SUITS/スーツ2 (第2話/15分拡大・2020/4/20) 感想

フジテレビ系・月9『SUITS/スーツ2』(公式)
第2話/15分拡大『敵は最強の看護師』の感想。
チカ(鈴木保奈美)は復帰した上杉(吉田鋼太郎)の好きにはさせまいと、本来は上杉のクライアントだった「東京国際記念病院」の労使交渉の案件を甲斐(織田裕二)に任せる。待遇に不満を持つ看護師が組合を結成し、病院側に賃上げを要求。応じなければストの決行を宣言しているという。交渉の相手となるのは看護師長・佐緒里(黒木瞳)だ。一方、上杉も勝手にこの案件で動き出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作(原案):アメリカのドラマシリーズ「SUITS」NBC Universal製作
脚本:小峯裕之(過去作/家政夫のミタゾノ1,2,3、時効警察はじめました)
演出:平野眞(過去作/モンテ・クリスト伯、ガリレオ、刑事ゆがみ、シャーロックUS) 第1,2話
森脇智延(過去作/SUITS[1]、探偵の探偵、黄昏流星群)
星野和成(過去作/ハゲタカ、僕らは奇跡でできている、よつば銀行)
音楽:眞鍋昭大(過去作/SUITS[1]、後妻業、アライブ がん専門医のカルテ)
強烈なキャラ "3人の魅力" を引き出したのは褒めるべき!
いよいよ、『2』からの新キャラクターである上杉(吉田鋼太郎)が物語に加わって、ドラマが動き出した。
上杉に翻弄される甲斐(織田裕二)とチカ(鈴木保奈美)も、上手く上杉に振り回されながら、きっちりと、主人公の甲斐を際立たせつつ、似たような “ 負け知らずの敏腕弁護士 ” である上杉との描き分けも出来ているし…更にチカの立場もしっかりと描かれており、これだけの強烈なキャラ3人の魅力を
引き出しているのは褒めるべき点だと思う。
病院案件も良く出来ており、リーガルドラマとして十分楽しめた!
また、黒木瞳さんをゲストに迎えた、上杉のクライアントだった東京国際記念病院で看護師長・佐緒里(黒木瞳)と看護師組合が揉めている案件も、弁護士ドラマのネタとして面白し…
「幸村・上杉法律事務所」のメンバーたちが案件を解決していく重厚な物語と、所々に入るテンポが良くユーモラスな台詞のやり取りも盛り込まれて、リーガルドラマとして、かなり楽しめた。
「大輔の存在感がほぼ無かった」のは物足りない!
ただ、物足りない点もある。これが一番の問題なのだが、上記の「Yahoo!テレビ」のあらすじを読んでも、実際のドラマを見ても、大輔(中島裕翔)の存在感がほぼ無かったこと。
まあ、本来は、『1』のあとで、大輔は弁護士資格を取得して『2』に参加すべきだったと思うのは言うまでもない。結局、『2』でも上手い見せ場を作り難い状態にある…と言うことだろう。
「蟹江が上杉の腰巾着的な役割に格下げ」も物足りない!
もう1つの物足りない点は、これも上記の「Yahoo!テレビ」のあらすじに名前がない蟹江(小手伸也)が、上杉の登場で上杉の腰巾着のような役割になってしまい、蟹江の魅力が活かされなかったこと。結局、主要な3人でしかドラマが回っていない。そこが、残念でならない。
あとがき
実は、最も物足りないのは、次週からの放送が『1』ではないこと。確かに、『2』と雰囲気は違いますが、『月9』の歴代最長話数(2クール)での放送が決定しているわけですから、『SUITS/スーツ』の流れを途切れないようにした方が良かったと思います。
公開日未定の映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の番宣だと思いますが、しっくり来ません…
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【これまでの感想】
第1話
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