日テレ・藤井アナの言葉には"的確性と分かり易さ"に加え"重みと温もり"がある! ※追記アリ
新型コロナウイルスに関係する内容の記事です!
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 や 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認下さい。素人意見など読みたくない方は、すぐに離れて下さい!
まえがき
新型コロナウィルスの戦いの最前線の現場で、命懸けで働き続けて下さっている医療従事者の皆さんに、心から感謝と敬意を表します。
また、病院、警察、消防、金融関係、郵便事業、宅配業、介護関連、食品スーパー、薬局などなど、私たちの生活インフラを守って下さっている “休みたくても休めない” 数え切れない業種で働かれている方々にも、「ありがとうございます」と言うしかありません。
更に、私のように、“働きたくても働く場所のない” 多くの人たちには「一緒に踏ん張ろう!」と励ましたいです。
日テレ系『news every.』の藤井アナの言葉を紹介します
新型コロナ感染関連の情報は、出来るだけ信頼できるメディアだけに絞り込んで情報入手しています。その中のテレビ番組の一つに、平日の夕方に放送されている日本テレビ系『news every.』があります。
その番組にメイン・キャスターである藤井貴彦アナウンサー(48)の番組中の、視聴者への呼び掛けが、とても落ち着いたトーンで、優しい言い回しで、前向きで建設的な言葉が、コロナ鬱(私は、そこまで病んではいません)や自粛疲れの私に、元気とやる気と励ましをくれています。そこで、最近の藤井アナの言葉を取り上げます。
安倍首相の「一律10万円給付」「更なる外出自粛が必要」に…
例えば、4/17(金)の放送では、安倍晋三首相の「一律10万円給付」の会見を紹介し、「更なる外出自粛が必要」などとの安倍首相の呼び掛けを紹介しました。 その番組の最後に藤井アナが言ったのが、こちら。
「皆さんの手でしか感染は食い止められません。
私たちの努力が、この事態を終息することができるのです。
外出を自粛し感染拡大を防止しようとする皆さんの努力は
10万円より価値のあるものです。
今日の自粛は、2週間後の未来を作ります。
皆さまのご協力を何卒宜しくお願い致します」
番組最後に深々と頭を下げて締め括った言葉ですが、これには勇気を貰いました。だって、“自分の努力が10万円より価値がある” なんて言って貰えたら、「まだ頑張れる!」と思うじゃないですか。
「目立つのは自粛しない人ばかり」と自粛中で嘆く人に…
また、4/20(月)の放送では、自分は自粛しているから目立たない。目立っているのは、自粛をせずに商店街や観光地や不要不急以外の外出をしている人たちを実際に見たり、ニュースやワイドショーで見たりした視聴者に対して言った言葉が、こちらです。
「自分を律している人ほど、
観光や遊びに出ている人を腹立たしく思うかも知れません。
しかし、皆さんのような人がいるからこそ、
医療崩壊を防げています。
その姿勢は必ず誰かの行動を変えるはず。
2週間後の未来を変えられるように、
今日もご協力お願いします。
命より大切な食事会やパーティーはありません」
外出自粛と言う、超地味な行為を必死にやっている立場の私としては(まだまだやれることはあるとは思いますが)、この日の藤井アナの言葉も心に響きました。「命より大切な食事会やパーティーはありません」なんて、なかなかテレビで言える言葉でないと思います。
緊急事態宣言発令2週間後、感染者数が大きく減らない事に…
また、4/21(火)の放送では、緊急事態宣言が発表されてから2週間が経過し、都内の感染患者のが減少していれば緊急事態宣言の効果があったと言う日でしたが、結果的に123人と発表。4/17(金)と4/19(土)の感染者数が201名、181名で、週明けの月曜日、火曜日と減ってはいたものの、100人台を超え続けていることについて、こんな言葉を伝えました。
「今日は緊急事態宣言の発表から
2週間がたった日ということになりますが、
この間の皆さんの行動が反映されている数字です。
ただ、感染した皆さん全てが油断をしていた訳ではありません。
感染された方が軽症であることを心から願っていますし、
当面の緊急事態宣言、5月6日まで続きます。
大切なのはこの先です。
あと2週間後、5月6日を仮の区切りとして、
この後も皆さんのご協力をお願いします」
