『JAWS／ジョーズ』市や警察の愚策で息子を殺された母役の女優リー・フィエロ、新型コロナで死去

2020

Apr

『JAWS／ジョーズ』市や警察の愚策で息子を殺された母役の女優リー・フィエロ、新型コロナで死去

『JAWS／ジョーズ』市や警察の愚策で息子を殺された母役の女優リー・フィエロ、が新型コロナで死去
中央がブロディ署長に抗議するキントナー夫人

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志村けんさんに続き、また私の知る有名人が新型コロナで…

今朝、新ドラマ以外の投稿もします…とお知らせしたばかりで、その最初の投稿が、先日の新型コロナウイルス感染で亡くなった永遠の名コメディアンである志村けんさんの死去の悲しみも言えぬうちに、また一人、私の知る有名人が新型コロナウイルスで亡くなりました。

まさか、私の青春時代に観た映画に出演された米国の女優のリー・フィエロさんが、新型コロナウイルスによる合併症で死去（享年91歳）したことになるとは…

『JAWS／ジョーズ』女優リー・フィエロ、新型コロナで死去 - シネマトゥデイ
https://www.cinematoday.jp/news/N0115190

　スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『JAWS／ジョーズ』（1975）でキントナー夫人を演じた女優のリー・フィエロさんが、新型コロナウイルスによる合併症で死去した。91歳だった。地元紙ザ・マーサズ・ヴィニヤード・タイムズが報じた。

　（中略）リーさんが演じたキントナー夫人は、ホオジロザメの2番目の犠牲者であるアレックス少年の母だ。悲しみに暮れる彼女が、ブロディ署長（ロイ・シャイダー）を責めて平手打ちを食らわせるシーンは多くの映画ファンの記憶に残っているはず。『ジョーズ'87／復讐篇』（1987）にも同役で再登場していた。

私の映画観、人生観を変えた『ジョーズ』に出演していた…

米国の女優のリー・フィエロさんが出演された有名な作品が、つい数瞬間前に投降した『3/12放送映画「激突!」を観れば、私のドラマの評価基準が分かる!』に書いた、私の人生を変えた映画ベスト3のうちの1本であるスピルバーグ監督『JAWS・ジョーズ（1975年）』。

もう、映画の内容は、詳細を書くまでもない誰もが知る名作だと思いますが、何とも、今のご時世に重なる部分があるので、少し書かせて下さい。

映画『ジョーズ』とは、こんな物語です…

物語は、アメリカ東海岸に位置する海辺の田舎町･アミティでサメに食い殺されたと思われる女性の遺体が海岸に打ち上るところから始まります。

町の警察署長･ブロディは、その死因が「サメの襲撃」と断定し、海岸を閉鎖して遊泳禁止にしようとしますが、市長のボーンを初めとした町の有力者らに、観光業で成り立っている田舎町の夏の観光収入が無くなることを理由に、閉鎖して遊泳禁止にする提案が拒否されます。

その後、巨大なホオジロザメが現れ、観光客が次々と襲われ死んでいきます。しかし。ブロディ警察署長と、地元の荒くれ者の漁師のクイント、サメの専門家フーパーはサメ退治に乗り出して行く…

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ロイ・シャイダー/ロバート・ショウ/リチャード・ドレイファス(出演),スティーブン・スピルバーグ(監督) ジェネオン・ユニバーサル 2010-12-24

￥980(記事投稿時)

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女優ﾘｰ･ﾌｨｴﾛさんが演じたのは息子がｻﾒの犠牲になった母役

こう言うお話です。そして、この度亡くなった女優のリー・フィエロさんが演じたのが、サメの犠牲者となってしまった息子のお母さん・キントナー夫人です。キントナー夫人は、年老いて生まれた息子が犠牲になったことに怒り、行政側の強い圧力に屈した警察署長を引っ叩いて猛抗議をします。このシーンは一瞬ですが、とても印象的なシーンです。