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連続テレビ小説「エール」 (第22回・2020/4/28) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『エール』公式サイト
第5週『愛の狂騒曲』の 『第22回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


イギリスへの留学をまもなくにひかえた裕一(窪田正孝)が突然姿を消した福島では、家族が裕一を探しまわっていた。三郎(唐沢寿明)は、川俣の裕一の下宿を訪れて、裕一が音に会いに豊橋に向かったとあたりをつける。一方豊橋では、関内家に滞在する裕一を訪ねて、鶴亀寅吉という人物がやってくる。光子(薬師丸ひろ子)は鶴亀の言動を怪しむが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

アバンで、銀行支店長の落合が言った台詞が良かった!

アバンタイトルで、裕一(窪田正孝)が突然姿を消したのを知った三郎(唐沢寿明)が川俣銀行にやって来て、裕一の部屋に行先の手掛かりを探している時に、銀行支店長の落合(相島一之)が言った台詞が良かった。

落合「素直な いい息子さんですよね。
   彼を見てっと 楽しくなります。
   自由に歩ませてあげて下さい」

「川俣銀行カルテット」が裕一の応援団なのは重々承知だが、これまではコント風のやり取りが多かったのに対して、今回は、普通に応援している。

それも、養子縁組の大人の事情を知っている、それも支店長が「自由に歩ませてあげて下さい」と言うのが、とても落合の人間味をよく表しているし、裕一の持つ “見ていると楽しくなる” と言う人徳みたいなものさえ伺えて来る、いい台詞だと思う。

「お約束」は、毎日見ているからこそのご褒美って感じ

また、やったね。第19回(4/23)ぶりの、音(二階堂ふみ)の歌の先生・御手洗(古川雄大)の「ミュージック ティー…」で切れちゃうくだり。

先日の時はアバンから主題歌に移る切り替えの時でとても面白味を感じていたが、今回は裕一がわざわざやってきてドイツ留学時の話を聞くと言う展開だから、そのまま続くと思いきや、やっちゃった。この手の「お約束」って単純に楽しい。そして、毎日見ているからこそのご褒美って感じもして、連ドラらしくてとても良いと思う。

父の「欲のなさ」と母の「ピュアさ」を受け継いだのが裕一

大事な商談があるのに、家を飛び出して行ってしまった「喜多一」に残された まさ(菊池桃子)と浩二(佐久本宝)のやり取りも良かった。浩二が母親に父と決件した理由を聞くくだりだ。

まさ「お父さん 欲がないでしょ?
   私の周りに そんな人 一人もいなかった」
浩二「でも 欲もないけど 甲斐性もないよ」
まさ「私はね 人をだます人より だまされる方がいいの」

きっと当時の結婚は、親が勧めた縁談を受け入れるのが普通だったと思う。そんな時代に、まさは親の言うことを聞かずに “欲のない男性” と結婚する道を自ら選んだ、ピュアな乙女チックな女性なのだと思う。そして。父親の「欲のなさ」と、母親の「ピュアさ」と言う両方の良いところを受け継いだのが裕一ってことなのだと思う。

浩二より裕一を両親が可愛がった理由が、垣間見れた瞬間

だから、努力家で勉強も出来た弟の浩二より裕一を可愛がった。そう考えると、以前に書いた、描かれていない両親の息子2人への “差別” の根っこみたいなものが見えたような気がする。このような、オブラートに包んだような表現で、何気に “差別” を描くのは上手いと思う。

もちろん、差別と言っても虐待の意味ではなく、あくまでも育て方が違うって話。まさが、浩二にも愛情を持って接して来たのは、今回の描写でも十分に伝わって来たのだから。

少しずつ光子の複雑な心境の根っこも描かると面白くなる…

まさに対して、音の母・光子(薬師丸ひろ子)。この女性は懐が深い。突然家にやって来た裕一を何だかんだともてなして、裕一の将来と、音が傷つかないように懸命になっている。

そして、裕一と別れるように言いつつ、娘のデートを応援もしている。光子本人について、まだあまり描かれていないが、これから、少しずつ光子の複雑な心境の根っこも描かると面白くなると思う。

音が契約書を目を凝らして見るのが、幼少期と繋がった!

