【苦渋の決断に涙】姪っ子の結婚式が2021年の年明けへ延期になりました
4月上旬予定の姪の結婚式が、2021年の年明けに延期…
2020年2月21日に投降した『【祝】姪っ子から結婚式の招待状が届きました!』には、多くの読者さんからコメントや、Web拍手を頂き、ありがとうございました。結論から言いますと、2020年4月上旬に予定されていた姪っ子の結婚式は、2021年年明けへ延期になりました。
「新型コロナウイルス」にどう向き合うか悩んだそうです…
昨日、一昨日の土日は、ホテルで披露宴の仕事をしており、帰宅途中で姪っ子から「結婚式の件で電話したいから、良い時間を教えて」とメールが届きました。帰宅して電話をするとこんな話でした。
●次々と招待状の返事が届く内に、開催して良いか悩み始めた
●出席者には営業マンの夫の会社の人がたくさんいるから感染させられない
※営業先のお客様への配慮もあると思います
●高齢者や子どもの出席者も多いため、感染は絶対に困る
若い夫婦の苦渋の選択には、こんな事情があった!
そんなことを先々週末の三連休から悩んでいたそうです。そして、式場と「キャンセル? or 延期?」の話になると…
●キャンセルなら規定通りのキャンセル料を支払う
●延期なら、キャンセル料はかからない
●延期組が増えて、年内の土日は12月の “ある1日” しかない
●年内にするか悩んでいる “たった30分間” で年内の予約が完売
●2020~2021年の冬も何かしらの感染のリスクはあるが、年明けに決定
こんな1週間のやり取りの末、若い夫婦(昨年春に入籍済み)が苦渋の選択をしたそうです。
姪っ子から、3つの相談がありました
そして、姪っ子からの相談は、3つ。
●「折角、出席の返事をくれたのに延期でごめんなさい」と言うお詫び
●感染拡大を阻止する理由でもキャンセル料は支払うべきなのか?
●“たったの30分間” で予約が埋まってしまう程の状況なのか?
口を出すのは簡単ですが、若い2人の判断を見守りたかった
まず、嬉しかったのは、姪っ子夫婦が冷静に結婚披露宴を延期してくれたこと。私、何度もアドバイスをしようとしたのですが、若い2人の判断に従おうと思ったのです。
だって、それが夫婦であり、その夫婦が乗り越えるべき最初の大きな壁を見守りたかったのです。その上で、私にも職場や仕事関連の仲間から情報が入って来るので、3月に入ったら連絡しようと思っていた矢先だったので、賢明な決断に「自分たちで決めたのなら、そうしたら良いよ」と答えました。
契約の約款通りにキャンセル料を請求されるのはしょうがない…
式場のキャンセル料については、昨夜に投降した『新型コロナウイルスの影響が披露宴の現場にも。延期するなら急ぐべき!』でも触れましたが、契約の約款次第で、式場毎に対応は違うのが現状です。
ただ、改めて書くと、例えば昨年の大型台風接近による延期の場合は、式場側のキャンセルによる被害はそれほど長期化しないし、拡大化しないことが予想できたので、普段は「規定通りにキャンセル料を貰う」式場も、「延期ならキャンセル料無し」が多かったです。
しかし、今回の新型コロナウイルスに関しては、どこまで長期化するのかも、拡大化するのかも先が見えません。それなのに「延期ならキャンセル料無し」にしてしまうと、例えば半年間の経営資金に問題が出て来る会社もあり、実際、演奏家を派遣する割と大手の会社が、コンサートやライブの延期や中止の影響もアリ経営が難しい状況になっています。
延期をするなら、日程決めは早ければ早いほど良い!
ですから、その式場やホテルが好きなら、多少のキャンセル料を支払って延期するのが賢明だと言うのが私の判断。その理由は、先の投稿に書いたように、今年は昨年よりも既に披露宴の予約件数が多いので、秋口までは既に良い日取りは完売しています。
従って、上手く行って11月以降、プレ新郎新婦の対応が遅れれば年明けになる可能性は大いにあります。これは、今回の政府の対応が全国一律であることから、どの式場やホテルもあまり違いはないかなと。
ホテルの新型コロナウイルス対策も日に日に徹底されている
私はホテルが職場なので、ホテルに限定しますが。現状、ホテルで出来る新型コロナウイルス対策は、従業員側は、毎日の体調管理の報告、手洗いとうがいの徹底、マスク着用(ただ、披露宴本番中については、お客様が飲食のためにマスク非着用であり、写真やビデオ撮影に於いて “異様な雰囲気” になる等の理由で)サービス員はお客様要請があれば着用。会場出入り口にアルコール消毒液設置でしょうか。
披露宴での感染リスク"ゼロ"は難しい。あとは主催者次第…
しかし、冷静に考えれば、数十名から数百人の人たちが閉鎖空間で、半径2メートルくらいの丸テーブルに向き合って、マスク非着用で飲食し歓談するわけですから、感染のリスクをゼロにするのは難しいと思います。あとは、主催者の決断次第だと思います。そして、姪っ子夫婦は延期を選択しました。
2021年1月とは言え、インフルエンザの時期ではありますし、新型コロナウイルスがどうなっているのか分からず、招待客を減らしたために「〇〇人限定お得プラン」から外れて、人数が減ったのに費用は増えると言うことになったそうです(今のところ)が、やはり招待客のことを考えると、正に姪っ子が言っていた通り「苦渋の決断」だったと思います。
あとがき
この話を妻としていて、「それじゃぁ、ご祝儀を多めにしないとね」と、お互いに目を潤ませて話しました。
私は自宅での作業の多い仕事ですが、土日祝日はホテルマンとしての接客業ですし、妻は医療従事者ですから、感染は避けなければなりません。その意味で、「ありがたい…」と思いました。全国にも、たくさん苦渋の決断を迫られている若いカップルがいると思うと胸が苦しいです。
そして、苦渋の決断の末の披露宴が、また3/7,8の週末もあります。全力でお手伝いします。
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【これまでの新型コロナウイルスの投稿】
新型コロナウイルスの影響が披露宴の現場にも。延期するなら急ぐべき!
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