スカーレット (第148回・2020/3/26) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第25週/最終週『炎は消えない』の 『第148回』の感想。


 本作は、2020/2/29 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


武志(伊藤健太郎)の恋愛を後押しした直子(桜庭ななみ)は喜美子(戸田恵梨香)に別れた元夫を探して、やり直したい気持ちを打ち明ける。喜美子は直子の背中を押して送り出す。数ヶ月後、信楽の陶芸展の開催が近づく頃、照子(大島優子)と信作(林遣都)が武志を見舞いに来る。しかし武志の衰弱ぶりに言葉を失う。八郎(松下洸平)も看病に忙しい中、信作は陶芸展に特別ゲストを呼びたいと言い出し、喜美子に相談を持ちかける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

武志に直子のようなお節介なお姉ちゃんがいる設定だったら

う~ん、なぜ最終週の残り3回の木曜日の冒頭のエピソードが、これまでピンポイントでしか登場して来なかった脇役中の脇役である直子(桜庭ななみ)と、姿すらテレビに映ったことのない鮫島(正門良規)と離婚して、次の相手の不動産会社社長の布袋を登場させて、前回のドライブ同様に全部直子の台詞で説明するって手法を選ぶのだろう?

以前も書いたが、そもそも…

  ●戸田恵梨香さん 31際
  ●桜庭ななみさん 27歳
  ●伊藤健太郎さん 22歳
  ●真奈役の松田るかさん 24歳

と言う実年齢の上に、桜庭さんが童顔だから、直子(桜庭ななみ)と武志(伊藤健太郎)が姉弟にしか見えない。でも、ちょっと考えた。これ、本当は武志に “お節介なお姉ちゃん” がいる設定だったら、もっとこの闘病記が「武志が主体」でなく「喜美子が主体」に描けたのではないか…と。

もちろん、喜美子が二人の子どもを一生懸命に育てながら、二人の子どもが母親の背中を見て育った…と言うことが、視聴者にしっかりと提示されることが大前提だが。でも、“お節介なお姉ちゃん” と “いい子過ぎる弟” って、意外とホームドラマチックで楽しそうではないか?

そう言えば、本作の登場人物では、基本的に喜美子以外は、“ほぼ全員一人っ子” なのだ。時代を考えると照子(大島優子)と信作(林遣都)のどっちかに “きょうだい” がいても良さそうなものだが。

布袋の言葉を、喜美子が実践する映像が必要だったと思う

話を戻そう。やはり、どう考えても、直子の出番を作るために時間を割いた…としか思えない。もちろん、主人公の妹だから「エピローグ」として最終週に登場するのは全面的に否定はしない。しかし、今描くべきは、喜美子自身が、武志の病気、命とどう向き合って生きているのか?…のはず。

今、喜美子自身が、ドナー探しを武志の友人らに丸投げしている時点で、顔のない脇役の骨髄移植への有難い意見など今やどうでも良いのだ。でも、いると思う。「布袋の言葉で骨髄移植の重要な部分を本作が伝えた」とか称賛する人が。

別にそう捉える向きも悪くないが、それは既にその人が骨髄移植の困難さを知っているからそう感じるわけで、そこを知らない人が直子の代弁を聞いたところで「そうなんだ程度」だと思う。描くなら、もっと前、一応、喜美子と武志が必死にドナー探しをしている時にやっておくべきだった。

それこそが、喜美子自身が、武志の病気、命と真正面から向き合って生きている姿になったわけだから。だから、直子の出番を作っているだけ…と言うこと。そして、直子と鮫島のことまで含めて、百合子の復縁を匂わせた退場劇に前回と今回の7分間も時間を無駄遣いしたのも、どうかしていると思う。

人にお願いする時は何回も何回も頭を下げて一生懸命に話す

そして、今回で一番驚いたのが、喜美子のこの台詞。結局、直子は鮫島とよりを戻したいと言う意向であることを知った姉の喜美子が言う。

喜美子「布袋さんに 頭下げて 一生懸命 話してな。
    何回も何回も 頭下げて」

まさか、今の喜美子から「頭を下げて 一生懸命 話てな」と言う台詞が出るとは思わなかった。

「人にお願いする時は、何回も何回も頭を下げて一生懸命に話す」のを知っているなら、なぜ、武志のドナー探しを始めたばかりの頃に、今回の布袋が直子に行ったことを、「ドナー協力者たちにお願いする時は、何回も何回も頭を下げて一生懸命に話す」を描かなかったのかな? と思う。

だって、喜美子が「人にお願いする時は、何回も何回も頭を下げて一生懸命に話す」ことをやっていたのは、最初の2か月間くらい。例えば、荒木荘の女中を続けさせて欲しいとか、深野組に入れて欲しいと懇願した時とか。その後に喜美子に「人にお願いする時は、頭を下げて一生懸命に話す」シーンなんてほぼ無いのだから。

今さら喜美子に「大事なもんを大事にせえ」と言わせるか!?

そして、驚くのは、この台詞の直後の喜美子が言ったこの台詞だ。

喜美子「大事なもんを大事にせえ」

穴釜ギャンブルに大事な金をつぎ込んで、夫の八郎を蔑ろにして、家族を犠牲にして、今は武志のために何をやっているのか見えない喜美子が、これを言う違和感。だから、これまでも何度も書いているように、街頭でドナー探しをするなり、あちこちの人に連絡を取りまくるなりの喜美子を描くべきだった。

こう言う雑な部分が、連ドラとしての連続性の無さと、喜美子の行き当たりばったり的な生き方に、共感出来なくなってきた原因があると思う。

あとがき

最後の、喜美子がジョージ富士川とちや子と草間に手紙を書いたシーンですが、あの描写で今回の驚きの喜美子の台詞の数々を総合すると、「武志が元気なうちに武志に会ってやってください」と、「人にお願いする時は、何回も何回も頭を下げて一生懸命に話す」ことをやっているように見えてしまいました。

明日が、「みんなの陶芸展」に富士川とちや子と草間が来て再会劇。明後日の最終回は、武志が “ナレ死” か “省略” で、「あんなこともあったなぁ」と2,3年時間経過させて終了ですかね。全く、武志の治療を放棄したようにしか見えない喜美子に共感出来ません…

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
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第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
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第10週『好きという気持ち』
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第11週『夢は一緒に』
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第13週『愛いっぱいの器』
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第14週『新しい風が吹いて』
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第15週『優しさが交差して』
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第17週『涙のち晴れ』
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第18週『炎を信じて』
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第19週『春は出会いの季節』
109 110 111 112 113 114
第20週『もういちど家族に』
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第22週『いとおしい時間』
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第23週『揺るぎない強さ』
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第24週『小さな希望を集めて』
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第25週/最終週『炎は消えない』
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