スカーレット (第103回・2020/2/3) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第18週『炎を信じて』の 『第103回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


大阪から戻ってきた喜美子(戸田恵梨香)は、薪代をまかなうために借金をして穴窯での窯焚きを再開。試し焼きで、望んでいた色の片りんが出る。窯焚きの失敗は6回にも及ぶが、喜美子は諦めず試行錯誤を続け、ある仮説にたどり着く。だが実行するにはお金が足りなくなる。その頃、八郎(松下洸平)と喜美子の別居の噂が街に広まり、かわはら工房への発注が激減。そこに以前、大量注文してくれたひろ恵(紺野まひる)がやって来て…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

いよいよ"私の推測ゆえの読み物"に、どんどん近づく本作!

いよいよ、『第90回・2020/1/18の感想』に書いた “私の推測ゆえの読み物” に、どんどん近づく本作。穴窯は作ったし、不倫騒動もなく三津(黒島結菜)は出て行ったし、 八郎(松下洸平)も出て行き(一度戻って来て)その後に離婚も、完全に視野に入って来た。

だから、今週は「八郎退場劇」と、土曜日の感想に書いた「9年間の時間経過と武志役の交代」だ。当blogの読者さんは、そのつもりで観ていた方が良いと思う。そう、どっちにせよ 喜美子(戸田恵梨香)の穴窯の窯焚きは成功し、八郎はそれを見届けて喜美子と離婚し退場すると…

「第3回目」以降の窯焚き実験が、ほぼ日めくりカレンダー状態…

主題歌明け。確かに「かわはら工房」で働くのが喜美子しかいないから、これ見よがしに「喜美子が陶芸をやっているシーン」の連続だ。まるで、「女性陶芸家の朝ドラ」のように、土はこねるし、窯焚きも頑張る頑張る。

本来ならば、1か月以上前に、こんなシーンばかりを毎日観たかったのだが、完全にお預けを食らった今さら感の上に、今となってはこれしかないであろうナレーション処理で、「第3回目」以降の窯焚き実験(試し焼き)が、ほぼ日めくりカレンダー状態の表現となり、ほぼ表面的な意味合いしか無くなったのが残念でならない。

でも、もう、こんな泥縄的なことしか出来ないと思う。だって、あと2か月を切っちゃったから。

そもそも、喜美子って「小皿200枚」の他に仕事をしたっけ?

8分過ぎに、こんなナレーション↓で、喜美子の現状が語られた。

N「八郎と離れて暮らしていることが
   やがて信楽中に知れ渡り
   喜美子に仕事が回ってこなくなりました」

え~と。そもそも、最近の喜美子の仕事は、穴窯作りの始まるずっと以前の「小皿200枚」以降、注文が入っていたようには映っていない。それに、薪代をまかなうために借金をして穴窯での窯焚きを再開すると言っていたが、薪代を節約するために山に気を拾いに行ったのも1度か2度、あとは母・マツ(富田靖子)が内職しているだけ。

喜美子は "「果報は寝て待て」の人" になっちゃったの?

本作って「信楽初の女性陶芸家の朝ドラ」と言う一面の他に、ホームドラマの一面もあるのだから、まずは、ダメ元で喜美子のすぐ下の妹の直子(桜庭ななみ)と喜美子の一番下の妹・百合子(福田麻由子)に相談しても良いし(だって、大阪時代の喜美子の仕送りで育った訳だから)、幼馴染で親友の照子(大島優子)に相談したって良いと思う。

確かに、現実的に、きょうだいや親友と金銭の貸し借りをするのは言い出し難いし、しない方が良いとは思う。でも、それを今やれば、喜美子が今置かれている状況が、本当に切羽詰まっていることも描けるし、「やりたいことのためには何でもやる」と言う気合も描けると思うのだが、なぜ本作はやらない?

やった方が良いことをせずに、以前、大量注文してくれたひろ恵(紺野まひる)を登場させるのは、安直過ぎるし、喜美子は「果報は寝て待て」の人に見えてしまった。

いっそ最初から、モデルの人生をそのままドラマ化した方が…

残り2か月になったから言うべきか、2か月の今だから言うべきか分からぬが。これも私の推測だが、戸田恵梨香さんが作陶のシーンを演じるのが難しいから、「陶芸家としての修業のくだり」を「大阪時代の荒木荘での女中修行のくだり」に置き換えた。

喜美子のモデルは、「弟子の女性と不倫し、その後に離婚」を「不倫をカットし、陶芸家としての考え方の違いで離婚」に置き換えた…と、思っている。決して、モデルとなった神山清子さんを卑下するつもりは毛頭ないが、いっそ、最初からモデルの人生をそのままドラマ化した方が良かったと思う。

陶芸のシーンが難しいなら、出来そうな俳優や女優を選べば良いだけのこと。女優とは言え、短期間で演出家の要求に全て応えられる訳ではないと思うから。

土曜日に大久保が喜美子を叱り諭さなかったのが悔やまれる

そして、終盤で草間(佐藤隆太)が訪れた。恐らく、草間は土曜日の元・荒木荘の住人たちと同じで、喜美子の愚痴を聞いて励ます担当として、すぐにいつも通り信楽を去ると思う。

ここで考えたのだが、土曜日の元・荒木荘同窓会的な場面で、せめて、せめて、女中の師匠である大久保(三林京子)だけは、喜美子をヨイショせずに、現状を良く聞いた上で、「もう一度自分を見直さなあかん」と叱り諭すシーンがあったら良かったと思う。

土曜日にそれがあって、月曜日には山に枝を取りに、借金はきょうだいや照子に、新しい仕事はひろ恵が…となれば、それなりに恰好がついたと思う。

あとがき

土曜日に描かれた元・荒木荘同窓会的な場面は、ただ一部の視聴者と喜美子を喜ばせるだけだったようですね。そして、今回の草間も。モデルの人生をなぞらない選択をしたのなら、これまで見て来た感じでは、八郎は喜美子を支える方が自然に思います。まっ、八郎は退場するので今さら言っても遅いですが。

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
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第2週『意地と誇りの旅立ち』
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