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スカーレット (第136回・2020/3/12) 感想

2020/03/12 12:57 記事更新
連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第23週『揺るぎない強さ』の 『第136回』の感想。


 本作は、2020/2/29 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


武志(伊藤健太郎)が応募した次世代展の結果発表の日、喜美子(戸田恵梨香)は八郎(松下洸平)や直子(桜庭ななみ)らを集め食事会を計画する。お祝いと同時に、まもなく入院する武志の病気も打ち明けるつもりだと告げると、武志は伝えたくないと拒否。喜美子は医師の大崎(稲垣吾郎)に電話し、助言を受ける。一方、窯業研究所では検査入院を報告した武志を掛井(尾上寛之)が励ます。夜になって家族が集まるも武志の姿はなく…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

喜美子が腰に手を当てて仁王立ちするのは無くならないか?

本編とは全く関係ないが、私、あの喜美子(戸田恵梨香)が腰に手を当てて仁王立ちのように上から目線で話すのが苦手、と言うか嫌い。戸田恵梨香さんなら、ただ立って喋る芝居だって、幾らでも他のやり方があるだろうに…と思う。演出家の指示ならしょうがないが、それならそれで、なぜ腰にて当てて仁王立ちなのか…

いい大人が「性格の検査」なんてちゃらけたことを言うのは…

5分過ぎに、掛井(尾上寛之)から次世代展の落選が報告されたあとの「性格の検査」のくだりだが。分かる、分かるのだ。何も知らない掛井が、武志(伊藤健太郎)に “武志に秘めた才能” があるようなことを言って、更にドラマとして武志に試練を与えて盛り上げようとする意図は。

でも、それをやるために、いい大人が「性格の検査」なんてちゃらけたことを言うのは、ちょっとやり過ぎのような。普通に「検査入院します」で良いし、むしろ、掛井から「川原、話があるから放課後ちょっと来い」と呼び出して、「ここだけの話だが…」と始めたら良かったと思う。なぜ、やって違和感を覚えることばかりやるのだろう…

大崎医師が「ハハッ 冗談です」と言うのも場違いなような…

7分過ぎも同じ。夕方、家族を集めた食事会の準備をしている最終に、喜美子が医師の大崎(稲垣吾郎)から電話をかける。ここの演出も意味無く遠回り。喜美子が支度の手を止めて、電話に目をやって、次のカットは病院で電話中の大崎になって、電話中の喜美子に戻る。こんな妙な動作の省略する意図って何?

普通に、喜美子が大崎に電話を掛ける芝居をさせて、電話に出る大崎で良いのでは? その上、「かけようと思っていたんです。ハハッ 冗談です」と話を切り出す大崎も意味不明。それこそ、大崎が台詞の中で言っていた「申し訳なさそうな声」で電話を掛ける喜美子を、かけようかかけまいか電話機の前で悩む喜美子を戸田恵梨香さんに芝居して貰えば良かったと思う。

そうすれば、大崎医師の言った「揺るぎない強さ」が母である喜美子には既に備わっているが、まだ武志には備わっていないと言う “母と子の対比” が、より強調出来たのに。やはり、本作は「母と子」を描くのが下手だと思う。繰り返すが、なぜ、やって違和感を覚えることばかりやるのだろう…

直子の「(口が)柔らかい。ハハハハ… 冗談や」も場違いなような…

11分過ぎの、喜美子が武志の病気のことを話す大切なくだり。喜美子が直子(桜庭ななみ)と百合子(福田麻由子)に「口 堅いか?」と問うて、直子が「柔らかい。ぶぶっ ハハハハ… 冗談や」と返す場面があった。これも、分かる、分かるのだ。

天然キャラの直子を利用して、シリアスな話の前段におふざけを加えることでギャップが生まれて盛り上げようとする意図は。でも、これを「直子らしい」と思って観る人がどれだけいるだろう? 確かに「次世代展の入選のお祝い」のつもりで来ているのだろうが、ドラマとして場違いな台詞だと思う。

妹を最初にした事にプチ称賛、八郎を次回にしたのはプチ英断!

