイトルが『紺碧の空』になっていましたから、やはり、金曜日の感想に書いたように、 次週は史実に基づいて、早稲田大学第一応援歌「♪紺碧の空」の作曲秘話になるようです。
予告編で、応援歌の依頼に来た早稲田大学応援部の団長・田中(三浦貴大)が応援歌が成功したシーンで「頑張ることは つながるんやって」と言っていました。
小さい頃から気が弱く優しすぎる一面をもつ、今も不器用な天才作曲家の裕一が、周囲の応援を受けて必死に作曲に取り組むことで、裕一の応援団たちが繋がって行く…姿が描かれるといいなと思います。やはり、歯を食いしばって作曲に向き合う裕一を応援したいです。
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