連続テレビ小説「エール」 (第3週/土曜日版・2020/4/18) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第3週『いばらの道』の
『土曜日版』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
昭和を代表する作曲家となる古山裕一(窪田正孝)と、その妻・音(二階堂ふみ)。音楽とともに生きた夫婦の物語「連続テレビ小説『エール』」の土曜版。朝ドラが大好きで自称「朝ドラおじさん」のバナナマン日村勇紀が、この一週間の内容を振り返ってナビゲート。ドラマを見ながら、泣いたり笑ったり、ときには突っ込みを入れたりしながら、平日放送を見た人にも、土曜に初めて見る人にも、楽しめるように解説する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
週5放送での描写不足を、語りとテロップと音楽で補強した
さて、第3週目の土曜日版だ。今週はシリアスな展開とコミカルな描写など入り混じった上に、正直「週5放送」だからなのか、“描写不足” を感じる場面もそこそこあった。しかし、この土曜日版では、バナナマン日村勇紀氏のナレーション、テロップ、劇伴の新たな編集が施されて、“描写不足” を上手く補強したと思う。
補強が成功したのが、以下の2つの部分
例えば、序盤での、裕一(窪田正孝)が廊下でバケツを持って立たされているシーンには、「変わらず 音楽に夢中なようで」と語り、なぜ裕一がハーモニカ倶楽部なのかをちゃんと「当時大流行していたハーモニカにはまり」と「地元のハーモニカ倶楽部」と補強した。
定期演奏会の本番日と前日の時間軸を交互に入れ替えた編集も、ちゃんと「定期演奏会 前日」のテロップを入れて、本放送時は本放送ならではの放送尺があるから出来たドラマチックな編集の妙を魅せたが、土曜日版は土曜日版なりに分かり易さを前面に押し出した編集の技を魅せた。
編集に失敗して、意味やニュアンスが違ったのが以下の2つ
ただ、「ここはカットすると意味やニュアンスが違っちゃうんじゃないの?」と言う部分もあった。例えば、選曲の投票で、ハーモニカ倶楽部の会長・館林(川口覚)が先輩たちにも投票してもらったと言うくだりが無いから、会長が悪役みたいに映ってしまった。
また、銀行員たちのコント仕立ての「接吻大作戦計画」に至るまでの過程をかなりカットして、「計画当日」の部分を多めに使ったから、本放送時の楽しさは伝わらなかった。
そして、本放送時でも裕一の志津(堀田真由)への恋心そのものが殆ど描かれなかったから、志津が悪人に描かれるのは良しとしても、なぜ「志津との恋バナ」自体が必要なのか? 余計に良く分からなくなってしまったのが残念だ。
あとがき
やはり、「週5放送」になって、その上に詰め込んでいるので、「まとめ」は難しいですね。第4週から音(二階堂ふみ)と裕一が同時並行に描かれ、「W主人公」的になったら、もっと土曜日版は難しくなるでしょうね。でも、意外と今回の土曜日版は良かったです。
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【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 土
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15
第4週『君はるか』
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