浦安鉄筋家族 (第5話・2020/5/8) 感想

テレビ東京系・ドラマ24『浦安鉄筋家族』(公式)
5発目『西川家ムービン』の感想。
なお、原作の浜岡賢次「浦安鉄筋家族」(漫画)は未読。その他、過去に制作されたCDドラマ版やテレビアニメ版も未見。
大沢木家の隣に、関西からけちな西川家が引っ越してくる。西川父(バッファロー吾郎A)は大鉄(佐藤二朗)と同じタクシー運転手でライバル関係。また、順子(水野美紀)もスーパーで西川母(MEGUMI)と激しくぶつかり合う。さらに、小鉄(斎藤汰鷹)のクラスに、西川家の一人娘・のり子(平澤宏々路)が転入。犬猿の仲の両家は、野球ゲームで決着をつけることにする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:浜岡賢次「浦安鉄筋家族」(漫画)
脚本:上田誠(過去作/雨天中止ナイン、ちょい☆ドラ2019) 第1,2,3,5話
諏訪雅(過去作/脚本作品は不明) 第4話
酒井善史(過去作/映画「俺たち賞金稼ぎ団」)
演出:瑠東東一郎(過去作/おっさんずラブ、おっさんずラブ2) 第1,2,3,4,5話
吉原通克(過去作/「VISION 殺しが見える女」第10話)
諏訪雅(過去作/演出作品は不明)
松下敏也(過去作/探偵が早すぎるスペシャル:助監督)
音楽:瀬川英史(過去作/勇者ヨシヒコシリーズ、今日から俺は!!、朝ドラ「エール」)
鈴木真人(過去作/花のち晴れ、トップナイフ-天才脳外科医の条件-)
オープニングテーマ:サンボマスター「忘れないで 忘れないで」
エンディングテーマ:BiSH「ぶち抜け」(avex trax)
順子が霞んでしまう程の超独特な関西ワールドで始まった!
序盤の、西川家・母を演じる関西弁炸裂のMEGUMIさんと、シュウペイさん(ぺこぱ)のスーパーの店員のやり取りに、相変わらずのハイテンションの 順子(水野美紀)が霞んでしまう程の超独特な関西ワールドで始まった第5話。毎回書いているが、こんなご時世だからこそ、こう言うやり切ったコメディ・ドラマが嬉しい。
いつものファミレスのシーンも"西川家の父参入"で滅茶苦茶な面白さ
そして、お約束の嫌煙家の私も、ついつい見入ってしまう強烈な愛煙家たちを描くファミレスのシーン。
いつもなら店長・麻岡ゆみ(松井玲奈)がえげつない下ネタのツッコミで愛煙家たちを叩きのめすのに、今回はこれまた大阪弁炸裂の西川家の父(バッファロー吾郎A)が大騒ぎするのを、冷静に店長がなだめるが、全く西川父には歯が立たず、防犯ブザーで抵抗するのが面白い。
そして、大鉄(佐藤二朗)が関西弁を「日本語」でないと決めつけちゃって、即CMの段取りも笑える…
バッファロー吾郎Aさんの破壊力、恐るべし…
CM明けは、防犯ブザーからやり直すと言う意外性。それにしても、バッファロー吾郎Aさんの破壊力も恐るべしだ。
それにしても、大沢木家の隣に、関西からケチな西川家が引っ越して来ると言う設定が面白過ぎる。その西川家の一人娘・のり子を演じた平澤宏々路さん。どこかで見たことがあるなと思ったら、映画『ミックス。』で新垣結衣さんが演じた主人公・富田多満子の幼少期を演じた女の子だった。
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「糞尿テロ」から「一夜限りの夢の悪魔の球演」の流れもお見事!
22分過ぎのオタクの晴郎(本多力)の「糞尿テロ」から始まった「関西人 VS 関東もん」のお隣さん同士のバトルも、メリハリのスゴさから~の、スーファミの野球ゲームで決着をつける「一夜限りの夢の悪魔の球演」への流れもお見事。この場面で言うべきか分からないが、ホームドラマだからこそ家の中でのバトル。本当に面白い。
このメリハリのキツさがマジで癖になる! いや中毒性すらあるかも!
ハイテンションのまま終わらないのが本作の良いところだが、今回は意外と早めの28分頃に、大沢木家の長女・桜(岸井ゆき)と西川家の一人娘・のり子が、ちょっと心を通わせる。
いい雰囲気だなぁと思っていたら、MEGUMIさんの「あんた 好きやで!」から全員でアドリブ合戦。そして、再び桜とのり子のしっとりシーン。いやぁ、このメリハリのキツさがマジで癖になる! いや中毒性すらあるかも!
桜が、のり子へちょっとお姉ちゃんぶるのが可愛い…
そして、この馬鹿馬鹿しい展開の中で、ぽそっと桜がのり子に言った、この台詞が良かった。
桜「かわいいと幸せは 自分で作んないとね」
中学生の桜が、ちょっと背伸びをして、小学生ののり子のお姉ちゃんになって、のり子の東京での最初の友だちに小鉄(斎藤汰鷹)を差し出す展開は、まさに正統派ホームドラマの着地点だ。
あとがき
ラストシーンのファミレスで、大鉄が息子の名前を「甲子園」にする…と言うのは、大の阪神タイガースファンとしても知られるタレントのダンカンさんが、第二子となる長男に「甲子園」と名付けた事実からの引用でしたね。その他にもたくさんの関西ネタの引用も面白かったです。
そして、最後の「切っても切れない 大向さんと安い包丁」のナレーションが印象的でした。今回も、しっかりとホームドラマ。それも、大沢木家と西川家の2軒分。今回も面白かったです。そして、次回にも期待します。
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