アライブ がん専門医のカルテ (第4話・2020/1/30) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『アライブ がん専門医のカルテ』(公式)
第4話『愛する人を亡くしたら…悲しみを癒やす医療』の感想。
匠(中村俊介)のことを考える心(松下奈緒)と京太郎(北大路欣也)は、元気がない漣(桑名愛斗)を思いやる。そんな中、出勤した心に警察から連絡が。そこで心は、匠が事故に遭った現場にいた理由を知る。一方、治療の副作用について説明を受けた乳がん患者の莉子(小川紗良)は、同じ病気を経験した薫(木村佳乃)に相談を持ち掛ける。その頃、心は京太郎の様子が気になり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
お知らせ
本家のブログ(https://director.blog.shinobi.jp/)ですが、2020年1月24日(金)の23時頃までは普通に表示されておりましたが、1月25日(土)の朝8時から、本家のブログの表示も管理画面へのログインも不可能なため、全ての作業が不可能な状況です。これほ、忍者ブログさんの復旧を待つしかありません。
なお、1月30日(木)時の23時点で、忍者ブログさんから新規の投稿が出来るような「復旧の見込み時間など」の詳細な連絡はありません。
従いまして、本家ブログが復旧するまでは、この本家のミラー&トラックバック用ブログ『ディレクターの目線blog@FC2』のみ更新し、本家は復旧次第に更新します。ご不便をおかけして申し訳ありません。
原作:なし
脚本:倉光泰子(過去作/ラヴソング、突然ですが明日結婚します) 第1,2,3,話
神田優(過去作/アリバイ崩し承ります) 第4話
演出:髙野舞(過去作/隣の家族は青く見える、セシルのもくろみ、昼顔) 第1,2話
石井祐介(過去作/SUITS/スーツ、民衆の敵) 第3,話
水田成英(過去作/小説王、医龍4)
音楽:眞鍋昭大(過去作/後妻業、ミス・ジコチュー天才天ノ教授の調査ファイル)
主題歌:須田景凪 「はるどなり」(unBORDE / ワーナーミュージック・ジャパン)
家族を失った気持ちが簡単に整理出来ない事を明瞭に描いた
個人的なことで恐縮だが、当blogの読者さんならご存知と思うが、昨年11月に実母を亡くした。私は、その時の気持ちをブログに書いて、明確に “一定の” 心の整理がついた経験がある。
“一定の” と断った理由は、3か月経っても「実母が亡くなった」と言う実感よりも、「お母さんは何処かで生きている」と言う感覚の方が強いから。それは、毎日お経を唱えたり、実家に電話を掛ける癖が無くならないと言う理由もあるが。それでも、親しい人間がこの世に居ないと言う実感はわかないものなのだ。
"医師の病"が"患者の診察"に影響を与える事を描いた意欲作
そして、本作の今回は、『がん専門医のカルテ』と題しながらも、がん患者は飽くまでも脇役で、主人公・心(松下奈緒)が夫・匠(中村俊介)を亡くした心情の描写に専念した。これは、連ドラの第4話と言う全〇話の中盤前としては異例だと思う。
普通は、最終回や最終回直前でやることだから。医療ドラマとして、「主人公の医師の感情が患者に大きな影響を及ぼす」と言うのを、ここまでストレートに描いた作品は無かったように思う。“医師の病” が “患者の診察” に影響を与えることを、正直に描いた医療ドラマとして大きく評価したい。
あとがき
特に良かったのは、今回の心の家族のパーソナルな話に、無理に薫(木村佳乃)を絡めなかったこと。恐らく、大人の事情としては、松下奈緒さんと木村佳乃さんを同等に扱いたいはずなのに、それをやらずに『アライブ= 生存して、生きていて』の方に重心を置いて描いたことは大いに評価したいです。
「医師も一人の人間」であることを描いた人間ドラマとして秀作の1回だと思います。
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★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/13772/
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