連続テレビ小説「エール」 (土曜日版・2020/4/11) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第2週『運命のかぐや姫』の
『土曜日版』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
昭和を代表する作曲家となる古山裕一(窪田正孝)と、その妻・音(二階堂ふみ)。音楽とともに生きた夫婦の物語「連続テレビ小説『エール』」の土曜版。朝ドラが大好きで自称「朝ドラおじさん」のバナナマン日村勇紀が、この一週間の内容を振り返ってナビゲート。ドラマを見ながら、泣いたり笑ったり、ときには突っ込みを入れたりしながら、平日放送を見た人にも、土曜に初めて見る人にも、楽しめるように解説する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
土曜日の総集編も若干工夫して作っているのは好感が持てる
なるほど、単純に第2週のダイジェスト版ではなく、第1週分も盛り込んで再編集して来たか!
確かに、第2週の月曜日には「裕一の幼少期」が描かれたから、その分を分かり易く再編集した感じだろう。それに、2週目までを観た感じでは、「週5回=1章」と言う構成にはなっていないから、土曜日の総集編も若干工夫して作っているのは好感が持てる。
脚本の窮屈さを演出がテンポの良さに変換するのにギリギリ成功
また、本編の感想にも度々書いた通り、今作から朝ドラが「週5回放送」になった上に、脚本家の作風なのか、かなりエピソードを盛り込んでいるため少々窮屈さがあるのを、演出が上手く無駄を間引いて、“窮屈さ” を “テンポの良さ” に変換することにギリギリ成功している。
贔屓目に言えば、何処をカットしたのか違和感がない見事な編集
そこを更に、再編集しているわけだが、無駄を上手に見つけて削除しているから、ダイジェスト版として完成度は高いと思う。
例えば、海辺での散骨のシーンは重要ポイントだけに絞り込み、 「銭湯の日」には尺を割いて「母と三姉妹の物語」を残した。
また、「かぐや姫」の稽古の部分では、金曜日に引っ掛かった、「かぐや姫」役を自ら降りた良子が、音の代わりに「おじいさん その2」を演じていない点を(良い意味で)隠ぺいするように、音が「おじいさん その2」を演じることになって「愚痴る場面」をカットしたから、良子が「帝」役を演じてるシーンにあまり違和感を感無く済んだ。
贔屓目に言えば、何処をカットしたのか違和感がない位の見事なダイジェスト版の編集だと思う。
今週はシリアスな展開が多かったから、日村氏の明るさが似合う
また、前回では、 バナナマン日村勇紀氏のナレーションを「誰かが書いたナレーション原稿を日村氏が読んだだけ」と酷評したが…
今回の土曜日版では、「裕一の幼少期」もそうだが、更に「音の幼少期」はシリアスで暗い展開が多かったから、本編のナレーション担当の津田健次郎氏の語り口の重厚さが、(今のところ)作品にあまり合っていないと思っているため、日村氏くらいの明るく優しげな語り口の方が似合っていると感じた。
あとがき
もっともっと「誰かが書いたナレーション原稿を日村氏が読んだだけ」を薄めて、日村さんのアドリブも入れて作り込んだら、本編とは違った、「日村さんの感想付きダイジェスト版」として、新たな面白味が出て来るかも知れません。そんな期待を感じた、第2週の土曜日版でした。
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【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10
第3週『いばらの道』
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