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連続テレビ小説「エール」 (第9回・2020/4/9) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『エール』公式サイト
第2週『運命のかぐや姫』の 『第9回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


音(清水香帆)が竹取物語に出演する学芸会までには戻ってくると約束した父・安隆(光石研)だった。安隆が不在となり、途方に暮れる母・光子(薬師丸ひろ子)と三姉妹。関内家にいても仕事がないと言って、馬具職人の岩城(吉原光夫)も去って行こうとする。光子の窮状を見て、仕事の口利きをしている打越(平田満)は、光子に近づこうとする。一方、竹取物語の稽古では、かぐや姫を演じる良子(田中里念)が問題を起こし…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

木曜なのに急展開!? これが「週6」の習慣か…

アバンタイトルから急展開だ、まだ木曜なのに…。これが習慣と言うことだ。これまでなら、月曜日と火曜日は何となく引っ張って、水曜日から金曜日に掛けて山場を作り、土曜日にサクッとまとめて月曜日のネタ振りで終了。こんな、朝ドラの1週間のサイクルへの習慣がまだまだ残っているから、本当に驚いた。

まさか、娘が学芸会の『竹取物語』に出演するまでには戻って来ると約束した音(清水香帆)の父・安隆(光石研)が大阪で亡くなるとは! これが、当初から「週6放送に慣れている視聴者を欺いた作戦」だったら、恐れ入ったと言うしかない。

授業中に先生から父の事故死を聞く音のカットが良かった!

更に、視聴者の反感を買うような、授業中の教室で他の生徒たちがいる前で、父親の事故死を娘に伝えると言う意外なくだりをアバンにガツンと持って来た。更に演出に拘って見てみると、今回も斬新なカット割りとカメラワークが光った。

前回でオペラ歌手の双浦環(柴咲コウ)に「出番に穴をあけちゃ駄目」と言われた音が「ごめんなさい」を言う動作を全部見せないと言うカット割りを使って、音の心情を描いた。

今回は、熊谷先生(宇野祥平)の「大阪で 事故に巻き込まれた」の直後から、熊谷先生を撮影していたカメラがそのまま上手(画面右)にパンして、熊谷の台詞はオフ(喋っているのを映さない)にして、先生の報告を聞く音の表情の描写に繋げた。これは良い。

普通なら、カットを先生から音に切り替えるのに、ワンカットで表情まで繋げたことで、その場の緊張感が教室に漂っている雰囲気と合わせて、音の気持ちが描けた。なかなか良いと思う。

愛する人との切ない最期の別れのシーンは、とても印象的…

主題歌明けも挑戦的な描写が続く。既に安隆の死から葬儀の1週間後の設定で、明るい夕暮れの海辺の砂浜の流木に腰掛ける音ら三姉妹と音の母・母・光子(薬師丸ひろ子)。打ち寄せる波。砂の上を歩く小さなカニ。音の妹の梅(新津ちせ)と光子の下記のやり取りが良かった。

 梅「お父さん 痛かったかな?」
光子「痛かっただろうね…」

娘たちを心配させたくないから「痛くなかったと思う…」と言うのではなく、「痛かっただろうね…」と亡き夫、亡き父の勇気を共有しようとする光子の母としての優しさと強さが。そして、流木から立ち上がって海の方へ歩き出した光子に、音が言う…

 音「それ どうするの?」
光子「お父さん 言っとったの。
   『俺は 墓みたいな狭い場所で眠るのは嫌だ。
   広い所がいい』って」

母子4人揃って靴を脱いて裸足になって。そこに、波が足首のところまで打ち寄せては引いて行く。そして、笑顔の光子が海風にのせて撒骨(散骨)する。手を組み祈りを捧げる母を見て、三姉妹も祈りのポーズ。菩提寺を守り、その墓に入ると願う私にも、この、すべてが清らかで、愛する人とのどうしようもない切ない最期の別れのシーンは、とても印象的だった。

「銭湯の日」のくだりも良かった!

「銭湯の日」のくだりも良かった。夫、父親が亡くなっても、いつも通り、今まで通りのことをしようとする母と3人の娘たち。風呂上りで濡れた髪のまま、まだ高い夕日に照らされながら、みたらし団子を食べながら、光子は亡き夫・安隆を懐かしみ、音には撒骨(散骨)の時はあまり感じていなかった亡き父への喪失感が押し寄せる。

光子の「泣いていいんだよ」の言葉に、音の本音が零れ出すシーンが良かった。

音「お母さん… お父さんは何で
  あたしたちを残して 人の子を助けたの?
  あたしたちより その子のことが大切だったの?」

あまりにも直球過ぎる音の疑問が、むしろ怒りと悲しみを超えて、自分自身に父親からの愛を再確認したい欲求のような大きな喪失感を見事に描写したと思う。そして、娘たちの心にぽっかりと空いてしまった大きな喪失感と言う穴を優しく埋める光子の「お父さんは いる!」で描かれた母親の強さまで、しっかり描いたと思う。

あとがき

『竹取物語』の稽古中に、かぐや姫役の同級生・良子(田中里念)に「見に来てもらえるだけいいじゃん」と言う音と、職人を「岩城」と呼び捨てにする音。明らかに、先週の裕一(石田星空)との “差” を上手く強調していますね。作風の好みはあると思いますが…

明日で学芸会の本番を描いて、次週は時間経過して窪田正孝さんらに引き継ぐのでしょうか? どのように、ここまで性格の違う裕一と音が結ばれるのか、楽しみです。

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