10の秘密 (第5話・2020/2/11) 感想

関西テレビ制作・フジテレビ系・火9ドラマ『10の秘密』(公式)
第5話『逆襲せよ狙うは元妻の三億円』の感想。
10年前の火事の真相に傷ついた瞳(山田杏奈)は、圭太(向井理)を軽蔑し家を出た。圭太は、由貴子(仲間由紀恵)が瞳の誘拐を仕組んだだけでなく、データを3億円で取引し、手帳を使ってさらに3億円を得ようとしていると知って憤る。一方、菜七子(仲里依紗)は、瞳と頻繁に連絡を取る翼(松村北斗)に違和感を。圭太からそのことを詰問された翼は、自分の過去について告白を始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:後藤法子(過去作/銭の戦争、家族ノカタチ、嘘の戦争、愛を乞うひと、ベトナムのヒカリ)
演出:三宅喜重(過去作/結婚できない男シリーズ、銭の戦争、嘘の戦争) 第1,2,4話
宝来忠昭(過去作/僕の初恋をキミに捧ぐ、家政夫のミタゾノ3、セミオトコ) 第3,5話
中西正茂(過去作/嘘の戦争)
音楽:林ゆうき、橘麻美
主題歌:秋山黄色 「モノローグ」(Sony Music Labels)
流石に人を殺そうとする時に「母」を連呼するのは頂けない
次週、第6話の予告編で元気に走り回っている圭太(向井理)を見てしまったから、あんな思わせぶりなエンディングにする意味はないのに。それに、細かな事情は知らないが、目の前の年上の男を殺そうとしている若者・翼(松村北斗)が、こんな丁寧な言い方をするだろうか?
翼「何で母を殺したんだよ!」
普通、「母さんを…」とか「おふくろを…」でないの? その他にも妙なカメラワークがあったり、劇伴の尺が足りないのか妙な編集点で楽曲を繰り返したり、今回は脚本と演出が、これまでで最も残念だった。
もう少し「秘密」を交通整理して描けば、面白くなると思う
ただ、全体的には、前回の “おさらい回” があっての、 この第5話から「新章」、「後半戦」としては、これまで引っ張り続けた “謎の男・翼” の正体を一部ではあるが明かしたのは良かった。
何せ、タイトルが『10の秘密』のため、今回でやっと「5つの秘密」が明らかになったものの、まだ「残り5つの秘密」が “謎” として小出しに描かれるわけで、もう少し「秘密」だろうが “謎” だろうが、交通整理をして描いてくれれば、もっと面白くなると思うのだが…
今回の感想は “ダメ出し” ばかりのようになってしまいましたが、これは私の期待感が高いからこその愛のムチってことです。感想からは読み取れないと思いますが、結構楽しんで観ていますよ。
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