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スカーレット (第125回・2020/2/28) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第21週『スペシャル・サニーデイ』の 『第125回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


信作(林遣都)は、親しげに話す百合子(福田麻由子)と同級生の近藤(中山義紘)に嫉妬。近藤に百合子への思いを問い詰める。すると近藤はすでに結婚して子供もいることを明かす。信作は一安心して、近藤を見送る。それでも照子(大島優子)夫妻も帰って、二人きりになると、信作が百合子に近藤との関係を質問攻め。口論になって百合子が店を出て行ってしまう。ただ一人になった信作。店の電話が鳴り響き、思わぬ客が押し寄せ…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

今回も主人公不在。ほぼ妹夫婦と照子夫婦で15分間終了…

前回の感想に書いた通り、感想を書くために録画を幾度か巻き戻して確認しているため「時計代わり」にもなってないのが、私にとっての今の朝ドラ『スカーレット」。そして、今回も主人公も元夫も息子も登場しないまま、主人公とは “2親等離れた妹” と “赤の他人” の寸劇で15分間が終わった。

これが、「あっと言う間」な位に楽しくて、次回も楽しみになるような内容なら、まだ許せる。しかし、そうで無いから困るし、NHKには届かないとは分かりつつも、こうしたら良いのに…と改善策を書いて来た。

何を言っても無駄だが、再度私なりの改善策を書いてみる…

まあ、それも「あと土曜日の1回だけ」だから、何を言っても無駄でしかないが、折角感想を書いているから、私なりの改善策を書いてみる。皆さんは、どう感じるかも知りたいし。

これまでの私の改善策は、喜美子と武志を利用する作戦…

さて、これまでの私の改善策は、せめて主人公・喜美子(戸田恵梨香)の直近の “1親等” である息子の長男・武志(伊藤健太郎)を登場させて、描く内容は “ほぼ回想シーン” であっても、武志にとっては “初耳” であり “お初” であることを活かして、既視感を排除して、武志と一緒に私が、これまでの5か月間を振り返ると言う作戦だ。

これなら、スピンオフドラマっぽさも薄まるし、武志が喜美子の現状を話す場面でもあれば、現場に喜美子が居なくても存在感は描くことができると言う訳だ。

今回の作戦は、『信作が〇〇なかなかできない』を再利用…

しかし、今回の15分間を2回見直して、ふと思ったことがある。これ、冷静に考えて欲しい。今、劇中の信作(林遣都)は喜美子と同級生だから「46歳」。百合子(福田麻由子)は「38歳」だ。果たして、これが「46歳の男性と38歳の女性の夫婦のやり取り」に見えるか? ってこと。

もしも、これが「46歳と38歳の夫婦のやり取り」に見えたら、違和感やモヤモヤが少しは消えないだろうか?

そこで思い付いた。「46歳と38歳の夫婦のやり取り」には見えなくても、「46歳の信作と38歳の百合子夫婦のやり取り」に見える策が。それは、第89回(2020/1/17)でナレーションが言ったこれだ。

N「これが 後々 語り継がれる
『信作 結婚のご挨拶が なかなかできない』
の始まりでした」

この1週間で「後々 語り継がれる」をそのまま映像化したら!

そう、信作と百合子は、信作は何となく粘着質で決断力に乏しく、百合子はおっとりした性格で流されやすいのだ。だから、喜美子へ結婚の挨拶に行くのに時間が掛かった。当blogの、本作の感想のリピーター読者さんならご承知と思うが、私は、「挨拶までもっと引っ張れ!」と言い続けた。

しかし、結果的に “なかなかできない” と言った割に、案外あっさり終わったように描かれた。そこでどうだろう。この1週間で「後々 語り継がれる」をそのまま映像化したらどうだろう!

『信作 結婚のご挨拶が なかなかできない』の途中を描く!

本編では3回位(?)で成功したが、「実は…」と言う展開で、照子(大島優子)夫妻や、信作の両親である忠信(マギー)と陽子(財前直美)夫婦も参加して、「あんな作戦もあったなぁ」とか「あれは最初から失敗が分かっていた」とか、信作が皆からコテンパンにやり込められて、最後には百合子が「そこが好きやねん」で締め括る。

これで、月曜日から水曜日の3回分は埋められる。あとの2回分は照子夫婦の話で行ける、そして残りの1回は次週への繋ぎ。そうすれば、舞台は「カフェ・サニー」だけで済むし、回想シーンにも頼らずに済む。新たに撮影するのは『信作 結婚のご挨拶が なかなかできない』の始まりと結末の “間” だけで良いのだ。

その方が、信作夫婦、照子夫婦、陽子夫婦の “味わい” が楽しめる1週間になったのではないだろうか?

あとがき

「笑い」って、“繰り返し” が大切ですよね。信作と百合子のエピソードは “大袈裟に騒いで引っ張ってこそ” 楽しいのです。

ですから、例えば、信作が急に出世することになったり、百合子が妊娠したり、陽子がカフェの2号店を出したいと言い出したり、そんなプチ騒動をしんさくに与えて、1週間『『信作 〇〇が なかなかできない』をやれば良かったのだと思います。面白くなりそうな気がしませんか?

喜美子パートのネタ切れと言うより、脚本家のアイデア不足がこの体たらくの原因だと思います。

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『夢は一緒に』
61 62 63 64 65 66
第12週『幸せへの大きな一歩』
67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
第13週『愛いっぱいの器』
73 74 75 76(Vol.1) 76(Vol.2) 77 78
第14週『新しい風が吹いて』
79 80 81 82 83 84
第15週『優しさが交差して』
85 86 87 88 89 90
第16週『熱くなる瞬間』
91 92 93 94 95(Vol.1) 95(Vol.2) 96
第17週『涙のち晴れ』
97 98 99 100 101 102
第18週『炎を信じて』
103 104 105 106 107 108
第19週『春は出会いの季節』
109 110 111 112 113 114
第20週『もういちど家族に』
115 116 117 118 119 120
第21週『スペシャル・サニーデイ』
121 122 123 124

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内容百合子(福田麻由子)の同級生・近藤(中山義紘)に嫉妬する信作(林遣都)だが、近藤が結婚していると聞き、信作はひと安心する。その後、近藤に続き、照子(大島優子)敏春(本田大輔)も帰っていく。百合子とふたりになった信作は、近藤のことを問い詰めはじめ、泣きながら百合子は、カフェを飛びだしていく。泣いて、店を飛びだしてきた百合子とすれ違った照子、敏春は、信作に。。。。敬称略もう、終わった話だから...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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