きょうの猫村さん (第2話・2020/4/15) 感想

テレビ東京系・ミニドラマ(全24回)『きょうの猫村さん』(公式)
第2話の感想。
なお、原作のほしよりこ「きょうの猫村さん」(漫画)は未読。
猫村ねこ(松重豊)は、自分を拾ってくれた飼い主・ぼっちゃん(濱田岳)との再会を果たすため、家政婦として働いてお金を貯めるべく村田家政婦紹介所の門をたたく。家政婦紹介所の長、村田の奥さん(石田ひかり)も家政婦志望の猫に戸惑うが、その家事能力の高さを認め、犬神家へ家政婦として奉公させることに。緊張しながら向かった犬神家は、とてもお金持ちのようだが、何やら問題を抱えているようでーー。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:ほしよりこ「きょうの猫村さん」(漫画)
脚本:ふじきみつ彦(過去作/デザイナー渋井直人の休日、バイプレイヤーズ)
演出:松本佳奈(過去作/東京センチメンタルシリーズ、デザイナー渋井直人の休日)
主題歌:松重豊「猫村さんのうた」(作詞:ユザーン、作曲:坂本龍一)
音楽:篠田大介(過去作/映画「恋する弁当男子 TWILIGHT FILE VIII』
坂本龍一(過去作/映画「戦場のメリークリスマス」、映画「ラストエンペラー」)
今回は、110秒間の "ほぼ全編" がドラマ!
第1話は、 松重さん本人が歌う主題歌「猫村さんのうた」(作詞:ユザーン、作曲:坂本龍一)が流れるアバンタイトルが約50秒、本編が約90秒、エンドクレジットが約5秒で、放送時間145秒(2分25秒)に、25秒間の番宣がついた斬新な構成だった本作。しかし、第2話は、冒頭からの約110秒間の全編がドラマ。
名台詞と言うより、もはや「名言レベル」の仕上がり!
今回のお話は…。念願の奉公先が決まった家政婦・猫村ねこ(松重豊)が、村田家政婦紹介所の奥さん(石田ひかり)と山田さん(市川実日子)と喜びを分かち合う。
しかし、喜びもつかの間、夜、自分を拾って育ててくれた飼い主・ぼっちゃん(濱田岳)が現れて、「猫ちゃん グッドバイ」と言い残して遠くに行ってしまう夢を見て、夜中に突然目を覚ます。この時の猫村の台詞が良かった。
猫村「緊張と興奮が入り混じって
気持ちがマーブルチョコみたい」
これ、名台詞と言うより、もはや「名言レベル」の仕上がり。如何にも猫村らしい感情表現で、感心してしまった。
一生懸命に爪とぎする猫村さんが愛おしい…
そして、緊張と興奮を自ら抑えようと、台所に行って、段ボールを探し床に敷いてバリバリと爪とぎを始める。一生懸命に爪とぎをしながら猫村の言う台詞も良かった。
猫村「だめよ こんなことじゃ
しっかり… しっかりするのよ 私
猫村ねこ ぼっちゃんがくれたエプロンに誓って頑張るわ
いつかまた ぼっちゃんに会える その日まで
猫は、リラックスや気分転換をする時に爪とぎをすると言われているが、 爪は自分の身を守るするための大切なものでもあるから、これからの人生(猫生か?)への猫村の決意と、存在感の自己アピールをしたかったに違いない。最後に、奥さんがこっそりのぞいているのがホッコリした。
あとがき
本編が2分近くあると、かなりドラマとして楽しめました。さて、奉公先はどんな所なのか? 楽しみです。猫村さん、頑張れ!
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第1話
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