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スカーレット (第106回・2020/2/6) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第18週『炎を信じて』の 『第106回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


穴窯での窯焚(た)きを成功させた喜美子(戸田恵梨香)。昭和53年、40歳になった喜美子は女性陶芸家の草分けとして活躍している。喜美子の作品は高値で売れて借金を返済。暮らしはだいぶ豊かになっている。武志(伊藤健太郎)は高校2年になって、そろそろ進路を決める頃ある日マツ(富田靖子)が旅行に出かけ、喜美子が武志と二人で過ごしていると信作(林遣都)がきて喜美子に中身を言わず武志に届けものを渡して去っていく
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

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アバンから火曜日までと"別の作品"を見ている錯覚に陥った

前回の感想と同じ文章で恐縮だが。 本作は、月と火は適当で、水曜日から金曜日が本番で、土曜日は次週への橋渡し…と言う構成が多い。だから、水曜日で大きく動くはず…と、いつも書いている。で、その通りに前回の水曜日では、9年間(7年間との解釈もあるようだが)をアバンタイトルからすっ飛ばした。

そして、武志役が大人版になったのと、喜美子(戸田恵梨香)の羽振りの良さをアバンタイトルから、あれだけ印象的に描かれると、火曜日までと “別の作品” を見ている錯覚に陥った…

約1年間を3週半も割いて描いたのに、7年間はすっ飛ばすの?

主題歌明けから始まったのは、マツ(富田靖子)の唐突なきっかけから~の「めでたし めでたしの話」。

喜美子の「もう 7年になるかなあ…」から始まったから、松永三津(黒島結菜)が弟子入りして来た第81回(2020/1/8)から、喜美子が武志(中須翔真)を連れて大阪に遊びに行った第101回(2020/1/31)までが、昭和44年(1969)喜美子32歳。喜美子が穴窯のために借金をした第103回が、翌年昭和45年(1970)喜美子33歳ってことのようだ。

どうでも良いことだが、三津が登場してから八郎(松下洸平)が家を出て行く(離婚は翌年)まで、約1年間を3週半も割いて描いたことになる。7年間は、すっ飛ばしたのに…だ。

暇がある度に家族で「出世&成功物語」として語り合うの?

で、どうやら「めでたし めでたしの話」と言うのは、如何に喜美子が苦難を乗り越えて成功したかを、自ら話すと言うことらしい。まず、不自然なのは、アバンでのマツの言い方と武志の言動から察すると、八郎が居なくなった母子家庭の川原家では、度々家族で「めでたし めでたしの話」を話すのをやっているのか? ってこと。

例えば、酒の席で喜美子が酔っぱらうと、幼馴染の前で「喜美子、恒例の自慢話が始まった」的に語られるなら自然に映るが、暇がある度に家族で「苦労話」を「出世&成功物語」として語り合うのは、どうも私には馴染まない。

名声より穴窯でええ作品を作るのが喜美子の本心でないの?

馴染まないと言えば、喜美子は、自分が有名になった “きっかけ” が、ちや子(水野美紀)が書いた記事だと嬉しそうに言っていたのが馴染まない。なぜ、馴染まないのかと言うと、少なからず喜美子は自分の作品を陶芸展に出品して評価されるのを目指していた。

自分が作りたいものを作って、それが売れなくても良いとさえ言っていたように思う。第98回では、穴窯の新聞取材記事に喜美子の名も顔も無かったことに対して、喜美子は「大事なんは 穴窯で ええ作品を作ることなんちゃうの?」と食って掛かる。

その喜美子に対して八郎は「売れるための名声を手に入れよう」と提案するが、 「せやったらハチさんの名前で売ればええねん!」と、あくまで “自分が作りたいものを作る” のが喜美子だった。

知人が書いた"提灯記事"で得た名声で喜ぶのが喜美子なの?

だから、古くからの知り合いが書いた「提灯記事(と言ってしまっては可哀そうかも知れないが、現実だ)」に火が点いて、雑誌や新聞で騒がれて “有名な陶芸家” として認められて、喜美子は本当に嬉しいだろうか? ってこと。

やはり、ここはきちんと受賞式のシーンと、窯業研究所の所長・柴田寛治(中村育二)と美術商の佐久間信弘(飯田基祐)が喜美子の作品を評価するシーンと、贅沢を言うならジョージ富士川(西川貴教)が称賛するシーンが不可欠だったと思う。

常治がマツの夢枕に立つ映像は、作っても良かったと思う

昭和53年の東京では、間違いなく「テレビ」のことを「テレビジョン」とは言っていなかったが、信楽では「テレビジョン」と言っていたのだろうか?

なんて、つまらないことを考えていたら、今度は13年前、昭和40年(1965)喜美子27歳の時に亡くなった父・常治(北村一輝)がマツの夢枕に立ったってお話。ここも、久し振りに北村一輝さんにご登場願って、幽霊役を面白おかしく演じて貰ったら良かった。映像が無いから、ただの話で終了。これの何が、楽しくて、めでたいのか理解出来ない…

今回が、第1回で良かったのでは?

6分過ぎに「めでたし めでたしの話」が終わってからの9分間は、1.5倍速再生でも長く感じた。ここまで、描くべき部分や視聴者が観たい部分を端折って、違和感は増えるし、モヤモヤも増えるし、不快な部分も増えて、視聴者置いてけぼりで話を進めるなら、今回が第1回でも良かったと思う。

だって、「めでたし めでたしの話」には、「大阪の荒木荘での女中修行時代」を描いた最初の2か月間は何ら影響を与えたようには見えないし、絵付け師修行時代も、八郎との夫婦生活も、ほぼ現在に影響を与えていないように描いたのだから。

今回が第1回で、詳しく書くのは避けるが、武志が病気になって医者役で稲垣吾郎さんが出演するのは報道済みだから、もう女中修行も陶芸家も必要なしで、最初から、陶芸家のお母さんが息子の病気のために…(自粛)で良かったと思う。

あとがき

これね。全く別の視点から本作を見ると、こんなことも思いつきます。例えば、八郎が武志の小さい頃に死んじゃう(本当は、人の死をドラマで安易に使うのは否定派ですが)設定にして、八郎の幽霊が喜美子の夢枕に立って、あれこれアイデアを出す…なんてのは、『わろてんか』や『まんぷく』風。

また、『カーネーション』風に八郎が不貞をして出て行って、お涙頂戴のホームドラマにだって出来たはずです。それらもやらず、ただ、「幼少期」「荒木荘」「イチャイチャ」「女性陶芸家」をただ、順列繋ぎにしただけで、繋がりがありません。これは、連ドラとして致命的だと思います。

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
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67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
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73 74 75 76(Vol.1) 76(Vol.2) 77 78
第14週『新しい風が吹いて』
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91 92 93 94 95(Vol.1) 95(Vol.2) 96
第17週『涙のち晴れ』
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