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スカーレット (第145回・2020/3/23) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第25週/最終週『炎は消えない』の 『第145回』の感想。


 本作は、2020/2/29 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


武志(伊藤健太郎)は念願の作品を完成させる。その出来と充実した武志の表情に喜美子(戸田恵梨香)も喜ぶ。しかし達成感を味わう武志に異変が起きていた。通院して大崎(稲垣吾郎)に薬の副作用で味覚がおかしいと告げる武志。家では八郎(松下洸平)が武志の作品完成を祝おうと食事を準備中。だが武志は八郎に突っかかり、やり場のない感情を初めて爆発させる。実は闘病していた高校生が亡くなる前に書いた手紙を受け取っていた
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

意外! 病人に見えない武志が、久し振りに病院へ行った…

いよいよ、モヤモヤに我慢するのも、あと15分×6回となった『スカーレット』の最終週の月曜日。意外や意外、「クララが立った」ではないが、冒頭で武志(伊藤健太郎)が病院に行った。

慢性骨髄性白血病の診断が下り、その少しの間は「病人」に見えたが、その後は、喜美子(戸田恵梨香)に過保護にされた二十歳過ぎの、ちょっと元気のない息子に見えなかったから、意外だった。

智也が亡くなってから4,5か月経っているのに偶然病院で!?

そして更に、武志と同じ病で亡くなった智也(久保田直樹)の母・理香子(早織)も登場。今回の武志と理香子の台詞のやり取りだけ見たら、数日前に智也の葬儀があったような感じ。

でも、第143回(2020/3/20)での序盤の5月に智也は亡くなり、その回の終盤には菊の咲く秋になっているから、4,5か月経っている訳で(勘違いなら、ごめんなさい)。この辺の脚本と演出家の雑さが、本作を矛盾だらけにするのだと思う。

八郎の卵を溶くのを楽しそう見てる喜美子はどうかしてる!

さて。とにかく、智也が武志宛てに書いた「手紙」を武志に渡すために、4か月以上待合室で待機していた理香子が、ついに「手紙」を渡せる時が来た…と言うことらしい。

ほぼ、ストーカーだが、敢えて皮肉たっぷりに言えば、そこまでして必死に息子の遺志を武志に伝えたい理香子の強い母心を強引に描くなら、喜美子が必死に街頭に立ったり、知り合いを巡り歩いてドナー探しをする姿を見たかった。元夫の八郎(松下洸平)が卵を溶くのを楽しそうに見ている喜美子、ホント、どうかしていると思う。

今の喜美子を"肝っ玉母さん"のつもりで描いているのが誤り

そして、現状の喜美子を、ちょっとやそっとのことでは動じない心の強さを持った “肝っ玉母さん” として脚本家と演出家が思って作っているのが的外れだと思う。

確かに、超が付く程ほど腫れ物に触れるように息子に接するのも、粘着質に息子に接するのも、喜美子らしくは無い。しかし今の喜美子では、いくら好意的に解釈しようとしても、素っ気なく、武志の治療を諦めた “冷たい母さん” にしか見えないが。

喜美子が手料理で人の心を癒して来た設定は無くなった!?

そして、 武志の作品完成の祝いの食事のシーン。八郎は、自分の手作りの卵焼きを作ったし、これまでも結構、武志のことを親身に心配して、何とか明るく振る舞う優しさが見える。でも、テーブルに乗っていたのは、八郎手作りの卵焼きと、なぜか「出前の特上うな重」と言う意外性。

これが、喜美子はドナー探しで朝から晩まで奔走しているから料理をする時間がないから、特上うな重を出前した…なら、分かる。でも、明らかに今回の描写では喜美子は一日中何もしていなかった。え~と、喜美子が手料理で食べる人の心を癒して来た…とか言う設定は無くなったの? 武志の好物がうな重だった設定はいつから始まったの?

