スペシャルドラマ「あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い」 (2020/3/30) 感想

テレビ東京・スペシャルドラマ『あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い』(公式)
『唐沢寿明主演。元外科医の殺し屋が、法で裁けない悪人を成敗しながら、生死を懸けた闘いを繰り広げる。現代医療の狂気を鋭くえぐる社会派クライム・サスペンス。』の感想。
なお、原作の藤村いずみ『あまんじゃく』(小説) は未読。
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折壁嵩男(唐沢寿明)は、元は優秀な外科医だったが、今は相棒の弁護士・横倉義實(橋爪功)から殺しの依頼を受け、法で裁けない悪人を闇へと葬り去る殺し屋だ。この日の依頼人は元料理人・宗村将史(金田明夫)。ターゲットは三波正昭(大鷹明良)という悪徳料理評論家である。三波はかつて、宗村の娘・亜子を罠にかけ凌辱し、自殺に追いやった過去がある。嵩男は宗村の依頼を受けることに。
そして嵩男は、三波の愛人・煮雪梨花(松本若菜)に近づく。彼女を利用して三波を徹底的に追い詰め、最後は完璧に抹殺する嵩男。そんな中、世間では優秀な人間の死体から心臓や脳が抜かれるという、奇妙な事件が立て続けに起きていたーー。 一方、三波の暗殺計画を進める嵩男のもとに、更なる殺人依頼が来る。
嵩男のかつての恋人・梶睦子(木村多江)の紹介だという椙山絵麻(柴本幸)が、DV夫・啓介(中村俊介)を殺してほしいというのだ。さらに嵩男は妻・千代乃(大場久美子)の難病に悩む恩師・名和潤造(野口五郎)とも偶然に再会する。運命の糸に手繰り寄せられるように予期せぬ出来事が続く。そしてそれは、やがて思いもかけない巨悪の存在に繋がってゆく。
人類の領域を超えた科学を悪用して、世界を変えようとする巨大組織。組織の戦闘員の比留川(山中崇)に息子をさらわれた嵩男は、我が子を救い出すため、これまで対峙したことのないこの強大な敵に立ち向かう決心をしてアジトに潜入する。しかし、それは同時に、自らの命を懸けた闘いを覚悟することに他ならなかった。現代医療の狂気を鋭くえぐる、クライム・サスペンス。シリーズ最狂にして、最後の幕が上がる!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:藤村いずみ『あまんじゃく』(小説)
脚本:泉澤陽子(過去作/あまんじゃく2018、お迎えデス。、ブラックスキャンダル、大恋愛)
演出:木村ひさし(過去作/あまんじゃく2018、99.9-刑事専門弁護士-シリーズ、IQ24)
約1年半前の第1弾は、残念な仕上がりだったが…
第1弾が2018年9月24日に放送された『あまんじゃく』の第2弾。第1弾では、ストーリーが散漫でミスキャストと思えちゃうチグハグな配役が残念だった。
今作は、勧善懲悪のスッキリさと満載のツッコミ所を楽しめる作品に!
しかし、第2弾は、かなり改善された。まず、ストーリーが整理整頓されて分かり易くなったし、どんでん返しを含めた全体の構成も面白かった。また、脇役陣が、実に演じる役と合っている上に、本作の最大の? 見所である “シリアス展開の中に隠れた数々のツッコミどころ” を余すことなく演じてくれた。
そのお陰で、「おかしなことを真面目な俳優陣が演じる」面白さが際立った。これ位に、子供向けのヒーローもののような勧善懲悪のスッキリさと、満載なツッコミどころを探す楽しさを兼ね備えたドラマなら、続きも見たくなった。
あとがき
サブタイトルに『最後の闘い』とありますが、「次」があるのかどうか。上手くやったら、連ドラ版の方が、コンパクトになって気軽に楽しめるドラマになりそうな気がします。
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