序盤で登場した「ゆたか興業」の鶴亀寅吉(古舘伊知郎)なる人物が中盤で再び登場し、演奏会の契約書を持って来るシーンがあった。

そこで良かったのが、音が契約書を目を凝らすように見たくだり。これ、音が幼少期に実家の家業が傾きかけた時に、家中を探して大事な契約書を見つけて、関内家の危機を救ったことに、ちゃんと繋がっている。

そして、商業学校を留年するような裕一には、音のようなしっかり者の女性が似合う…と言うところまでも描いた。たった1カットだが、音が契約書を見るカットは、2人の違いを描く意味でも、2人が結ばれるべきであることを描いた意味でも、大きな価値があったと思う。

光子と馬具職人の岩城とのやり取りも良かった

光子と馬具職人の岩城(吉原光夫)とのやり取りも良かった。岩城が裕一の目を見て、裕一を認めたのは職人気質っぽいし、その職人の腕があったから、店は広がったけど、その経営拡大のために大阪に行って夫が事故で亡くなった残された妻の寂しさと、娘3人が嫁に行ってしまったら…と言う不安とか。

やはりこうして、少しずつ光子のことが分かるのは、言い方が難しいが楽しいし、良く出来ていると思う。

2人に自然体の演技と臨場感溢れる映像が実にマッチして…

祭りのシーン、やったんだ。コストカットのドラマ制作の時代に、やっただけでも凄いと思う。そして、夜店やお化け屋敷で遊ぶ裕一と音を演じた窪田正孝さんと二階堂ふみさんの自然体の演技と、スナップ写真のような臨場感溢れる映像が実にマッチして、楽しい祭りの雰囲気を醸し出したと思う。

そして、豊橋祇園祭に代表される手筒花火の解説は、ナレーションで。こう言うナレーションを聞くと、津田健次郎さんの声や演技の上手さが映える。

出来事を巧く使って登場人物の人間性を丁寧に描いた15分

そして、前回では裕一と音だけに絞り込んで描いたのに対して、今回は家族を絡めて、2人の違いを際立たせるのに成功したと思う。上に描いたような解説ができるような描写以外にも、裕一と音のちょっとした仕草に、2人の気持ちや違いが丁寧に描写されて素晴らしいと思う。

もちろん、他の登場人物も表現されている。そう、ドラマと言うのは人間を描くものであり、出来事を描くのではないのだから、「演奏会を開催する」と「お祭り」と言う出来事を舞台に、裕一と音の個性や、登場人物の人間性まで描いた15分間だった。2回連続で満足度が高いのは、何より嬉しい。

あとがき

今日も面白かったです。そして、脚本がドタバタしてもおかしくないのに、半年間のプロローグ部分としては、とても良く仕上がっていると思います。欲のない三郎のことですから、強引に裕一を連れ戻さず話し合いでもするのでしょうか? その辺で、三郎と光子の子育て論みたいなのが垣間見られると楽しいですね。

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【これまでの感想】

第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 
第5週『愛の協奏曲』
21

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内容裕一(窪田正孝)が姿を消したと茂兵衛(風間杜夫)から聞き、三郎(唐沢寿明)は、川俣の裕一の部屋へ。豊橋に行ったと気づく。一方、音(二階堂ふみ)に豊橋を案内してもらい、楽しむ裕一。関内家に帰ると鶴亀寅吉と名乗る妙な男(古舘伊知郎)が待っていた。怪しむ光子(薬師丸ひろ子)だが、裕一は提案された演奏会を快諾する。そのころ、三郎が仕事を放り出し、裕一のもとへ向かった“喜多一”祐二(佐久本宝)は、...

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