ドラマスペシャル「陰陽師」 (2020/3/29) 感想

テレビ朝日・ドラマスペシャル『陰陽師』(公式)
『全世界800万部超!!夢枕獏原作の大ヒット小説『陰陽師』を佐々木蔵之介主演でドラマ化!晴明&博雅コンビvs最強の敵・平将門!!壮絶な戦いに秘められた哀しき親子愛とは!?』の感想。
なお、原作の小説・夢枕獏『陰陽師 瀧夜叉姫』(文春文庫)は未読。
全世界総発行部数800万部超え!!夢枕獏原作の大ヒット小説『陰陽師』を佐々木蔵之介主演でドラマ化!市原隼人、剛力彩芽、竹中直人ら豪華キャスト出演!安倍晴明&源博雅コンビが、死後20年の時を経て復活したシリーズ最強の敵・平将門に挑む!!なぜ将門は復活したのか…?そこに秘められた哀しき親子愛とは…!?陰謀渦巻く平安の都を舞台に、かつてない壮絶な戦いが始まる!!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:夢枕獏『陰陽師 瀧夜叉姫』(文春文庫)
山本むつみ(過去作/ゲゲゲの女房、八重の桜、コウノドリ1、相棒18、病院の治しかた)
演出:篠原哲雄(過去作/映画「ばぁちゃんロード」、「君から目が離せない」、「影踏み」)
脚本の序盤での「陰陽師の世界観」の説明が不親切過ぎる!
脚本担当が、『ゲゲゲの女房』、『八重の桜』、『コウノドリ1』、最近では『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』を書かれた山本むつみ氏の割に、序盤から丁寧さに欠け、まるで世間の人が「陰陽師の世界観」を全員が知っているかのような導入部から始まった本作。
一緒に観ていた「陰陽師」が何なのか知らない妻は、40分過ぎまでポカーンんと見ていた。これは後付けになってしまうが、世間が自宅でテレビを見る人が多いご時世だけに、もっと丁寧に「陰陽師の世界観」、特に時代背景の説明をすべきだったと思う。
大人の事情なのか「安っぽい妖怪ドマラ」に見えたのが残念…
全体的には、40分くらいまでは、のらりくらりと進んでいたが、45分過ぎから何となく「陰陽師の世界観」が見えて来て、全体のストーリーだけは、そこそこ良かったと思う。ただ、「低予算なの?」と突っ込みたくなるようなチープな配役に映像処理に、流石に「安っぽい妖怪ドラマ」に見えてしまったのが残念。
背景にどんな大人の事情があったか知る由もないが、せめて、剛力彩芽さんと本田望結さんが「陰陽師の世界観」に全く不似合い。ここだけでも、もう少しピシャッとした女優さんにしたら、かなり世界観の創出に役立ったと思う。
あとがき
やはり、 「野村萬斎さん演じる陰陽師」の印象が強過ぎて、流石に演技派の佐々木蔵之介さんでも、神主の被り物としておなじみの烏帽子(えぼし)が、『ひよっこ』の すずふり亭の料理長の “白いコック帽” に見えちゃって…。折角作るのなら、もう少し配役を精査し、予算を確保してから作った方が良かったと思います。
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陰陽師 瀧夜叉姫 上 (文春文庫)
陰陽師 瀧夜叉姫 下 (文春文庫)
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