SUITS/スーツ2 (第1話/初回30分拡大・2020/4/13) 感想

フジテレビ系・月9『SUITS/スーツ2』(公式)
第1話/初回30分拡大『新シリーズ幕開け! 最強弁護士バディ』の感想。
「幸村・上杉法律事務所」の敏腕弁護士・甲斐(織田裕二)は、米ボストンにいたアソシエイトの大輔(中島裕翔)を独断で呼び戻す。そして、元契約社員から訴えられた大手出版社の案件を任せる。一方、甲斐は、ロケットや航空機の技術開発を手掛けるクライアント・三津谷(反町隆史)から、新開発したシステムの売却先を探し、最低価格100億円で交渉するよう依頼された。そんな折、かつて甲斐と事務所代表・チカ(鈴木保奈美)が弱みを握り、事務所から追い出した共同代表・上杉(吉田鋼太郎)が、復帰への意欲をのぞかせる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作(原案):アメリカのドラマシリーズ「SUITS」NBC Universal製作
脚本:小峯裕之(過去作/家政夫のミタゾノ1,2,3、時効警察はじめました) 第1話
演出:平野眞(過去作/モンテ・クリスト伯、ガリレオ、刑事ゆがみ、シャーロック アントールドストーリーズ)
森脇智延(過去作/探偵の探偵、黄昏流星群、SUITS[1])
星野和成(過去作/ハゲタカ、僕らは奇跡でできている、よつば銀行)
音楽:眞鍋昭大(過去作/SUITS/スーツ、後妻業、アライブ がん専門医のカルテ)
1年半前に放送された前作の最終回の感想に、こう書いた…
1年半前に放送された前作の最終回の感想に、こう書いた。「続編を作るなら、日本に合った設定で日本の連ドラのフォーマットに合った展開にしないと、私の中での評価が「出演者のファンが楽しめるドラマ」から「出演者のファンだけが楽しめるドラマ」に格下げの可能性もあると思います」と。
前作と"脚本家と演出家をほぼ全員変えた!効果はかなり大!
その意味では、私の予想を嬉しい方向に裏切って、脚本家と演出家(演出の森脇智延氏のみ前作と重複)を全員変えた。そのお陰で、前作に違和感として漂いまくっていた “米国ドラマ風” が早々影を潜めて、ちょうど良い “日本の古き良き時代のトレンディードラマ風” になり、少々濃いめの俳優陣もピタリとハマった感じがした。
帰国した大輔が自身の案件を扱い出してから観易くなった!
また、全体の構成も、序盤は多少ごちゃごちゃした感じは否めなかったが、ボストンにいたアソシエイトの鈴木大輔(中島裕翔)が帰国したて、24分頃から大輔自身が個別案件を扱い出しただしたあたりから、案件の交通整理がされて観易くもなったと思う。
物語の複雑さ、俳優陣の見せ場の作り方もバランス良く…
とにかく、第1話を観た限りでは、『2020年4月期 / 春ドラマの期待度』では「星★3つ」に採点したが、意外と物語の複雑さも、俳優陣の見せ場の作り方も、バランスが良く、もしかすると私が懸念していた「出演者のファンだけが楽しめるドラマ」になることはなさそうだから、あとは、今後のエピソード次第で、「星★4つ」になる可能性もあると感じた。
あとがき
「幸村チカ(鈴木保奈美)が事務所から追い出していた事務所の共同代表・上杉一志(吉田鋼太郎)が、復帰への意欲をのぞかせる」と言う、所謂 “ドラマの縦軸” が、良い感じに本作の “背骨” となって芯のある連ドラになるのを期待します。そして、私が大好きな本作の劇伴(CDが楽しいです)も前作と同じで良かったです。
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