病室で念仏を唱えないでください (第4話・2020/2/7) 感想

TBS・金曜ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(公式)
第4話『救命拒否奇跡起す千手観音!?』の感想。
なお、原作の漫画、こやす珠世「病室で念仏を唱えないでください」(小学館)は、未読。
全ての患者を受け入れたいと言う松本(伊藤英明)に研修医の田中(片寄涼太)が反発。大病院の御曹司である田中は医療には限界があると考えていた。一方、児嶋(松本穂香)は濱田(ムロツヨシ)から手術の助手に指名され、救急と関わらないよう忠告される。そんな折、階段から転落した男性・長沢(本並健治)が一刻を争う容体に。ところが、駆け付けた長沢の妻・奈穂(中島ひろ子)が手術の中止を訴える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:こやす珠世「病室で念仏を唱えないでください」(漫画)
脚本:吉澤智子(過去作/あなたのことはそれほど、きみが心に棲みついた、初めて恋をした日に読む話)
演出:平野俊一(過去作/S最後の警官、カンナさーん、インハンド、ノーサイド・ゲーム)) 第1,2話
岡本伸吾(過去作/隠蔽捜査、TAKEFIVE、大恋愛、インハンド) 第3,4話
泉正英(過去作/わにとかげぎす)
音楽:井筒昭雄(過去作/民王、99.9、トクサツガガガ、俺のスカートどこ行った?、Heaven?)
主題歌:三浦大知「I'm Here」(SONIC GROOVE)
患者の娘が研修医/田中に言ったこの言葉が胸に突き刺さる!
今回は凄過ぎるぞ。もう、観た人にしか伝わらなくてもいい。階段から転落した父親の見舞いにも来ない母・奈穂(中島ひろ子)に対して、娘・沙織(美山加恋)が、研修医の田中(片寄涼太)に言ったこの言葉が胸に突き刺さる…
沙織「病気すると 見ないようにしてきた家族の問題が
はっきりしますね 情けないです…」
これ、本当に自分の家族が重病になったことがある人なら、誰でも? 思うことだと思う。こんなリアリティーある台詞を聞いた医療ドラマの記憶がない。
病床の家族に会いたくない親族の気持ちを直球で描いた!
その上、夫の見舞いに来ない妻の気持ちを主人公の松本(伊藤英明)が宮寺(泉谷しげる)に相談した時の答えも凄かった。
宮寺「会うのが怖いのかもしんないねえ
変わったゃった家族の姿を見るのがさ」
これも、実に核心をついた台詞だ。この2つを聞けただけでも、第4話を観た価値はあると思う。
あとがき
凄い展開になりましたね。児嶋(松本穂香)が活発に動き出して、益々面白さが増してきました。今回は、「千手観音」だけでしたが、個人的には、もっと “仏教要素” を取り入れて欲しいです。次回に、大いに期待します!
|
|
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
【メーカー特典あり】 I'm Here(CD+Blu-ray Disc)(特典あり:内容未定)
病室で念仏を唱えないでください (1) (ビッグコミックス)
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/13803/
- 関連記事
-
- スカーレット (第108回・2020/2/8) 感想 (2020/02/08)
- コタキ兄弟と四苦八苦 (第5話・2020/2/7) 感想 (2020/02/08)
- 病室で念仏を唱えないでください (第4話・2020/2/7) 感想 (2020/02/07)
- スカーレット (第107回・2020/2/7) 感想 (2020/02/07)
- アライブ がん専門医のカルテ (第5話・2020/2/6) 感想 (2020/02/07)