【再放送大歓迎!】でも連ドラの再放送には9つのハードルがある!
連ドラの再放送には "9つのハードル" がある!
実はテレビドラマの再放送には意外に大きなハードルがあることも知って頂きたいと思います。ざっと考えたら「9つの理由」がありました。もちろん、専門家の意見には、もっと大人の事情があると思います。でも、ここでは素人で分かる部分に特化して書きます。
最大のハードルは、内容が今の視聴者とスポンサーに合っているか?
まず、容易に考えられる理由の1つ目は、「再放送する連ドラの内容、放送回数、尺、季節などが、放送予定だった内容や狙った視聴者層と合っているかどうか」です。これに付随して考えられる2つ目の理由は、「その再放送する連ドラで、提供スポンサーの承諾を得られるか」です。
皆さんもご存知の通り、テレビ番組は、民放テレビ局に於いては、スポンサーがコマーシャルを見て貰うために作る作品です。従って、買って貰いたいモノに作品の内容が合っていないと、買って貰いたい人に商品や製品の情報が届きません。従って、最大の理由は、この2つだと思います。
出演者の不祥事で "今のコンプライアンス" に合うかどうかも…
他にもあります。3つ目の理由は「放送された日が古い程、出演者の所属事務所との調整が困難になり易い」です。俳優さんには “イメージ” と言う商品があります。それは時期や時代、事故や事件によって変わります。従って、あまり昔の連ドラを再放送されると、イメージが合わないとか、イメージが壊れると言った要望が出る可能性があります。
これにも付随するのが4つ目の「出演者の不祥事など、現在のコンプライアンス的に放送不可能な作品がある」です。「あの人が出演しているのは放送できません」的なことです。
設定や生活様式や価値観が古過ぎると、視聴者ウケするか?
まだ、あります。5つ目は、「作品の内容自体が、現在のコンプライアンスに合わない」と、6つ目の「人物や状況設定、生活様式や価値観が現在と違い過ぎて、今の視聴者が受け入れてくれるか分からない」と、ついでに7つ目の「これまでにも再放送したが、その時に視聴率を獲得できなかった」です。
これは、70~90年代のドラマに顕著かも知れません。「ガラケーまでは許容できても、赤電話は流石に無いな」とか、「新入社員がデザイナーズマンション暮らしはあり得ない」みたいな感じです。それらを「懐かしい!」と思ってくれる人がどれだけいるか、計り難いですよね。
再放送ばかりになると、経済的な問題も発生する可能性も…
その他には、テレビ局側の理由にはなりますが、8つ目の理由として「再放送ばかりになると、ドラマ制作を支えている外部の制作会社に報酬が入らない」があります。また、9つ目に「番組毎に、再放送の回数の指定の契約があり不可能だったり、Blu-rayやDVDの発売時期と重なるから拒否される」もあります。
ここは、悩ましいですよね。再放送でも、放送されると番組出演者とスタッフには、少額ですが印税的なものが入ります。しかし、結局、再放送となると現役のスタッフには無縁の話になりますから。と言うわけで、連ドラの再放送には意外とハードルがたくさんあります。
今は、出演者や制作スタッフの健康を考えることが最優先!
ただ、今の新型コロナウイルス感染拡大の中で、出演者や制作スタッフの健康を考えることが最優先となるのは当然です。私を含めて、多くのテレビドラマファンも、そう願っていると思います。
あとがき
意外と多いと思いませんか? やはり、良くも悪くも大人の事情があるのは確かです。でも、こんな自宅にいる時間が多い時期だからこそ、過去の名作ドラマを放送してくれたら、制作現場の健康の安全も確保できますし、私たちテレビドラマ好きにとっては、新たな発見があると思います。
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