感染した人を責めない姿勢、感染した人への優しい気持ち、そして全ての国民に丁寧に、且つ誠意をもってお願いする姿勢は素晴らしいと思います。
岡江久美子さん急死と、都知事の「買い物は3日に1回」に…
また、4/23(木)の放送では、女優の岡江久美子さんが新型コロナによる肺炎で亡くなったことを伝えた上で、こんな発言をされました。
「(岡江さんは)芸能人で女優でいらっしゃたので、
報じられることが多くなると思いますけど、
亡くなられた方、たくさんいらっしゃいます。
その方、一人ひとりに家族がいてご友人がいて、
(多くの人を)本当に悲しみに包ませる新型コロナウイルスですね」
と更に警戒するように求めました。更に、小池百合子東京都知事の臨時会見を中継し、その中で小池都知事が「買い物は3日に1回程度にしましょう」と提唱したのを受けて、藤井アナは自身がネットスーパーを利用していると話して、配達員やスタッフらに労いの言葉を述べて、こう話しました。
「この週末、外出を考えている方もいるかもしれませんが、
特に買い物に対するマナーが求められています。
どうぞ、少人数で距離を取って回数を減らしてください。
もちろんお客様は神様ですから、
生活を支えてくれている店員さんにも神対応でお願いします」
「お客様は神様ですから、店員さんにも神対応で」なんて、(こう言う言い回しをするのは語弊があるかも知れませんが)実に誰にも分かり易くて、小池都知事が言わんとしていることを全て包括して、より優しく正しく伝えた表現に、藤井アナのコメント力の素晴らしさを感じます。
あとがき
どの情報番組だとか、どのコメンテーターだとか特定はしませんが、自分が新聞やテレビで観て来たことを、さぞ自分発信の情報や多くの国民の代表の意見のように伝えたり、話したり番組が多過ぎると思います。
その中で、今回取り上げた藤井アナの言葉は、実に的を射た内容を的確、適切な短いコメントで多くの視聴者に寄り添うように “重み” と “温かみ” を添えて伝えるのが素晴らしいと思います。今日の番組の最後では、どのように全くゴールデンでない「ゴールデンウイーク」を前に、どのように番組を締めくくるのか注目します。
2020年4月24日 19:35 追記
今日の藤井アナの言葉ですが。特集コーナーで、『外で働く人たちの苦労と苦悩』と題して、物流を支える運転手さんへの偏見や、会社を休めない人の子どもを預かる保育園で働く人たちへの非難の言葉と、「社会のためになりたい」と言う熱意などを描いた後に、こんな言葉を言っていました、
「ご覧いただいたように、今、誰かのために必要な仕事ほど、
しわ寄せが激しくなっています。
ですから、そこに送られるのは、
非難の声ではなく、拍手であるべきです。
理不尽な非難を受けている人たちが、
世の中を回していることを忘れたくはありません。
藤井アナのスゴイところは、文末の「忘れたくはありません」なんですよ。「忘れてはいけません」でも「忘れないでほしい」でもなく、自分が「忘れたくはありません」なのです。うん、納得の一言です。
【お願い】読者の皆さんも大変な状況とは思いますが、仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazonと楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、ブログを書き続けるモチベーションアップになりますので、引き続き、よろしくお願いいたします(謝) ※暫く“テンプレ”です。
「楽天市場」からのおすすめ商品
「Amazon」からの最新のお知らせ
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/14094/
【新型コロナウイルス関連の投稿】
これまでの新型コロナウイルス関連の投稿一覧
- 関連記事
-
- 5/1の日テレ・藤井アナ「いらだちは、意見の合わない人に向けられています…」 (2020/05/02)
- 4/30の日テレ・藤井アナ「札幌では今日、桜の開花が発表されましたが…」 (2020/05/01)
- 日テレ・藤井アナの言葉には"的確性と分かり易さ"に加え"重みと温もり"がある! ※追記アリ (2020/04/24)
- 今宵の月は、今年最大級の"スーパームーン" 月のパワーを信じて 一緒にお月さまを眺めませんか… (2020/04/07)
- 『JAWS/ジョーズ』市や警察の愚策で息子を殺された母役の女優リー・フィエロ、新型コロナで死去 (2020/04/06)