武志の味覚障害を気遣った手料理で祝福したら良かった…

ここは普通に、大崎医師(稲垣吾郎)から武志に薬の副作用で味覚障害が起きていることをしった喜美子が八郎と相談して、武志に内緒で “濃い目の味付け” の手料理を作って、「今日は ハチさんと母ちゃんの手作りのご馳走で お祝いや」で、武志が「母ちゃん、父ちゃん、気遣わせて ありがとう」で、味覚障害を自ら告げる…で、良かったと思う。

「気にせんとき 失敗してんねん。うな重 食べぇ」と事務的な喜美子に、“肝っ玉母さん” も、心底の辛さも見えないし伝わって来なかった…

あの"穴釜ギャンブル"は川原家では無かったことになってる!?

そして、今回で最も気になったのが、この武志の台詞↓から始まった武志と喜美子の態度。

武志「お父ちゃんの卵焼き
   この先 何回 作ってもろても 味は分からん。
   こんなんなる前に作ってくれや」

まあ、好意的に解釈すれば、自分の身に味覚障害が起きて、冷静さを失って暴言を吐いている…とも受け取れなくもない。

この台詞に続く、父親への暴言も相当のもの。つまりは、武志は母親が息子のための積立貯金まで継ぎ込んで、更に借金までして、傍からは “ただの無謀なギャンブル” にしか見えない穴窯への投資をやったのは、知らなかったってこと? それとも、既にあの穴釜ギャンブルは八郎を含め川原家では、成功したから無かったことになってるってこと?

だって、意味不明な暴言を八郎に吐く武志を目の前で見ているのに、うな重を黙って食べてるだけって…。流石に姑息で卑劣に見えてしまった。せめて、「武志 それは 言い過ぎや」くらいは、言わせても良かったと思う。

手紙を葬儀直後に喜美子と武志が読んだことにしていれば…

これ、「川原たけしさんへ おれは…」とだけ書かれた手紙を使うことを最初から設定に盛り込んであったなら、智也の葬儀に喜美子と武志が行って、そこで理香子から智也からの手紙を受け取って帰って来て、「死は突然にやって来る」ことに衝撃を受けた喜美子と武志…としたら…

喜美子がドナー探しに身が入らないのも、「薬 のまんとな。ここ置いとくで」と素っ気なくなってしまうのも辻褄が合うし、味覚障害まで起きた自分に自暴自棄なって父親に暴言を吐く武志も、それなりに納得出来たと思う。

やはり、モデルをもとにして、思い付いたパーツの並べる順番が雑なのが、この脚本が連ドラして破綻している一番の原因だと分かった15分間だった。

あとがき

終盤で、武志が智也との思い出を語り、自身の余命について話すシーンのような、丁寧な描写があるのは認めます。でも、時間経過も分かり難いし、辻褄合わせも失敗している状況では、一体、本作が何を描きたい、何を描こうとしているのか全く見えません。あと5回しかないのに…

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『夢は一緒に』
61 62 63 64 65 66
第12週『幸せへの大きな一歩』
67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
第13週『愛いっぱいの器』
73 74 75 76(Vol.1) 76(Vol.2) 77 78
第14週『新しい風が吹いて』
79 80 81 82 83 84
第15週『優しさが交差して』
85 86 87 88 89 90
第16週『熱くなる瞬間』
91 92 93 94 95(Vol.1) 95(Vol.2) 96
第17週『涙のち晴れ』
97 98 99 100 101 102
第18週『炎を信じて』
103 104 105 106 107 108
第19週『春は出会いの季節』
109 110 111 112 113 114
第20週『もういちど家族に』
115 116 117 118 119 120
第21週『スペシャル・サニーデイ』
121 122 123 124 125 126
第22週『いとおしい時間』
127 128 129 130 131 132
第23週『揺るぎない強さ』
133 134 135 136 137 138
第24週『小さな希望を集めて』
139 140 141 142 143 144
第25週/最終週『炎は消えない』

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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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