僕はどこから (第9話・2020/3/4) 感想

テレビ東京系・ドラマホリック!『僕はどこから』(公式)
第9話の感想。
なお、原作の漫画、市川マサ「僕はどこから」(ヤンマガKC)は、未読。
警察に包囲された山田(高橋努)は強奪した車に薫(中島裕翔)を引きずり込み、銃を突き付けたまま逃走。なぜ山田を陥れることができたのか。緊急配備が敷かれる中、薫は車内で真相を明かす。薫のメッセージを見た智美(間宮祥太朗)は、やりとりが全て山田経由だと察知。山田の計略を阻止するため権堂(音尾琢真)と奔走し、薫にわなを知らせようと千佳(上白石萌歌)を送り込んだのだ。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:市川マサ「僕はどこから」(漫画)
脚本:高橋泉(過去作/わにとかげぎす)
演出:瀧悠輔(過去作/わにとかげぎす) 第1,2話
熊坂出(過去作/わにとかげぎす) 第3,4,5,9話
大内隆弘(過去作/健康で文化的な最低限度の生活) 第6,7,8話
音楽:諸橋邦行(過去作/銀と金、駐在刑事)
主題歌:I am/Hey! Say! JUMP(J Storm)
アバンの前回までの振り返りに薫の異能が活かされていない!
第4話から、薫(中島裕翔)の “ 他人の文章を書き写すことで、その人物の思考を読み取り、あたかも自分の体験のように没入することができる異能” が物語上で活かされなくなって低迷していたが、第7話から山田(高橋努)が絡んで来て新たな展開となり、前回で久し振りに薫の “異能” が描かれて面白くなった。
なのに、この第9話の冒頭での約1分25秒間ものアバンタイトルで描かれた “あらすじの振り返り” では、一切 “薫の異能” には触れられず。こうなると、好意的に楽しもうと思っても、本編が引き伸ばしになるのでは!? と言う不安しかないのだが…
バス中での薫と千佳のテキストだけのやり取りの映像は良かった!
メインタイトル明けも、やたらと回想シーンが多く時間軸が分かり難くて、今回は「捨て回」かな? と思いきや、 山田の計略を阻止するために智美(間宮祥太朗)が薫に罠を知らせようと千佳(上白石萌歌)を、薫の乗るバスに送り込んだから、一気に物語が動き出した。
このバス車内のやり取りが、もちろん他の乗客には知られては困るし、座席配置が前席に千佳、後席に薫のため、映像的にパソコンとスマホとメモの画面で行われると言うのが良かった。何せ、序盤で視聴意欲を若干削がれている身としては、「ながら見」でなく、きちんと画面を見ていないと二人のやり取りが見えないから。
また、薫の “異能” は発揮されなかったが、テキスト情報でのやり取りが “異能” と繋がって、「何かが起こりそう…」と思わせたのは上手いと思う。
「母と息子」との関係対比をもっとしっかりやるべきでは…
これ、妙な回想シーンを盛り込むなら、むしろ、第3話から始まった(と、記憶しているが…) 涼子(須藤理彩)から依頼された長男・玲(笠松将)の替え玉受験と山田(高橋努)の関係の “おさらい” を随所に入れた方が良いのでは?
バスのシーンが終わったら、再び何を描きたいのか見えなくなった。原作は未読だが、もう少し中盤での「宝土清掃」での銃撃戦を激しく描いていたら、薫との対比が明瞭になって殺人マシーンのような智美が際立ったのに…
あとがき
やはり、「母と息子」との関係対比をもっとしっかりやるべきで、その意味で薫と零をもっと登場させて対比させた方が良いと思います。今の状態では、回想シーンで水増ししているだけで。薫と智美の友情描写くらいに描くだけで良いと思います。文句が多くなりましたが、中島裕翔さんと間宮祥太朗さんの演技も良いし、これでも結構楽しんで観ているのが伝わると良いのですが…
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