そして、まあ、言っちゃあなんだが、面倒な展開で喜美子が妹二人に真実を告げた。ただ、ここで唯一褒めたい。それは、武志の病気のことを最初に告げたのが、妹二人だったってこと。もちろん、先日から書いているように、最初に八郎(松下洸平)に相談すべきと言う考えは変わっていない。

しかし、それが叶わぬ今は、二人の妹に最初に告げると言う選択をして脚本家をプチ称賛しておく。更に、八郎への報告は次回に回したのも、ギリギリではあるがプチ英断だと思う。やはり最初に告げるのは、親友の照子(大島優子)でもダメだし、親戚になったとは言え信作(林遣都)も絶対にダメ。

だって、本作はホームドラマ、家族を描くのが本来の目的なのだから。

喜美子は、常に湧き出る熱意で自ら行動を起こす人で無いの?

それにしても、クランクアップしているし、明らかにネタ不足による引っ張り作戦で、あと16回(今回を入れて、約4時間分)しかないのに、モヤモヤが増大している私。そりゃあ、作り手の意図としては「苦悩する喜美子」を強調することで、「息子への愛情」や「母親としての存在意義」みたいなのをリアルに描いているつもりなのだろう。

好意的な視聴者も、そう見ているに違いない。でも、私は不思議に思う。だって、川原喜美子と言う主人公は、自分の中で沸々と湧き出る熱意のような “エネルギー” を源にして、自ら行動を起こす人間ではなかったのか!? ってこと。この喜美子の設定だけは、幼少期から貫かれている。

そう、ダメダメな脚本でも、唯一連ドラとして “連続性” を保っている部分だ。女中修行の時も、美術学校入学を決めた時も諦めた時も、深野組で絵付け師になろうと決めた時も、結婚した時も。もちろん、最近では穴釜に没頭した時には、喜美子がそう言う人間である事を知っているから “家族の協力” があったし、そう言う展開こそが本作らしさであり、見所なのでは?

「絶対に治してやる!」と周囲を巻き込むのが喜美子でしょ?

年を取って落ち着いた? 年齢を重ねて消極的に変わった? うん、そう言う好意的な解釈もあろう。でも、人間は生活を変えられるが性格は簡単に変えられない。それは、ドラマでも現実の世界でも同じこと。

だとしたら、息子が不治の病に侵されたのを知った瞬間に、「母ちゃんが絶対に治してやる!」と、穴窯の時以上の熱量の “エネルギー” を源にして、いつも通りに、まず八郎に相談し、家族を巻き込み、大崎医師はもちろんのこと、昔の知り合いたち、特に交友関係の広くて、信楽住人でない、例えばちや子(水野美紀)や草間(佐藤隆太)に相談して積極的に、武志に気付かれないところで奮闘するべきだったのではないだろうか。

そう言う展開なら、今回の「口が堅いの 柔らかいの」のくだりなんて抜群の癒し効果になったと思うし、そう言うのが『スカーレット』が目指した「女性の生き様を描く朝ドラ」なのでは…

あとがき

不満も、モヤモヤもたくさんあります。でも、「人の命」を丁寧に描こうとしているのは伝わりますし、そのために引っ張り気味になるのも、ご都合主義的な展開になるのも、喜美子らしからぬ言動の連続なのも承知でやっている…と、思うことにします。

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
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第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
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第12週『幸せへの大きな一歩』
67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
第13週『愛いっぱいの器』
73 74 75 76(Vol.1) 76(Vol.2) 77 78
第14週『新しい風が吹いて』
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第15週『優しさが交差して』
85 86 87 88 89 90
第16週『熱くなる瞬間』
91 92 93 94 95(Vol.1) 95(Vol.2) 96
第17週『涙のち晴れ』
97 98 99 100 101 102
第18週『炎を信じて』
103 104 105 106 107 108
第19週『春は出会いの季節』
109 110 111 112 113 114
第20週『もういちど家族に』
115 116 117 118 119 120
第21週『スペシャル・サニーデイ』
121 122 123 124 125 126
第22週『いとおしい時間』
127 128 129 130 131 132
第23週『揺るぎない強さ』
133 134 135

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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