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スカーレット (第134回・2020/3/10) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第23週『揺るぎない強さ』の 『第134回』の感想。


 本作は、2020/2/29 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


喜美子(戸田恵梨香)が一年の計画を検討し、今年は穴窯での作品作りをやめると宣言。訪ねてきた照子(大島優子)が話を聞いてしまう。陶芸教室の日、陽子(財前直見)らが集まる。一方、武志(伊藤健太郎)は自分の体調が気になり家庭医学書を購入する。不安を押しころしていたが、たこ焼きパーティーの準備中にまたも身体に異変を感じ、友人の真奈(松田るか)を追い返すことに。武志は大崎医師(稲垣吾郎)に相談しようとするが
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「今回が初見だったら?」の典型的な観易い15分間!

本作の感想を書いて来て、幾度「今回が初見だったら?」とか「今回が第1回だったら?」とか書いて来た。この第134回は、正に「今回が初見だったら?」の典型的な15分間だったと思う。所謂「5W1H」が、丁寧に盛り込まれていた。実は、連ドラと言えども、毎回「5W1H」を盛り込むのは大切なこと。

それをやらないと、何を描こうとしているのか、すぐに分からなくなるからだ。そこで、今回の15分間を普通の「5W1H」の順番である、「When → Where → Who → What → Why → How」に当て嵌めて考えてみよう。

下記の「5W1H」程度は、今回の15分間で十分に分かる!

When:いつ
   正月飾りと晴れ着と台詞から「正月休暇中」に…

Where:どこで
   美術セットと台詞から「滋賀県の信楽地方」で…

Who:だれが
   信楽焼で有名な陶芸家でシングルマザーで自己チューのヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)と、ちょっと変わったところがあるが患者のことを親身になるタイプの大崎医師(稲垣吾郎)が…

What:なにを
   慢性骨髄性白血病の患者を…

Why:なぜ
   患者が喜美子の一人息子で、息窯業研究所にいる陶芸家の卵で慢性骨髄性白血病であると自身は疑っているが母と医師から告知はされていない一人息子の武志(伊藤健太郎)だから…

How:どのようにして
   喜美子と大崎医師が協力して治療をしていく…

今までの無駄話と無駄演出の多さに比べれば雲泥の差!

更に前回の月曜日を加えれば、「Why」のところに、「別れた夫・八郎(松下洸平)にも息子の病気のことは話していないから…」も加えることが出来るし、「How」のところには、「まだ骨髄バンクが無い時代に」を頭に加えることも出来る。

従って、これで現状が「信楽焼の女性陶芸家でシングルマザーが骨髄バンクの無い時代に、息子の慢性骨髄性白血病を治療するために、大崎医師と共に奮闘する闘病記の朝ドラ」であることは十分に分かる。その意味で、内容的には前回と今回で大まかな展開は読める。

これは、今までの本作の無駄話の多さを考えると、かなり良い感じの脚本になっている。大崎医師の2回の登場シーンも違和感が無かったのも良かった。

初見だったら…朝ドラらしい心地良いホームドラマに見えたと思う

また、演出についても、無駄な演出がほぼ無くて、シリアスな問題を描いているにもかかわらず、程良くコミカルな部分も入れて、よりシリアスな場面とのメリハリをつけ、更に全体のテンポも良かった。改めて書くが、今回が初見だったら… 意外と朝ドラらしい心地良さのあるホームドラマに見えた。

問題は、過去の「母と息子の関係」描写が少な過ぎること!

ただ、最大の問題は、本作が半年間も続く連ドラの最後の1か月だと言うこと。NHKが「これまでの5か月間は忘れて下さい」と言わんばかりの作風には閉口してしまう。

やはり、「信楽焼の女性陶芸家でシングルマザーが骨髄バンクの無い時代に、息子の慢性骨髄性白血病を治療するために、大崎医師と共に奮闘する闘病記の朝ドラ」になることが、企画段階で分かっていたなら、極論を言えば、荒木荘時代も、深野組時代も、穴窯への拘り時代も、そこそこにして、喜美子と武志の母子関係をもっと描写しておけば良かったと思う。

それが無いから、「急に別の朝ドラが始まった感」が払拭出来ないのだ。

あとがき

喜美子の幼少期に「風呂を沸かす炎と陶芸」のイメージを重ねたように、今回では「ケチャップと血液」を重ねましたね。器用にタコ焼きを作る喜美子の姿に、少しだけ女中時代の喜美子も重なりました。

脚本がダメなのはしょうがないとして、演出家が変わる度に作風が変化し、重要視する部分と軽視すべき部分のバランスが違うので、どうしても “まとまり感” と “連続性” が無いのですよ。今週の演出家のさじ加減が一番朝ドラらしいと思って観ています。皆さんは、どうご覧になっていますか?

そして、(最近はリアタイ視聴しているので)本作が終わったら、「あさイチ『ハレトケキッチン のんさんと楽しむ“たけのこ”』が始まりました。

朝ドラの名作『あまちゃん』の劇中歌・アメ横女学園芸能コースの持ち歌『暦の上ではディセンバー』をBGMに登場した「女優の、のん様」と紹介された “のん” さんを見て、毎朝が楽しかった頃を思い出しました。その、のんさんが明日、「3.11」から9年目の日に『ニュース7』に出演されます。詳しくは、下記の投稿を読んでみて下さい。

【注目】のん、NHK「ニュース7」に生出演 3/11(水)被災地への思い語る

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『夢は一緒に』
61 62 63 64 65 66
第12週『幸せへの大きな一歩』
67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
第13週『愛いっぱいの器』
73 74 75 76(Vol.1) 76(Vol.2) 77 78
第14週『新しい風が吹いて』
79 80 81 82 83 84
第15週『優しさが交差して』
85 86 87 88 89 90
第16週『熱くなる瞬間』
91 92 93 94 95(Vol.1) 95(Vol.2) 96
第17週『涙のち晴れ』
97 98 99 100 101 102
第18週『炎を信じて』
103 104 105 106 107 108
第19週『春は出会いの季節』
109 110 111 112 113 114
第20週『もういちど家族に』
115 116 117 118 119 120
第21週『スペシャル・サニーデイ』
121 122 123 124 125 126
第22週『いとおしい時間』
127 128 129 130 131 132
第23週『揺るぎない強さ』
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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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