僕はどこから (第11話/最終回・2020/3/18) 感想

テレビ東京系・ドラマホリック!『僕はどこから』(公式)
第11話/最終回の感想。
なお、原作の漫画、市川マサ「僕はどこから」(ヤンマガKC)は、未読。
薫(中島裕翔)と智美(間宮祥太朗)は物置にかくまわれた玲(笠松将)を捜すが、そこに彼の姿はなく、壁一面に血らしきもので殴り書きされた数字があった。薫は「逃げろ」と言う智美に反し、壁の数字に触れて玲の居所を追う。一方、権堂(音尾琢真)は、陽子(仙道敦子)がいる薫のアパートへ千佳(上白石萌歌)を連れて行く。そして嫌がる千佳を「これは智美からの指示だ」と説き伏せて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:市川マサ「僕はどこから」(漫画)
脚本:高橋泉(過去作/わにとかげぎす)
演出:瀧悠輔(過去作/わにとかげぎす) 第1,2,10,最終話
熊坂出(過去作/わにとかげぎす) 第3,4,5,9話
大内隆弘(過去作/健康で文化的な最低限度の生活) 第6,7,8話
音楽:諸橋邦行(過去作/銀と金、駐在刑事)
主題歌:I am/Hey! Say! JUMP(J Storm)
薫が自分の壁をぶち壊して前進して行く姿が清々しかった!
最終回だけ観ても「何のこっちゃ?」と言う40分間だが… 全11話を観続けた人なら、納得の内容だったと思う。
全ての登場人物が繋がって、 文章を書き写すことで他人の思考をコピー出来る小説家志望の青年・竹内薫(中島裕翔) が、自身の異能によって “自分独自の作品” が作れないと言う大きな壁をぶち壊して前進して行くと言う結末に辿り着いたのには、お見事と言いたい。
全てのエピソードが収束された見事な最終回!
また、薫の人生突破と同時に描かれた、 元同級生でエリート・ヤクザの講談会系東宮寺組最年少組長・藤原智美(間宮祥太朗)の命懸けのヤクザの世界の怖さ、薫が替え玉受験で関わることになった玲(笠松将)と玲の母・涼子(須藤理彩)の母子の闇、そして、全く立場も思考回路も違う薫と智美の友情が見事に完結した。
本作オリジナルキャラの千佳も、清涼剤として機能した
更に、原作にはない本作のオリジナルキャラである智美の妹・千佳(上白石萌歌)も、中盤では存在感が薄く、キャラを持て余しているように感じたが、最終回では薫の母・陽子(仙道敦子)との関係に落ち着いて、緊張感溢れる作品の最期の清涼剤として、ちゃんと機能したと思う。
あとがき
全11話に “中弛み” があったのは否めませんが、序盤のスピード感と、最終章の怒涛の展開は中々面白かったです。
そして、中島裕翔さんと間宮祥太朗さんの演技が、とても素晴らしかった。特に、中島裕翔さんのモノローグのトーンが絶妙で、最終回は終始聴き惚れてしまいました。あまり話題にならなかった作品ですが、『ドラマホリック!」枠らしい挑戦的な内容で面白かったです。
管理人・みっきー お薦めするの商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!
|
管理人・みっきー お薦めするの商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!
|
|
|
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
【メーカー特典あり】僕はどこから Blu-ray BOX(ポスタービジュアルB6クリアファイル付)
【メーカー特典あり】僕はどこから DVD-BOX(ポスタービジュアルB6クリアファイル付)
僕はどこから Blu-ray BOX
僕はどこから DVD-BOX
3枚セット 【早期購入特典 缶バッジ付き】Hey! Say! JUMP I am / Muah Muah 【初回限定盤1+初回限定盤2+通常盤】
僕はどこから コミック 1-4巻セット
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/13955/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
- 関連記事