浦安鉄筋家族 (第3話・2020/4/24) 感想

テレビ東京系・ドラマ24『浦安鉄筋家族』(公式)
3発目『桜らむドリーミンー』の感想。
なお、原作の浜岡賢次「浦安鉄筋家族」(漫画)は未読。その他、過去に制作されたCDドラマ版やテレビアニメ版も未見。
大鉄(佐藤二朗)から、恋人の花丸木(染谷将太)と別れろと言われた桜(岸井ゆきの)。花丸木は肌の抵抗が少ないため、するすると服が脱げてすぐに裸になってしまうのだ。大鉄は、そんな2人のデート現場を偶然見掛けるが、桜は「お父さんなんて他人よ」と言い放つ。ある日、花丸木と自宅で勉強デートをすることになった桜は、家族のあらを知られたくないと大慌てする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:浜岡賢次「浦安鉄筋家族」(漫画)
脚本:上田誠(過去作/雨天中止ナイン、ちょい☆ドラ2019) 第1,2,3話
諏訪雅(過去作/脚本作品は不明)
酒井善史(過去作/映画「俺たち賞金稼ぎ団」)
演出:瑠東東一郎(過去作/おっさんずラブ、おっさんずラブ-in the sky-) 第1,2,3話
吉原通克(過去作/「VISION 殺しが見える女」第10話)
諏訪雅(過去作/演出作品は不明)
松下敏也(過去作/探偵が早すぎるスペシャル:助監督)
音楽:瀬川英史(過去作/勇者ヨシヒコシリーズ、今日から俺は!!、朝ドラ「エール」)
鈴木真人(過去作/花のち晴れ、トップナイフ-天才脳外科医の条件-)
オープニングテーマ:サンボマスター「忘れないで 忘れないで」
エンディングテーマ:BiSH「ぶち抜け」(avex trax)
染谷将太さんの魅力が炸裂した濃厚な40分間!
2013年に、本作と同じテレビ東京系列『ドラマ24』で放送された『みんな!エスパーだよ!』と、2015年の映画『みんな!エスパーだよ!』で、私を虜にしてしまった染谷将太さん演じる、桜(岸井ゆきの)の恋人・花丸木くんの面白さが全開の第3話。やはり、染谷将太さんはこう言う突き抜けた役をやらせると本当に光り輝く。
誰よりも嫌煙家と自負する私を惹き込む"喫煙シーン"に天晴れ!
そして、いつものファミレスでのシーンで大鉄(佐藤二朗)に「そうだよ! エスパーかよ?」と言わせるあたりの遊び心も楽しい。それに「灰皿チェンジ 500円」、「アホヤニーズ」って、面白過ぎる! それに誰よりも嫌煙家と自負する私が、劇中とは言え普段ならウンザリする喫煙シーンに、ここまで惹き込むドラマは恐るべし…だ!
装飾は抱腹絶倒のギャグコメディでも、ホームドラマの芯はブレない!
カフェでの花丸木くんと桜のデートのシーンも、本当に楽しかった。スパゲッティナポリタンと自分の赤いセーターの毛糸を間違って食べて、セーターが解けて乳首が見えるなんて、どうやったら考え付くのだろう?
そして、いよいよ「青春の勉強デート」が大沢木家で行わることに。で、いろいろあって、 真壁刀義さんが本人役で、大沢木家へトイレを借りに来る設定で登場して、まさかのデッカイう〇こをトイレの蓋の上に残して去って行った。で、まあ、いろいろあって…
桜「花丸木くんは こんなだけど
裸で天然で いじめられっ子だけど
私の大事な彼氏なの!
花丸木くん ごめん。
下品で 野蛮で わけわかんないけど
私の大事な家族なの」
パンツ一丁の花丸木くんが「お目にかかれて光栄です。ふつつかものですが どうぞ よろしくお願いします!」と大鉄(佐藤二朗)に頭を下げると、大鉄が「らむ… つけていいよ」と答えて、嬉しそうに「お願いしますらむ~」と言うシーンは、正にホームドラマ。
思春期の娘の恋を見守る両親や弟ら家族の姿を、ここまでとんでもない抱腹絶倒のギャグコメディと言う装飾を施しても芯はブレない。これこそが本作らしさだ。
あとがき
最後の「『あ』と『う』 一文字違いで大違い」のナレーションがシュールで楽しかったです。とにかく、今回は全体的にハチャメチャぶりは抑えめで(これで!?)、染谷将太さんの魅力を活かした40分間に大満足です。そして、こんなご時世だからこそ、ここまでやり切るドラマの存在に敬意を表したいです。
次回も楽しみです。因みに、来週のゲストは広瀬アリスさん。水野美紀さんとのやり取りに期待大です。
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