スカーレット (第115回・2020/2/17) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第20週『もういちど家族に』の 『第115回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


行方不明のアンリ(烏丸せつこ)が無事戻り、安堵した喜美子(戸田恵梨香)。その晩、二人でワインを飲んで語らうが翌朝、またもアンリの姿が見当たらない。飲み過ぎてよく覚えていない喜美子は武志(伊藤健太郎)に電話する。そしてアンリが戻ってくると、喜美子は飲み明かした二人の会話を確認。意外な事実が明らかに。一方、武志が通う窯業研究所で八郎(松下洸平)のうわさ。その頃、信作(林遣都)が居酒屋に呼び出したのは…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

また、アバンは "三歩進んで二歩下がる" か…

別にどうでも良いのだが、前回(土曜日)が、不自然な程に、行方不明のアンリ(烏丸せつこ)が無事戻って安堵した喜美子(戸田恵梨香)が描かれて終了した。そして、今回のアバンタイトルの冒頭がバナナの皮を持ったまま寝ている喜美子が朝起きる場面。まあ、これで、アンリが持参したワインで二日酔いくらいなことは容易に想像がつく。

しかし、私は気に入らない。何故かと言うと、また、時間軸を巻き戻して、「実は…」みたなナレーションで喜美子の二日酔いの解説をやったから。本作の感想では何度も書いて恐縮だが、もはや本作に私が望むのは、「無駄話はいいから、さっさと話を先に進めろ!」なのだ。

この時間軸を巻く戻す倒置法みたいなやり方は、明らかにどこかの歌詞の如く “三歩進んで二歩下がる” で全く進んでいない印象しか与えない。

高級ワインを "ガラスのタンブラー" で飲むなら…

それに、これは完全な主観と好みの問題。ワイン(葡萄酒)を日常的に飲む山梨県では、葡萄酒は一升瓶に入っており誰もが気軽に “毎日使っている湯呑み茶碗” で頂くのが日常。で、今回の喜美子はアンリが持って来たワインに対して、昔、父・常治(北村一輝)が日本酒を飲む時に使っていたような大きなタンブラーを持って来た。

私は “5万円もの高級ワイン” には高級とはいかなくても「ワイングラスなんて洒落た器はうちにはないんで」と、“喜美子作の信楽焼きの器” でもてなす喜美子を見たかった。

それでも、「酒を飲むなら常治譲りのタンブラー」をやりたいなら、アンリに「なんで信楽焼?」「父ちゃんがいつもこれでお酒を飲んでいたので」みたいな台詞のやり取り一つでもあったら、久し振りに連ドラとしての連続性が担保されたと思う。作り手はこんなことも気付かないのか、それとも視聴者におんぶにだっこなのか。呆れるしかない…

非常識な喜美子と、武志の恋バナのフラグを立てただけ…

主題歌明けは、喜美子が窯業研究所にいる武志(伊藤健太郎)に電話をする場面。二日酔いで、アンリが行方不明で、それを 釉薬を学習中の息子にわざわざ電話をして、あれこれ確かめようとする非常識さ。明らかに、武志と研究所の事務員?石井真奈(松田るかさ)との恋バナのフラグと立てたいだけ。

このシーンで、武志の母親が「信楽で知らない人はいない有名な陶芸家・川原喜美子」と言われて、武志が照れる瞬間があった。普通なら、照れて可愛い息子に見えて当然なのだが、仕事?中に母親の電話を繋いで貰えるのは、やはり他人が武志を気遣うと言う意味での「親の七光り究所」をように見えてしまった。

武志が自分と両親の関係をどう捉えているのか一瞬見えた!

しかし、本作では珍しいと思えた描写があった。ナレーション処理ではあったが、喜美子と八郎(松下洸平)の関係(結婚から離婚)の経緯と、両親の噂を度々耳にすることを武志があまり良く思っていないように映像化してあった。

これまで、 高校2年の武志は進路に悩み続けるが、その5年前に離別した父・八郎を訪ねて相談した結果、陶芸家を目指すことを決意し、その後京都の美術大学に合格・卒業するが、武志は自ら家を出て、信楽窯業研究所に行く…この程度しか描かれなかった。

でも、今回は武志と研修室の指導者・掛井武蔵丸(尾上寛之)との会話で「子どもの名前」と通して武志が “自分の親子関係” をどう捉えているのか、一瞬、僅かであるが描かれたのは良かったと思う。先週までの武志は完全な脇役扱いだったから。

やはり、3月から “新たな母と息子の絆” を描く(らしい)のなら、別居しているからこそ今回のように常に母と子をワンセットで描き続ける必要は大いにあると思う。

松下洸平サンと林遣都サン目当ての視聴者向けのファンサービスか…

続いてのシーンは、居酒屋「あかまつ」で再会する八郎と八郎を呼び出した信作(林遣都)。外はまだ明るい時間帯(とは言え、夕暮れ風の照明にはなっていたが)で、観光課長で忙しいと言っているのに先に酒を飲んで酔っぱらって待っている信作。

なんか、本当に松下洸平さんと林遣都さん目当ての視聴者向けのファンサービスみたいな内容の無さ。劇中での二人は久しぶりの再会に抱擁して喜んでいたが、こちらはどんどん話が飛び飛びに進んで、懐かしいなんて気持ちは、これっぽっちも湧かずに終了…

アンリが今後の喜美子に影響を与える人物なら許せるが…

そして、12分過ぎ、何のドラマチックな、印象的な台詞も演出もないまま、アンリが戻って来ちゃった。そして、先日の大酒飲みの時に、喜美子が「ハチさん…」を連呼して泣いていたと言っていた。これも、また次回のアバンで時間軸巻き戻して回想シーンで盛り込むのだろうか?

喜美子が簡単にアンリと言う女性に心を開くのも不自然だし、アンリは元スキャンダル女優だから破天荒な雰囲気を醸し出しているつもりだろうが、やはり、喜美子とアンリが「同居する」と言う展開に進むのが早過ぎるし、今一つ理解し難い。前回の感想に書いたように、アンリが3月に活躍するちや子(水野美紀)までの “繋ぎ役” なら、二人の関係をもっと丁寧に描いても良いと思う。

もちろん、アンリが今後の喜美子に大きな影響を与える重要人物であるなら…と言う限定付きだが…

あとがき

別に、観ても観なくてもどうでも良い15分間でしたね。結局、どうやら喜美子は未だに八郎を忘れられないらしいことが分かっただけ。まっ、今週のサブタイトルが『もういちど家族に』ですから、“元サヤ” に戻るかどうかで1週間引っ張るのでしょうか? 完全にネタ切れのような気配も漂いますし。

それにしても、ここまで興味関心の乏しいエピソードばかり並べて、制作陣はどう思いながら作っているのでしょうね。そんなことを思っても、今月中にはオールクランクアップして、僅かな望みも終了になりますが(困)

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
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第11週『夢は一緒に』
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第12週『幸せへの大きな一歩』
67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
第13週『愛いっぱいの器』
73 74 75 76(Vol.1) 76(Vol.2) 77 78
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第15週『優しさが交差して』
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第17週『涙のち晴れ』
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第18週『炎を信じて』
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第19週『春は出会いの季節』
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