行列の女神~らーめん才遊記~ (第3話・2020/5/4) 感想

テレビ東京系・ドラマBiz『行列の女神~らーめん才遊記~』(公式)
第3話『3杯目』、看板メニュー『毛血旺つけ麺』の感想。
なお、原作の久部緑郎&河合単「らーめん才遊記」(漫画)は未読。
依頼を勝手に引き受けた汐見ゆとり(黒島結菜)は、味に自信はあるものの客が入らず困っている『つけ麺あんざい』店主・安西のもとへ。だが時を同じく安西の妻も、別のコンサル会社に依頼し、担当の難波倫子(松井玲奈)を連れてくる。同時に依頼された2社によるコンペを行うことになり……。一方『清流房』には橋爪ようこ(高畑淳子)が来店。ラーメン嫌いなようこのダメ出しに、芹沢達美(鈴木京香)はイラ立ちを隠せない。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:久部緑郎&河合単「らーめん才遊記」(漫画)
脚本:古家和尚(過去作/明日の約束、スミカスミレ、イノセンス冤罪弁護士)
演出:星護(過去作/僕の生きる道、僕の歩く道、テミスの剣、ヘッドハンター) 第1,2話
池澤辰也(過去作/相棒、警視庁捜査一課長、嫌われる勇気) 第3話
音楽:佐橋俊彦(過去作/ちりとてちん、dinner、テミスの剣、ヘッドハンター、集団左遷!!)
オープニングテーマ::LOVE PSYCHEDELICO「Swingin'」
主題歌:THEイナズマ戦隊「WABISABIの唄」(日本クラウン)
前半はいつも通りだが、芹沢が動き出した途端に面白くなる
自信過剰なゆとり(黒島結菜)が、いつも通りに(成長せず)我が道を行く展開には、流石に3回も同じだと、この芹沢が言った通り「やっぱり」と思って観ていた第3話。
芹沢「やっぱり あなたは そういうタイプなんだと思っただけ」
しかし、中盤を過ぎて、芹沢(鈴木京香)が動き出すと、いつもとは違った展開に。
前半はゆとりのドタバタ、最後は痛快なオチ… の展開は癖になる
そして、相変わらずのゆとりの、料理人としての腕は一流と認めつつも、フードコンサルとしての神髄を魅せた展開は面白かった。
芹沢「料理がおいしいだけじゃ 店は成功しないのよ」
やはり、あくまでも主人公の活躍を描くことに徹した痛快なオチを用意して、そこまではゆとりのドタバタで繋げる… このパターンは意外と癖になる。
ラーメンもドラマも"情報"を食べて満足してはダメってこと!
芹沢の台詞には、それぞれ心に響くものが多い。その中でも今回、私が一番気に入った芹沢の台詞はこれ。
芹沢「彼らは情報を食べているのよ」
そう、だから、私はドラマや映画を見る前に出来るだけ「事前情報」を頭に入れない。お店の面構えと看板メニューだけ見て、あとは食べてみる。そして、評価は自分がやる。もちろん、きっかけとしての「情報」は必要だが。まさか、ラーメン店のコンサルのドラマで、私のドラマの楽しみ方を再確認させられるとは思わなかった。
あとがき
安定した面白さがありますね。ゆとりが成長しなさ過ぎるのは、ドラマを面白くする一つのアイテムとして許容できますし、毎回、ゆとりをフードコンサルとして成長させようと準備される芹沢の作戦も実に良く出来ていると思います。第4話の放送もあるようで、ホッとしました。逆に、この放送中に震度3の地震が2回も来たのには、ちょっと怖かったです。
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