ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

スカーレット (第123回・2020/2/26) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第21週『スペシャル・サニーデイ』の 『第123回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


険悪な信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)を和ませようと、敏春(本田大輔)は照子(大島優子)のずぼらな素顔を明かし始める。話しながら次第に敏春は盛り上がり、たまたま店にやってきた照子にも気づかない。信作と百合子は敏春を止めようとするが、ついに照子が怒り出す。照子に平謝りする敏春。見かねた信作が仲裁に入り、敏春と照子の馴れ初めを振り返りながら、お互いの本音をぶつけ合うことに。そこに予期せぬ客が来て…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

本編が停滞中に、脇役のスピンオフが見たくなるはずない…

朝ドラの「総集編」は、ほぼ全て観ているが、「スピンオフドラマ」は余程のお気に入りの作品しか観ない。私の価値観の「スピンオフドラマ」とは、本編の主人公および主人公関連以外の特定の脇役やエピソードに興味関心が湧いてこそ、「見たい」「見たくなる」わけで。

今こそ、穴釜で作陶と葛藤している喜美子を観たいのに…

あくまでも「私は」としておくが、正直本作に於いては、主人公の物語以外に今のところ全く興味がない。だから、先週末にやっとやる気になった喜美子(戸田恵梨香)が、今、穴窯でどのように作陶と葛藤しているのか、芸術家、陶芸家として50歳を前に一皮剥けるのかどうか、観たくてしょうがないのに…

深野組以降のネタ切れ感払拭の為の作戦として否定はしない

しかし、本作は今の私が最も観たい部分を描かずに、脇役たちのコント風ドラマ、いや正しく言えばドラマ風コントだろうか。そう言うものに、回想シーンを盛り込んで、今回も何とか15分間の放送尺を埋めた…と、言わざるを得ない。

面白いかどうかは別にして、本編進行中にもかかわらず、5か月分の回想を “まとめ的” に活用して、深野心仙(イッセー尾形)が信楽を去って以降の「ネタ切れ感」を払拭する “作戦” としては大胆且つ斬新で、完全に否定するつもりはない。

「一つの繋がった物語」に見えていないから、回想が浮く…

でも、ハッキリ言うが、今週が「総集編」に入れば、半分以上は完全にカットされる。だって、肝心な部分が回想シーンだから。だから、いつも言うのだ。

幼少期の貧乏時代から女中修行時代、女中修行時代から絵付け師修行時代、絵付け師修行時代から独立、独立から離婚へと、「大きな括り」同士にきちんと流れを付けて、本作ならば “修行” と “成長” を柱に、“頑張ったから出来る” ようになる…と言う「一つの繋がった物語」に見えるように描くべきだったと。

それが成されていないから、前回も今回も、過去の5か月分から抽出された回想シーンが、これと言った名場面でもなければ、印象的なシーンでも無く見えてしまうのだ。もう、今さら取り戻すことは出来ないが…

あとがき

幼少期から大阪での女中修行時代までと、深野組以降の仕上がりに差があり過ぎましたよね。当時、「脚本家が複数いるのでは!?」なんて噂が流れましたが、それが事実か知りませんけれど。

やはり貧しい幼少期から、女中修行時代、深野組時代、独立、結婚、離婚、そして現在までが、“頑張ったから出来る” ようになる…と言う「一つの繋がった物語」のなっていないから、今週がんばってる信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)、敏春(本田大輔)と照子(大島優子)にも、出演者目当ての視聴者は別にして、あまり興味関心が湧き難いです。だって、ピンポイントでしか登場しませんでしたから。

それにしても、これをあと3日間もやりますか…

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング




★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
連続テレビ小説 スカーレット 完全版 ブルーレイ BOX1 [Blu-ray]
火火 [DVD]
連続テレビ小説「スカーレット」オリジナル・サウンドトラック


★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/13870/


【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『夢は一緒に』
61 62 63 64 65 66
第12週『幸せへの大きな一歩』
67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
第13週『愛いっぱいの器』
73 74 75 76(Vol.1) 76(Vol.2) 77 78
第14週『新しい風が吹いて』
79 80 81 82 83 84
第15週『優しさが交差して』
85 86 87 88 89 90
第16週『熱くなる瞬間』
91 92 93 94 95(Vol.1) 95(Vol.2) 96
第17週『涙のち晴れ』
97 98 99 100 101 102
第18週『炎を信じて』
103 104 105 106 107 108
第19週『春は出会いの季節』
109 110 111 112 113 114
第20週『もういちど家族に』
115 116 117 118 119 120
第21週『スペシャル・サニーデイ』
121 122

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

「スペシャル・サニーデイ」の試み (スカーレット)

おそらく、朝ドラ史上初では?本編中、スピン・オフなサイドストーリーが展開しつつ、同時に、何げない主人公達の事情を補足したり、「周囲から見たビジョン」を加えるとは…選びに選んだキャスティングだけに、それもアリかなぁ… と感心。「やりすぎ!」の声もありそうですが、脚本家が代わり(働き方改革… かな?)ほとんどコントに、コミカル全開してるのも、好感。(あの大島優子が、料理下手の、だらしなオバちゃん...

昔話>『スカーレット』第123話

​​​​​ラストに登場した近藤さんは 『ごちそうさん』の 師岡(中山 義紘)さんだ~! …今日はそれだけ>こらこら …ひじゅにですが何か? 「あと東京オリンピックや」by信作 敏春&照子夫妻は結婚して25年。 25年の間に起きた出来事は― 琵琶湖大橋 東京オリンピック 月面着陸 上下2つは「ああ、そういう時代だったんだなあ」 と思うだけだけど>だけかい 東京オリンピックに...

昔話>『スカーレット』第123話

​​​​​ラストに登場した近藤さんは『ごちそうさん』の師岡(中山義紘)さんだ~!…今日はそれだけ>こらこら…ひじゅにですが何か?「あと東京オリンピックや」by信作敏春&照子...

連続テレビ小説『スカーレット』第123回

内容信作(林遣都)百合子(福田麻由子)敏春(本田大輔)が、照子(大島優子)の話をしていると。その、当の本人の照子が、カフェに現れる。言いすぎた敏春は、照子に謝罪するが、照子の怒りは治まらず。そこで、信作、百合子が。。。敬称略いやぁ。。。。ほんと、回想だね(苦笑)一応、まとめているけど。え。。。っと。。。。。感想が書けない。いや、もし書くことがあるとすれば。今週一週間の物語である“回想”部分は...

【スカーレット】第123回(第21週 水曜日) 感想

…たまたま店にやってきた照子にも気づかない。信作と百合子は敏春を止めようとするが、ついに照子が怒り出す。照子に平謝りする敏春。見かねた信作が仲裁に入り、…
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: